アースコンチェルト
・在厩場所:栗東トレセン
・次走予定:第1回阪神開催
・調教内容:22日に坂路コースで時計
斉藤崇師「先週末にCWコースで追い切りを行い、その際は6ハロン84.5秒で、ラスト1ハロン13.0秒のタイムを馬なりでマークし、全体・終い共に纏まりのある走りが出来ていました。ただ、ゴールを過ぎたところで止めようとしたところ、追い切りを開始した他の馬につられてそのまま1周してしまい、5ハロン74秒で、終い1ハロン13.6秒のタイムを出してしまいました。以前よりはコントロールが利くようになっているものの、今回のようなシチュエーションになってしまうと、なかなか止まってくれないですから、その点には注意して調教を進めていかないといけません。今週は22日に坂路で追い切りを行い、テンからやる気を見せた為に全体の時計が速くなってしまって51.2秒出てしまいました。乗り難しいところはあるものの、2周してもへこたれない体力の持ち主ですから、レースでもそのような条件を使っていく方が良さそうです。来週の競馬も視野に入れていますが、具体的な番組につきましては、週末と来週の追い切りの動きを確かめた上で検討させていただきます」(2/22近況)
助 手 19CW稍 84.5- 68.5- 53.4- 38.5- 13.0 馬なり余力
団 野 22栗坂重 51.2- 38.9- 26.7- 14.0 一杯に追う
スカイゲイザー
・在厩場所:栗東トレセン
・次走予定:第1回阪神開催
・調教内容:22日にCWコースで時計
松永幹師「帰厩後も順調に進められていましたので、22日にCWコースで併せて追い切りを行っています。道中はスカイゲイザーが先行し、直線で古馬1勝クラスの外側へ併せて0.7秒遅れてゴールしています。まだ自分から進んで行くほどの前向きさが見られないことから、今回からブリンカーを着けています。自らハミを取っていくほどではないものの、最後まで走ろうとする姿勢は見せていますし、効果は感じられますよ。最後は遅れてしまったものの、長め1本目でもありますし、馬場が重い中でもラスト1ハロンは12秒を切っているぐらいですから、よく動けるようになっていると思います。週末と来週の動きを確かめた上で、具体的な番組について検討していく方針です」(2/22近況)
助 手 22CW重 84.8- 68.9- 53.7- 38.0- 11.9 一杯に追う ヤマニンループ(古馬1勝)末一杯の外1.0秒先行0.7秒遅れ
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アースコンチェルトは週末はCWコースで週中は坂路でと追い切りを継続できているのは好感。体力面でのスタミナやタフさは大きな武器になりそうです。ただ、乗り難しさは相変わらずですし、上がりの時計が掛かってしまっています。レースでは1本調子の走りになってしまうんでしょう。また、このまま順調なら、来週の競馬でのデビューを視野にとのこと。体力が生きる舞台なら、来月4日の阪神・ダ2000mか5日の阪神・芝2200mのどちらかになってくると思います。
17日に帰厩したスカイゲイザーは早速坂路で軽く時計を出し、22日の追い切りはCWコースでビシッと。ブリンカーの着用効果で上がり重点で12秒を切ったのは少し前進かなと思いますが、直線で突き放されていることには変わりありません。もっとピリッとした脚を使えないと…。また、次走に関しては、週末+来週の追い切りを見てからということですが、おそらく来週の出走が有力でしょう。ただ、現状でレースを使ったとしても、前走時からの前進は期待できないと思います。