アリスヴィクトリア
・在厩場所:ノーザンファーム早来
担当者「この中間は坂路調教を週に5回行い、その内の2回は周回コースでの乗り運動の後に坂路入りし、終いはハロン14秒までペースアップする等、精力的な乗り込みを続けています。これだけの調教量にもかかわらず、疲れを見せることはありませんし、馬体に関しても不安なところはありませんね。軽くて柔軟性のあるフットワークで、かなり良い動きを見せていますよ。1月上旬産まれということもあり、完成度が高く早期から活躍できそうで、楽しみは大きいと思います。馬体重は452キロです」(5/15近況)
ミアネーロ
・在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「この中間はリフレッシュ目的で、ウォーキングマシンのみのメニューを行っていましたが、現在は坂路コースと周回コースを併用した乗り込みを行っています。坂路ではリフレッシュ前と同様にハロン15ペースまで進めていますが、このペースでの手応えは段々と良化してきていますし、この感じであればさらなるペースアップも視野に入れることが出来そうですね。ただ、精神的には良くも悪くも大人しくありませんので、これが悪い方に向くことが無いよう注意しながら、移動を目指して進めていきたいと思います。馬体重は518キロです」(5/15近況)
プリュノワール
・在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「その後も舎飼で様子を見ていましたが、患部の状態は順調に良化していましたので、この中間からは曳き運動を開始しています。まだリハビリを始めたばかりなので歩様のスムーズさにはやや欠けるものの、まずは1つステップアップ出来たことは良かったですね。ここまでは軽いメニューとは言え、運動を行っても脚元の状態が悪化することなく進められていますし、今後についても馬の様子や患部の状態を見ながら、リハビリを進めていきたいですね。馬体重は466キロです」(5/15近況)
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アリスヴィクトリアは完成度が高い分、伸びシロがどうか?という心配はあるも、450キロ台とは思えない馬体の迫力と動きの良さはピカイチ。ホント、無駄な怪我さえしなければ結果は付いてくる馬。そろそろ移動の声が届けば嬉しいのですが。
ミアネーロは当初の予定よりも入厩が遅れる?かもしれませんが、リフレッシュを挟みながらじわじわ負荷を強化中。ドゥラメンテ産駒らしい気性と体質なので、難しさが出てこないように引き続き丁寧に接していって欲しいです。
プリュノワールはこの中間から曳き運動を開始。歩様にはまだまだ危うさを感じるも、動かすことでストレスは発散できる筈。落ち着きが増してきてくれれば嬉しいです。