アンブロジオ
日曜新潟4R 障害3歳上未勝利(障2850m)8枠13番 石神J
・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:19日に南Pコースで時計
菊沢師「19日に南Pコースで単走での追い切りを行いました。今週も石神Jに手伝ってもらっており、角馬場で障害を軽く飛ばせた後に時計をマークしています。ここまで順調に本数を積むことが出来ていますし、この後新潟競馬場までの輸送をこなさないといけませんから、ポリトラックでサッと脚を伸ばす形を採っています。軽快感のあるフットワークで最後まで走ることが出来ていましたし、全体的な動きに不安な点はありませんね。今週の練習でも無難に飛越できていたようにトレセンだと大丈夫なのですが、レース本番になると性格的な部分が影響しているのか、少し慎重になり過ぎるところがありますね。当日のテンションに依るところもありますが、レースではメンコを外してみても良いのかなと考えています。石神Jと相談した結果、23日の方に出馬投票させていただきました」(10/20近況)
石 神 19南P良 68.1- 53.5- 39.4- 12.0 馬なり余力
セラフィナイト
日曜新潟6R 3歳上1勝クラス(芝1800m)2枠2番 丸山J
・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:19日に南Wコースで時計
宮田師「19日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。道中はセラフィナイトが3頭併せの先頭を走り、直線へ向いてからは一番外目から脚を伸ばしてくると、最後はダノンアレーとドゥラドーレスという共に古馬3勝クラスの馬たちに半馬身ずつ遅れて終えています。格上馬を相手にやや遅れてしまったものの、並ばれてからは勝負根性を見せていましたし、先週よりも随分と動きは良くなりましたね。それに、ハミに突っ込んで走るような癖も少し解消されてきたように思います。また、馬体の張りや艶に関してもこの馬なりには良くて、まずまずのコンディションで今週の競馬へ向かえそうです。想定を見ながら番組を検討したところ、新潟・芝1800m戦に元気(丸山J)で出馬投票させていただきました。なお、前走着けたブリンカーはマイナスに作用していませんでしたし、今回も着用させていただきます」(10/20近況)
助 手 16美坂良 56.7- 41.5- 27.3- 13.6 馬なり余力
助 手 19南W稍 85.2- 68.2- 52.9- 38.2- 12.0 馬なり余力 ダノンアレー(古馬3勝)馬なりの外0.7秒先行0.1秒遅れ ドゥラドーレス(古馬3勝)馬なりの外1.4秒先行0.1秒遅れ
助 手 21美坂良 59.8- 43.9- 29.4- 15.1 馬なり余力
スノーグレース
日曜東京7R 3歳上1勝クラス・牝馬(ダ1600m)6枠10番 柴田大J
・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:19日に南Wコースで時計
中舘師「19日に南Wコースで追い切りを行いました。ここまでコンスタントにWコースでの追い切りをこなしていますし、レースに向けて疲れを残さない程度にサッと時計を出す予定だったので、単走で半マイルから55-40くらいで終えています。馬場が重かったこともあって、終いは少し乗り役に促される格好となったものの、動きそのものは軽快感があって良かったですよ。引き続き普段から落ち着いた様子で過ごせていますし、心身共に力を発揮できる状態にはあると思います。あとはレース当日の競馬に向かうまでのアプローチがどうなるかですが、前走もパドックではそこまで入れ込んでいたわけでは無かったですし、馬場入り後からスタートまでも特に問題は見られなかったですから、あの感じでいければ大丈夫でしょう。今回は初勝利を挙げた条件での競馬になりますし、少しでも良い走りを見せて復調のキッカケを掴めればと思っています。なお、鞍上は柴田大知騎手で出馬投票させていただきました」(10/20近況)
助 手 19南W稍 54.9- 39.3- 12.0 G前仕掛け
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日曜日(10/23)に出走する出資馬の出走記事をまとめて。
アンブロジオの前走は石神Jとの初コンビでの出走。レースが空いたこともあり、飛越に雑なところが目立ちましたが、最後は平地力を生かしての3着。ただ、勝ち馬は遥か前にいて、嬉しくない3着でした。
前走後はNF天栄でリフレッシュを図り、再度の新潟戦を選択。中間の調整に関しては、特別変わってきたことはありませんが、石神Jとの信頼度は増したと思うので、素直に前進を期待。また、相手関係を見ると、恵まれた感が強く、初障害馬の激走に合わなければ。ただ、アンブロジオはプレッシャーに強いタイプではないので、雑な飛越等から最後に詰めの甘さを覗かせる可能性も否定できません。
まあ、さじ加減といいますか、細かい修正点は石神Jの手腕で巧みにフォローしてもらえればと思います。そしてここで一区切りとなる障害初勝利を手にできることを強く願っています。
セラフィナイトは非凡なモノを秘めていると思うのですが、体高が低く、馬体面での生長が物足りない感じ。ですので、1勝クラスの壁を突破できないんだと思います。また、本質的にどこに適性があるのか。そしてそれが正解なのかが不透明。距離を詰めることで末脚強化を図るのか、距離を延ばして追走が楽になることで粘り込みを図るのか、新味を求めてダートを試すのか。悩ましいところです。
今回は前走同様に新潟の芝1800mを選択。レースプランとすれば、逃げor2番手で前走以上の粘りを発揮して欲しいところ。枠は良いところを引き当てたと思います。あとは何度も騎乗経験のある丸山Jにセラフィナイトの良さを出来るだけ多く引き出して欲しいところ。ワンパンチ足りないかなとも思いますが、ゴール前まで手に汗握らせて欲しいです。
スノーグレースは砂を被るのを嫌がるために前走は芝1800mに挑戦。後方から進めて直線に賭けましたが、ジリジリ脚を使うのみで上位へ窺うところまでも行かず。単純に鋭さ負けした印象です。
前走後はNF天栄でリフレッシュを図り、ひとまず順調な乗り込み。また、牧場から戻ってきたスノーグレースはこれまでとはちょっと違い、イライラした面が薄れ、良い意味で落ち着きが出てきた感じ。ただ単に走る気持ちが薄れているだけなら苦しいのですが…。帰厩後の追い切りに関しては本数は足りていそうも、ビシビシやらずにソフトな内容に終始したまま。レース当日、出来るだけ消耗しないで出走したいという思惑があるのでしょう。この調整法が果たして嵌るかどうか。
枠番は6枠10番と良いところを引き当てたので、他馬からのキックバック(特に顔に浴びる)を避け、馬群から離され過ぎずに追走したいところ。そして直線では一か八かで大外へ持ち出すのみ。この舞台で未勝利を勝ち上がったように適性はある筈ですから。まずは掲示板に載れるかどうかというところまで食い込む走りを見せて欲しいです。