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週末(7/9・10)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アマネセール

土曜福島1R 障害3歳上未勝利(障2860m)5着(1番人気) 森一馬J

まずまずのスタートから最初の障害を無難に飛越します。その後は好位の一角で流れに乗りますが、襷コースでバランスを崩してややポジションを下げると、その後もなかなか前との差を詰められず、約2年ぶりとなる障害戦は5着入線しています。

茶木調教師「小倉競馬場までの輸送がありながらもプラス体重でレースに向かうことが出来ましたし、太目感なく良い状態で臨めたかなと思います。普段から森一馬騎手が付きっきりで障害練習をしてくれていましたし、ジョッキーの感触も良かったですから、メンバーがそこまで揃っていないことを考えても好勝負が出来るのではないかと期待していました。ただ、襷コースに差し掛かった最初の障害でバランスを崩して落馬しそうになったり、落馬の煽りを受けるロスもありましたから、スムーズな競馬が出来なかったですね。レース後、森一馬騎手は『調教の感じでは良い競馬をしてくれると思っていましたが、いざレースに行くと、高い障害に少し戸惑うところがあり、襷コースの1つ目でバランスを崩してしまいました。ただ、すぐリカバリーすることが出来ましたし、その後もまずまず付いていくことが出来ました。でも、向正面で落馬の煽りを受けたにしては、勝負どころでは早々に手応えが怪しくなって置かれ気味になってしまいました。行きたがるところは見せていたものの、折り合いを欠くほどではなかったですから、久々の障害で息を入れる余裕がなかったのかもしれません。中京コースと違って小倉コースは障害が高く、それで気を使ってしまったように思いますが、慣れて行けばもっとリラックスして飛んでくれるようになるでしょう』とのことでした。障害戦は約2年ぶりということで、馬自身も慎重になっていたところはあると思うので、経験を積んで行けば最後までしっかり走ってくれるようになるでしょう。この後はトレセンに戻って状態を確かめてからになりますが、脚元の事もありますから、無理せず放牧に出して次走に備える予定です」(レース結果)

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・在厩場所:13日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧

茶木師「小倉競馬場からトレセンに戻って状態を確認したところ、脚元が少し張り気味ではあるものの、レースの疲労から来るものですから、時間と共に治まってくると思います。飼い葉食い含めて体調面も変わりありませんが、無理せず牧場へ出させていただきました。久々の障害戦で少し慎重に飛んでいましたし、ジョッキーも『上積みから次走はもっと安定感が出てくるでしょう』と話していましたから、次は変わり身を見せてくれると思います。次走の予定につきましては、ここと目標は定めずに、馬の状態を確かめながら検討していきたいと思います」(7/13近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain エバーフレッシュ

日曜小倉1R 3歳未勝利・牝馬(ダ1700m)9着(5番人気) 鮫島駿J

好スタートから促しつつハナを奪いに行こうとするものの、二の脚が付かず中団からのレースとなります。そのまま直線へ向きますが、ジリジリとしか伸びず中団で流れ込んでいます。

松永幹夫調教師「小倉競馬場までの輸送がありながらも、前走より更に6kg増えていたように、付くべき所に筋肉が付いて纏まりのある馬体になってきましたね。抜群のスタートを決めてくれましたから、そのまま好位で競馬が出来れば良かったものの、二の脚が付かず流れに乗ることが出来なかったですね。レース後、鮫島克駿騎手は『良いスタートを決めてくれたので、ハナに立とうとしたものの、二の脚が鈍いことに加えて、砂を被ると嫌がって余計に流れに乗り切れませんでした。最後はしぶとく伸びてくれていただけに、前半がもう少しスムーズなら違っていたかもしれません。砂を被って嫌がるのであれば、芝の長距離戦で消耗戦に持ち込むような競馬をさせてみるのも手かもしれません』とのことでした。外枠なら砂を極端に被ることなく流れに乗ることが出来ていたかもしれませんが、内枠でまともに砂を被ってしまいましたから、位置取りが悪くなってしまいましたね。ジョッキーの進言にもありましたように、次走は芝の長距離戦も視野に入れて検討していきたいと思います」(レース結果)

