日曜小倉7R 4歳上1勝クラス(芝2600m)4着(3番人気) 鷲頭J
プラス14キロ。まずまずのスタートを切ると、道中は中団からレースを進めます。直線ではジリジリと脚を使ったものの、上位3頭とは離された4着でゴールしています。
松下調教師「馬体重は14キロ増えていたものの、牧場でもしっかりと乗り込んでもらっていましたし、帰厩後も調教自体は十分積んでいて、追い切りでの動きにも問題は無かったですから、太目残りということは無かったと思います。出来ればもっと早めに動いていくような競馬をしたかったですし、ジョッキーも促してくれてはいたのですが、馬がズブくて反応できませんでした。切れる脚を使えるタイプでは無いので、本来であれば4コーナーで前を射程圏に入れる競馬をしないといけないのですが、逆に前とは徐々に離される格好となってしまいました。正直今回の相手関係を考えると、ここは結果を残さないといけないと思っていましたし、減量騎手を起用することで一押し出来ればと思っていたものの、このような競馬となってしまい申し訳ありません」(レース結果)
これまでの競走内容を踏まえ、今後について協議を行った結果、誠に残念ではございますが、このまま引退させることといたしました。近日中に競走馬登録抹消の手続きを行わせていただき、16日のサラブレッドオークションに上場する予定です。詳細は後日書面にて出資会員の皆様にご案内申し上げます。
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障害入りを断念し、再度1勝クラスへ格上挑戦する道を選んだカルトゥーシュ。今回は実績のある小倉・芝2600m+少頭数の競馬で何とか変わってきてくれないかなあと願っていました。
パドックに登場したカルトゥーシュは前走からプラス14キロ。少し立派な馬体だったのは確かでしょうが、張り・艶はまずまず。少し煩い仕草は見受けられましたが、個人的には元気があると良い方に見ていました。
レースはまずまずのスタートから淡々と進めることが出来ましたが、スパッと切れる脚がない分、早めに先頭へ躍り出る展開・仕掛けを期待したのですが、勝負どころからのペースアップに対して反応できず。以前はスッと動くことが出来ていたのですが、走ることが嫌々になっているのでしょうねえ。4角手前で前との差が開いてしまうと、最後までその差を詰めることが出来ずにゴールへ流れ込むだけ。結果は4着なのですが、『これでは一生勝てないなあ』ということを痛感させられました。
ただ、4着という結果から、続戦もあり得るのかなと見ていたら、今後について協議を行った結果、引退することに。残念ではありますが、妥当な判断だと思います。
今後はサラブレッドオークションに上場し、新たな馬主で再出発することに。少しでも良い馬生を送ってくれることを今は願うばかりです。ひとまずお疲れ様でした。