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週末(12/18・19)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain コンジャンクション

土曜阪神7R 2歳未勝利(芝2000m)3着(2番人気) C.デムーロ

互角のスタートから、促しつつ中団の前目あたりで流れに乗ります。3~4コーナー付近から押し上げていくと、最後の直線コースではジリジリと伸びてきますが、上位馬を捉え切るところまでいかず、3着に上がったところでゴールしています。

池添学調教師「これまでゲートの出がもう一つでしたが、今回はジョッキーが上手く出してくれましたね。これまでになく良いポジションで流れに乗っていくことが出来ましたし、早めに動いていくような競馬をしてくれました。ペースが上がったところでやや置かれ気味になってしまいましたが、促していくと反応して上がっていくことが出来ましたね。最後の直線では、しぶとく伸びて3着に来てくれましたから、内容としては良かったと思います。レース後、C.デムーロ騎手は『勝負どころでスッと反応できなかったですが、スピードが乗ってくると最後まで長く良い脚を使ってくれました。距離はもっとある方が競馬がし易いと思いますし、次走はそのような条件を選んで使っていく方がいいでしょう』と話していました。まだ全体的な幼さからスッと動き切れないところがあるものの、これから馬体に芯が入れば、もっと良い走りを見せてくれるようになるでしょう。コンジャンクションなりに、着実に良くなってきているのは間違いないですから、もう少し長い目で育てていきたいと思います。この後はトレセンに戻って状態を確かめてから検討させていただきます」(レース結果)

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・在厩場所:21日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧

池添学師「まだペースが上がった時に瞬時に対応できないものの、スピードが乗ると長く良い脚を使ってくれますし、レース内容は安定してきましたね。レース後、改めてジョッキーと話したところ、『折り合いは問題ないので、距離が長ければ長いほどレースはし易いかもしれませんね』とのことでした。中身がしっかりすれば、どのような条件でも対応してくれるようになると思うので、本格化するまでゆったりとした距離を使っていきたいと考えています。レース後も脚元含めて目立ったダメージはありませんでしたが、無理せず放牧に出させていただきました。次走の予定につきましては、牧場で状態を確認しつつ、検討していく方針です」(12/22近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain アナンシエーション

土曜阪神9R 赤穂特別(ダ1800m)4着(1番人気) C.デムーロ

プラス12キロ。五分のスタートを決めると、やや促して好位を追走します。道中は少し掛かり加減になるものの、直線では馬群を割ってジリジリと差を詰めて、4着に上がったところでゴールしています。

手塚調教師「前走はゲートの中で待たされ座ってしまっても、たまたまスタートを出てくれましたが、今回は入ってからまずまず大人しかったですし、互角に出てくれましたね。良い位置で運ぶことが出来たものの、フラッフィクラウドに騎乗していた岩田康誠騎手が必要以上にこちらを外目に出させないようにしていたこともあって、スムーズな競馬が出来ませんでした。こちらはまだ経験の浅い馬なので、砂を被ると頭を上げていましたし、さすがにあそこまで苛められてしまうと幾ら力の有る馬とは言え厳しかったです。騎乗したC.デムーロ騎手は『ずっと外へ出したかったのですが、それが叶わずに道中はチグハグなレース運びになりました。輪乗りの段階でやや煩い面がありましたし、キックバックも嫌がるなど気性的にまだ幼いですね。それでも終いは脚を使っていますので、スムーズに外へ出せていれば恐らく勝っていたのでは無いかと思います』と話していました。これも競馬ですので仕方ない部分はありますが、前走のように逃げる戦法を上のクラスでもずっと取る訳にはいかないですから、今日のような競馬をしたことで良い経験になったと前向きに捉えたいと思います。この後はトレセンへ戻ってよく馬体を確認させていただき、問題無ければ一旦牧場へお返しさせていただく方針です」(レース結果)

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・在厩場所:21日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧

手塚師「先週の競馬は道中でずっと蓋をされてしまい、外へ出そうとしても出せずに可哀そうなレースになってしまいましたね。トレセンに戻って馬体を確認したところ、これと言った異常は見られなかったものの、予定通り一旦ノーザンファーム天栄へ放牧に出してリフレッシュさせていただきます」(12/22近況)

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f:id:yakifish:20200513050027g:plain シベール

12月19日(日)中京2R・3歳上1勝クラス・牝馬限定・ダ1400mに斎藤Jで出走。16頭立て12番人気で7枠13番からハイペースの道中を13、10、11番手と進み、直線では中央を通って1秒0差の9着でした。馬場は重。タイム1分24秒8、上がり37秒0。馬体重は増減無しの464キロでした。

○久保田調教師 「行き脚が付かず、後ろからの位置取り。思ったより弾けることも無く、直線は伸びずバテずの走りでした。チークピーシズは利いていたようで、また装着する方向。今回の距離はショック療法も目的としており、次はダ1800mも候補に考えています。続けて使いたい気持ちがあるものの、しばらくは2場開催の番組編成。まずはレースのダメージをしっかり確認しましょう」

