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ラストチャンスをモノにしようと積極的な立ち回りで奮闘。直線を向いた時には一瞬力が入るも…。最後までジリジリと脚を繰り出すも6着まで。ワンパンチ足りない現状を踏まえ、競走馬登録を抹消し、引退することになりました。★コンジャンクション

f:id:yakifish:20200513045835g:plain コンジャンクション(牡・池添学)父ルーラーシップ 母グリューネワルト

日曜小倉6R 3歳未勝利(ダ1700m)6着(8番人気) 西村淳J

ブリンカー着用。五分のスタートから、果敢に押っ付けていき好位でレースを進めます。そのまま4コーナーを回りますが、直線ではジリジリとしか伸び脚は見られず、6着入線しています。

池添学調教師「連闘となることから、コンディション重視の調整でレースに向かわせていただきましたが、一度使ったことによってこの馬なりに上積みが感じられましたし、レースでは促しつつもこれまで以上に良い位置で運ぶことが出来たと思います。勝ち馬を見る形で最後の直線に向くことが出来ましたが、ポジションを取りに行った分、最後はジリジリとしか伸びてくれなかったですね。レース後、西村淳也騎手は『未勝利戦最後のチャンスということで、勝ちに行く競馬をしましたが、ポジションを取りに行っても、道中は抱えるところがありましたし、これなら何とかなると期待しました。ただ、勝負どころでは上位馬に突き放されてしまったように、最後はジリジリとしか伸びてくれませんでした。勝ち上がらせることが出来ず申し訳ございませんでした』とコメントしていました。ダート戦ではあと一歩のところまで迫っていただけに、何とか一つ勝ち上がらせたかったものの、良い結果を残すことが出来ず申し訳ありません」(レース結果)

中央競馬の未勝利戦があるうちに勝ち上がることは叶わず、これまでの競走内容を踏まえ、今後について協議した結果、誠に残念ではありますが、このまま引退させることといたしました。近日中に競走馬登録抹消の手続きを行わせていただき、8日(木)のサラブレッドオークションに上場する予定です。詳細は後日書面にて出資会員の皆様にご案内申し上げます。

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前走後、小倉へ滞在して連闘で勝負を賭けてきたコンジャンクション。状態面での上積みはなくても、デキ落ちもなかったと思います。ただ、最終週で相手がグンと強化されていましたし、安定感は光るもワンパンチ足りない現状では勝ち切るのは難しいと見ていましたし、1発逆転を狙うなら芝に再チャレンジだと思っていましたが、陣営は無難な方(前走と同舞台)を選択。ですので、悔いを残さず、少しでも上位を目指して欲しいなあと見ていまいた。

レースでは五分のスタートを切り、今回は悔いを残さないように促して促して好位をキープ。また、馬群に入れての追走となりましたが、キックバックが顔に掛からないように少し前との差を詰めての追走という作戦も良かったと思います。そして勝負どころからのペースアップでも余裕を残して対応でき、4角を回って直線を向いた時には一瞬力が入ったのですが、追ってからピリッとした脚が使えないのが悩ましいです。それでもジリジリと脚を伸ばしての6着でのフィニッシュ。終わってみれば勝ち馬の強さが目立ちましたが、コンジャンクションは2着馬とはコンマ3秒差。良く頑張ってくれているのですが…。

今後は格上挑戦で使っていくことになるのかなと見ていましたが、健闘するも善戦止まりの現状を踏まえ、JRAの競走馬登録を抹消。引退することになってしまいました。

2歳の夏にデビューして13戦。1勝出来るチャンスはあったと思うのですが、強い馬がいたり、運がなかったり。それでも掲示板を外したのが3度きり。コツコツ頑張ってくれたことには感謝です。ただ、悔いが残るのは、母系の印象から合いそうな芝の1400m~1600mでの出走がなかった点。追走に苦労して終わったかもしれませんが、距離短縮が末脚強化に繋がったかもしれません。

今後はサラブレットオークションで新たな人へと権利が移ったので、第2の馬生が良きものとなるように引き続き頑張ってもらいたいです。お疲れ様でした。