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外国産馬らしく完成度の高いイメージだったも、追い切りの負荷を高めると動き切れない現状。追ってからの甘さが目立つ。実戦を経験しつつ、体力が伴ってきてくれないとちょっと厳しそう。先々を見据えた競馬で少しでも上の着順をまずは目指して欲しい。★ボールドゾーン

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ボールドゾーン(牡・木村)父Mendelssohn 母Halo Dolly

日曜中山6R メイクデビュー中山 3歳新馬(ダ1800m)5枠7番 北村宏J

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:12日に南Wコースで時計

木村師「先週末は南Wコースで追い切りを行ったのですが、まだ体力不足な面が否めませんでしたし、敢えて長めからしっかりと負荷を掛けました。先週よりも幾らか状態は上がってきて動けるようになっていたかなと思いますね。これなら今週も南Wコースで負荷を掛けられると思い、12日に3頭併せの2番手を追走する形から、勝負所では2頭の間より脚を伸ばすと、最後は先行していた古馬1勝クラスのトゥザヒロインと同入、後ろから来た古馬2勝クラスのミアマンテには先着して終えています。レースで騎乗予定の北村宏司騎手に感触を確かめてもらったのですが『プレッシャーの掛かる状況でも気難しいところを見せずに良い動きをしていました』と話していたように、この馬なりには良い調教内容でしたね。少しずつ自分のリズムを守って走ることが出来てきましたし、まだベースは物足り無いところがあるものの、この追い切りで態勢は整ったのかなと思います」(1/12近況)

助 手 7南W良 98.5- 82.8- 68.2- 53.1- 38.4- 12.1 直強め追う
北村宏 12南W良 71.3- 55.4- 40.1- 12.4 馬なり余力 トゥザヒロイン(古馬1勝)馬なりの外0.3秒先行同入 ミアマンテ(古馬2勝)馬なりの内0.4秒追走0.1秒先着

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第1回中山6日目(01月15日)
6R メイクデビュー中山 3歳新馬
ダ1800メートル 混合 馬齢 発走13:00
枠    馬    馬名    性齢    重量    騎手
1    1    レッドフローガ    牡3    56.0    C.ルメール
2    2    キクノビースト    牡3    56.0    横山武史
3    3    ペンティメント    牡3    56.0    石川裕紀人
4    4    ダノンヒューマ    牡3    56.0    T.バシュロ
4    5    エイシンセブン    牡3    56.0    柴田大知
5    6    ダイヤモンドビーチ    牡3    56.0    木幡巧也
5    7    ボールドゾーン    牡3    56.0    北村宏司
6    8    ボールドライ    牡3    55.0    永野猛蔵
6    9    ウマダッチ    牡3    56.0    津村明秀
7    10    スペースソニック    牡3    56.0    杉原誠人
7    11    ショウナンワタリ    牡3    56.0    菅原明良
8    12    サクラグラシュー    牝3    54.0    戸崎圭太
8    13    レジェンダリーデイ    牡3    56.0    三浦皇成

○大田助手 「まだ緩さは残っていますが、トビが大きく重厚なフットワーク。ややワンペースなのでダートは合いそうです」(競馬ブックより)

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追加募集は1回のみと見ていたら、単独(1頭のみ)で2回目の追加募集馬にラインナップされたボールドゾーン。同世代の牝馬2頭が既に骨折し、期待していた1頭アースコンチェルトに喉なりが発覚と補強の必要性を感じていたので、出資は前向きに検討。外国産馬にしても落ち着きが目立ち、馬体は外国馬らしい筋骨隆々。距離適性は未知数も、ダート馬として計算できる馬だと思い、出資へと至りました。

育成時のボールドゾーンは、気の悪さを見せることなく、与えられた調教メニューを着実に消化。前向きさや背中の良さも褒められ、個人内での評価は常に高かったです。そして初入厩は9月中旬。競走馬としての第一関門・ゲート試験もスムーズにクリア。その後は一旦、NF天栄へ戻し、心身の更なる成長を促しつつ、鍛え上げてきました。

ただ、ここまでちょっとデビューが遅れたのは、馬房内で寝違えてしまった影響で、右トモの歩様を乱すアクシデントがあった為。負の連鎖を警戒しましたが、再度疲れ・反動が出ることがなかったのは不幸中の幸い。11月末に再帰厩を果たすと、デビューへ向けての追い切りを本格化させてきました。

最初は馬体を持て余している印象が強かったですが、追い切りは丹念に消化。本数を重ねるごとに動きの良さが出てきてくれるものと見ていたのですが、トモの緩さが残ることが影響しているのか、追い切りの内容を高めると動き切れない感じ。特に4日の追い切りでは6ハロンからの時計でしたが、ラスト1ハロンは13秒3。追ってから甘いというか頼りないところを露呈してしまいました。完成度は高いタイプかなと見ていましたが、内面がパンとせず、実戦を経験しつつ体力をつけていく中で変わってくることを期待しないといけない感じです。ちょっと自分の見立てが違っていました。

ですので、デビュー戦から好走を期待すると、ちょっと酷な感じ。トモがパンとしていない分、脚抜きの良いダートは走りやすいとは思いますが…。また、上位人気を集めそうな馬達は素材の良さを感じ、相手も揃っていると思います。

北村宏Jには先々を見据えた騎乗を心掛けてもらい、揉まれ込んだり、砂をいっぱい被らないように走ってきて欲しいところ。あとは追ってから甘い面が、実戦でもどういう形で出てしまうのかを冷静に見守りたいと思います。人気よりも上の着順に来れば、今回に関しては甘々ですが合格かなと考えています。