レッドマグナス
藤原英師「今朝(金)は自らが騎乗し、角馬場やダートコースを軽く乗ってみたのですが、テンションが高めで散漫といった様子でしたし、トモに疲れがあるのか全体的に硬く感じました。今になって疲れが出てきたのでしょうか。しっかりとしたケアを必要とする状況であるため、一旦放牧に出して立て直すことにしました。一度使って馬体の雰囲気は良くなっているだけにもったいないですが、仕方ありません。明日(土)ノーザンファームしがらきに移動させます」
2023.01.12
栗東:藤原英昭厩舎
本日は角馬場で調整しました。
助手「今朝(木)は角馬場で体をほぐしてからBダートコースでキャンター調整をおこないました。若干テンションの高さは気になりますが、筋肉など馬体の疲れはほとんど感じなくなってきています。テンションの高さについても、今日コースでサラッと乗ったことで解消するでしょう。このまま続けて使っていく予定ですが、レースについては早くても再来週から検討していくことになりそうです」
2023.01.11
栗東:藤原英昭厩舎
本日は角馬場で調整しました。
助手「レース後も状態面に問題はありません。元気一杯でフレッシュさを保つことができています。今日(水)までは角馬場でのダク、ハッキング調整にとどめてきましたが、明日にはコース入りする予定。そこでも違和感がなければ続戦が決まると思います」
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5日のレースで8着に敗れたレッドマグナス。その後も厩舎に滞在し、次走へ向け、徐々に進めていけそうな雰囲気でしたが、13日に藤原英師自ら跨った際に脚捌きに硬さを感じ、集中力も散漫。時間が経って、疲れや反動が表面化してきた感じです。そして疲れの程度から、一息入れて立て直す必要があることから、14日にNFしがらきへ放牧へ。
マグナスは精神面での弱さ・未熟さが目立つ馬なので、疲れを抱えたままの出走となると、走ることへの気持ちが萎えることに繋がりかねません。多くの実戦経験を積みつつ、何とか上昇を遂げて欲しいものですが、牧場では心身のリフレッシュを出来るだけ早い期間で完了し、その後は甘やかすことなく鍛え上げ、良い意味でのピリピリ感が芽生えてきて欲しいです。