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・在厩場所:13日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧
・次走予定:8月28日の小倉・芝2600m

松永幹師「先週の競馬では、抜群のスタートを決めた割には、二の脚が付かず流れに乗り切れなかったことが全てでした。ジョッキーの話にもありましたように、次走は目先を替えて芝2600m戦に向かいたいと考えています。小倉競馬場からトレセンに戻って状態を確認したところ、脚元含めて気になるところはありませんでしたが、レースまで少し間隔が空くことから、本日牧場へ戻させていただきました」(7/13近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain カルトゥーシュ

日曜小倉2R 3歳未勝利(芝2600m)3着(6番人気) 鮫島駿J

好スタートから中団の外目に付けると、そのままの位置で1周目のスタンド前を通過し、1コーナー付近では先頭に並びかけます。2周目の3コーナー付近で先頭に立つと、最後の直線コースで粘り込みを図るも直線半ばで交わされ、惜しくも3着でゴールしています。

松下調教師「小倉競馬場までの輸送で極端に体重が減ることはなかったですし、到着後も暑さの影響を受けることなく良い状態でレースに向かうことが出来ました。ワンペースな馬ですが、この条件でバテない強みを活かすことが出来れば良い走りを見せてくれると期待していました。3着に敗れはしたものの、最後の直線ではもう一度差し返そうとする根性を見せてくれました。レース後、鮫島克駿騎手は『前半は無理せずペースが緩んだところで動いていきましたが、最後はサンセットクラウドに交わされてしまったものの、もう一度差し返そうとしたぐらいですから、この条件は合っていますね』とのことでした。出来れば勝ち上がって欲しかったところですが、この馬の力は示してくれましたから、次走こそは何とかしたいですね。この後はトレセンに戻って状態をよく確かめた上で検討させていただきます」(レース結果)

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・在厩場所:13日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧
・次走予定:8月28日の小倉・芝2600m

松下師「先週の競馬では、最後は交わされてしまったものの、ジョッキーがバテない強みを活かす競馬に徹してくれましたし、馬自身もそれに応えてよく頑張って走ってくれたと思います。小倉競馬場からトレセンに戻って状態を確認したところ、脚元含めて気になるところはありませんでした。優先出走権を獲りましたが、中途半端な条件を使うよりも、好走した条件にこだわって使う方がチャンスはあると思うので、次走は8月28日の小倉・芝2600m戦に向かいたいと思います。少し間隔が空くことから、本日牧場へ戻させていただきました。次走こそはしっかり勝ち上がれるように牧場サイドと連携を取っていきたいと思います」(7/13近況)

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f:id:yakifish:20200825181938g:plain レッドブレンナー

2022.07.10
7月10日レース後コメント(10着)

安田隆師「すみませんでした。前回に続いてスタートでトモを滑らせてダッシュがつきませんでした。ジョッキーもスタートには注意を払ってくれていたのですが、トモに力がないので踏ん張れずポンと出られないのでしょう。せめて普通に出てくれればといったところなんですが…。優先出走権がなく、間隔を空けないと出走できそうにないので、一旦短期放牧に出します。放牧先は浦河町の吉澤ステーブルで、近日中に移動する予定です」

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2022.07.13
函館競馬場→吉澤ステーブル
本日(水)吉澤ステーブルへ移動しました。

安田隆調教師「レース後は引き運動を続けて疲れを取ってきました。飼い葉食いはこれまで通りで問題なく、体も日に日に戻りつつあります。四肢に暑さや疲れからくる浮腫が見られるものの、徐々に治まってきているので、それほど心配は要らないでしょう。今朝(水)の馬運車で吉澤ステーブルへ放牧に出たところですが、時間もないので体調が整い次第、帰厩させてレースに備えることになっています」

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週末(7/9・10)に出走した出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。※土曜福島5Rでデビューしたサンデュエルは別記事にて。

やや小粒なメンバー構成の1戦とはいえ、約2年ぶりの障害戦で1番人気に支持されたアマネセール。森一馬Jが熱心に稽古を付けていること+障害試験の好時計が評価されたのかなと思いますが、前2回の障害戦は中京で置き障害を飛んでいくのみでしたが、小倉は専用の障害コースがあり、バンケットや襷コース、水郷などは未経験。くるっと回ってくるだけの中京で結果を出せていないのに、難易度が上がる小倉でいきなり結果が出るとは思えませんでした。

また、前回の障害戦では行きたがる面を覗かせていましたが、平地を再度経験することで折り合いや操縦性は高まったと思っていましたが、今回も行きたがる素振り。飛越に関してですが、以前から大きくは変わってきていないなあというのが率直な思いです。

実際のレースぶりですが、序盤は前々で流れに乗れていたのですが、第2障害のいけ垣を飛び越えたところでやや前へつんのめる形となってバランスを崩すと、行きっぷりが鈍化。森一馬Jの手応えは徐々に怪しくなると、飛越の度にジリジリ後退。また、淡々と逃げていたタガノペルマネンテは水郷を飛び終えたところから早めスパート。やや無茶な逃げに出たなあと見つつも、アマネセールは乱ペースに対応出来ず。その後は何とか落馬することなくゴールイン出来ましたが、物足りなさで一杯でした。確かにブランクは大きかったでしょうが、ついていけなくなっては…。

レース後のアマネセールは、久々の障害戦で脚元に傷・疲れが出ていないか心配でしたが、実際、少し張り気味とのことですが、時間の経過と共に解消してきてくれそう。ただ、無理は出来ないので一旦放牧に出ることを選択。13日にNFしがらきへ放牧済です。

正直なところ、飛越など障害馬としてセンスは感じられませんでしたが、約2年、障害から離れていた影響はあるでしょう。ですので、再調整後の1戦でどこまで変わってくるのかを見極めたいところ。今回の出走経験を糧に、見た目に変わってきたと感じられる変身ぶりを見せて欲しいです。逆に相変わらずモタモタして、自分から失速してしまうなら、平地に戻すことを再度検討しないとダメかなと見ています。

エバーフレッシュは細身の造りなので、小倉への長距離輸送で馬体を減らさないか心配でしたが、プラス6キロで出走できたのは○。見た目の雰囲気も良くなっていたと思いますが、その一方でチークピーシズを着用していても、物見をして、集中力がやや散漫。今回も砂を被るとフワフワしてしまうんだろうなあと覚悟しました。

レースに関しては、枠内でソワソワし、立ち遅れることを覚悟していましたが、前へ突進するタイミングでゲートがパンと開いたので、フライング気味の好発。鮫島駿Jはその優位性を生かす為にハナへ行こうとしましたが、左鞭を数発入れても、行きっぷりは変わらず。サッと外から来た馬たちに交わされてしまうと、キックバックを浴びる形になってフワフワと…。レース前から予測できたことですが、1角を回る時点でダメだなと確信しました。どこかのタイミングで外へ出せていれば、仕掛けていくことが出来たんでしょうが、向正面でも鞭が入るも、スピードアップは出来ず。勝負どころからはジワッと外目へ持ち出し、4角を回る時には大外へと持ち出すことは出来ましたが、その時点で前との差は大きくて…。また、道中で脚を溜めることが出来ていないので、直線でいざ追われてからも、ギアは上がらずに流れ込むのが精一杯でした。

速い脚が使えないので、ダートでも良いとは思うも、砂を被るとサッパリ。巻き返すには外枠という条件がつきますし、最終手段としてブリンカーを装着しないとダメでしょう。

レース後のエバーフレッシュですが、脚元等は大丈夫。そして次走では鞍上の進言もあり、来月28日の小倉・芝2600mで生き残りを賭けることとなりました。また、レースが開くことから、13日にNFしがらきへ放牧済です。

鮫島駿Jは『芝の長距離戦で消耗戦に持ち込む競馬』を進言してくれましたが、長丁場を走り切るにはスタミナ不足+体力不足の懸念が先立ちます。血統は1本筋が通っているのですが、5月生まれでも馬体面で成長が見られないのが残念でなりません。まあ、次がラストランになってくると思うので、悔いを残さないように仕上げてもらい、無事出走枠に収まることを願っています。

カルトゥーシュはキャリアを重ねるごとに走ることへの前向きさが乏しくなっていますが、今回はデビューの地・福島と似た小回り+右回りの小倉へのコース替わり。血統のイメージとはちょっと違い、スタミナは持ち合わせているので、どこかのタイミングで捲っていって、その後は前々で粘り込みを図る競馬を試みて欲しいなあと考えていました。また、入念に乗り込んできたことで仕上がり自体は良かったと思います。

レースは好発を決め、小脚が使えたので二の脚も上々。頭1つ抜け出し、そのまま主導権を握りにいけるかもと見ていたら、内枠の逃げ・先行馬が主張してくると今度はちょっと置かれる形になり、中団あたりまで下がってしまったのはビックリ。今回も厳しい結果になることを頭を過ぎりましたが、レースの流れが緩んでくれたのがカルトゥーシュにはラッキー。そして1周目のゴール板あたりからジワッと押し上げて行き、サッと外目の3番手をキープ。このポジション取りは鞍上の好判断でしたが、1番人気のサンセットクラウドにピタッとマークされていたのが…。2周目の3角過ぎから早めにアクセルを踏んでいきましたが、サンセットクラウドは悠々と対応。残り400mあたりで前へ出られた時は万事休すと思いましたが、鮫島駿Jも叱咤激励してカルトゥーシュを鼓舞。直線を向いてからも内から渋太く抵抗し、残り200mでは一瞬前へ出かけるも、最後は底力に屈して後退。そして苦しくなったところを2番人気のファベルも差し込まれて3着へ。交わされてからもパタッと止まらずに頑張ってくれました。ただ、上位2頭とは決め手の差がしっかり出てしまった感じです。

レース後のカルトゥーシュですが、ひとまず脚元等は大丈夫。次走への優先権を得ることは出来ましたが、『中途半端な条件を使うよりも、好走した条件にこだわって使う方がチャンスはある』ということで、エバーフレッシュと同レースとなりますが、来月28日の小倉・芝2600mに狙いを定めることとなりました。また、レースが少し先なので、13日にNFしがらきへ放牧済。

今回のレースはやりたいことがしっかり出来た中での3着。戦法や適性もハッキリ分かったと思います。まあ、勝ち上がるにはワンパンチ欲しいところですが、今回のレースをしっかり分析することで今回以上のレースをしてもらい、展開や相手関係に恵まれることを待ちましょう。出来れば、鮫島駿Jに騎乗して欲しいですが、夏は北海道を拠点にしていくようなので難しいかなあ?

レッドブレンナーは鞍上の進言で芝の短距離を狙ってきましたが、追い切りでは動くことが出来ていなかったので『芝で大丈夫?』という気持ちはありましたが、洋芝は合いそうなタイプ。あとはデビューから2戦が馬体に余裕のある中でのレースだったので、幾らかでも絞れて来てほしいなあと考えていましたが、マイナス2キロでの出走。本音はもう少し絞れて欲しかったですが、ひとまず前走時より増えなかったのは良かったです。

レースぶりは岩田康Jにお任せするのみでしたが、前回スタートでミスっているだけに五分のスタートを願っていましたが、悪夢の再現というかトモを滑らす形でゲートを出て、行き脚が付かず。よもやの後方追走からの競馬になってしまいました。そして最悪だったのが、ペースが緩んでしまったことで馬群が凝縮。途中で巻き返していくことは出来なかったですし、4角を回ってくる時にも前へ壁がある状態。直線では一瞬内を突くことを意識したと思いますが、スペースがなく、最後は無理をさせずに流れ込む形。悪くても掲示板を確保してくれると思っていただけに10着に沈んでしまったのは想定外。うーん。運もなかったです。

レース後のブレンナーですが、優先権を逃してしまった為に、節を稼ぐために吉澤ステーブルへ放牧済。残されたチャンスは1~2回でしょうが、移動後はさほど緩めずにトモの強化に専念してもらえればと思います。今の雰囲気だと次走でも芝1200mが有力かと思いますが、相手関係を考慮すればダートへ戻すこともアリでしょう。陣営にはどちらが勝ち負け・上位進出が出来るかを吟味してもらい、悔いを残さないように次走以降での奮起を期待したいです。