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レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、1回中山に組まれたダ1800m戦を視野に体調、条件、出走状況等を踏まえながら目標のレースを決めます。

○久保田調教師 「厩舎に戻って来てからも大きく変わった様子はありません。飼い葉は十分に食べており、心身共に良好な感じ。このまま手元に置いて次へ備えましょう。ダ1800m戦は年明けにも複数組まれている形。毎週の出走状況をチェックしながら目標を定めます」

☆★情報は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain イルデレーヴ

日曜阪神9R 高砂特別(ダ1200m)5着(3番人気) 岩田望J

互角のスタートから促しつつ中団やや後方で流れに乗ります。3~4コーナーから押し上げていくと、最後の直線でジリジリと伸びて、昇級戦は5着に上がったところでゴールしています。

池添学調教師「10月の阪神以来のレースとなりましたが、前走同様に良い状態で臨むことが出来ました。前走と同じような競馬が出来れば2勝クラスでも通用すると思っていましたが、二の脚がもう一つで考えていたより後ろ目になってしまいましたね。岩田望来騎手は『ゲート内でバタバタとしていた為にスッと二の脚が付かず、考えていたより位置取りが後方になってしまいました。最後はしぶとく伸びてくれたものの、前半流れに乗っていくのに脚を使った分、ジリジリとしか伸びてくれませんでした』とコメントしていました。もう1、2列前で競馬が出来ていれば、もう少し差を詰めていたかもしれませんね。でも、速い時計には対応してくれましたし、全てが噛み合えばすぐチャンスがありそうです。この後はトレセンに戻って状態を確認してから検討させていただきます」(レース結果)

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・在厩場所:栗東トレセン/近日中に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

池添学師「先週の競馬は、スッと二の脚が付かなかったものの、速い時計でも流れに乗り遅れることはなかったですし、行き脚が付いていればもっと際どいレースになっていたでしょう。左回りコースでも対応してくれるようになりましたが、右回りコースで実績を挙げていることを考えると、もう暫く同じ条件にこだわって使っていく方が良いように思います。レース後も脚元含めて目立ったダメージはありませんが、一旦放牧に出して、来年2月の阪神開催を目標に帰厩させる方向で考えています。検疫が回り次第放牧に出す予定ですが、それまでプール調教を行って心身のコンディションを整えておきたいと思います」(12/22近況)

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週末(12/18・19)に出走した出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。

コンジャンクションは初めて2戦連続で使うことになったので、目に見えない疲れ等を心配しましたが、パドックではそれなりに活気があり、馬体重はマイナス6キロ。個人的には少し絞れて来てほしかったので好感を持ってレースを見守ることが出来ました。

ただ、トモに緩さが残る現状なので、スタートで立ち遅れるかなと見ていましたが、そこはC.デムーロJ。しっかりタイミングを合わすと二の脚も上々。スムーズにレースの流れに乗ることが出来ていましたし、すぐ目の前に圧倒的1番人気のストロングウィルがいたのも好都合。道中の行きっぷりはマズマズで折り合いは○。あとは仕掛けるタイミングだけだなっと勝手に思っていました。

その一方で馬場の傷んでいる内側を走らさせられることになり、ストロングウィルに少し蓋をされる感じでの追走。勝負どころでのペースアップに少し対応出来なかったところを見ると、プレッシャーを受け続いたのが少なからず響いたんでしょう。有力候補(先着を許すことになる)のストロングウィル・サクセスドレークよりも外の枠に入っていればもう少し肉薄できたかもしれません。

追っ付けながら勝負どころから4角を回ってきたコンジャンクション。手応えに余裕はなく、直線で脚が上がってしまうことを懸念しましたが、そこからひと踏ん張り出来たのは○。ライバルと見ていた馬にきっちり先着されましたが、苦しみながらも一応の結果を残せたのは評価できるでしょうし。

レース後のコンジャンクションですが、脚元等に悪い変化はなし。ただ、3戦連続で使うのはまだ早いということでこのタイミングで一息入れることとなりました。馬体に芯が入ってきて、馬体のメリハリが出てくれば、ガラッと変わると思うので、それまでは結果に一喜一憂するのは控え目でお願いします。

素質は2勝クラスでも見劣ることはないと思っていたアナンシエーション。ただ、脚抜きの良い馬場での競馬になるのは想定してなく、時計面での不安があるこの馬には一転厳しくなったなと見ていました。それに対して単勝1.6倍の支持。昇級戦でこれは我が出資馬でも過剰人気だと思いました。

また、今回は初めての関西遠征。これまで馬房で暴れて怪我することが何度かあったように繊細なところがあるので、輸送による大幅馬体減やイレ込みを覚悟していましたが、発表された馬体重はプラス12キロ。馬体に力強さは加わったかなと思いましたが、少し太かったのは確かでしょう。

レースは今回も五分にスタートを切ることが出来たも、岩田康Jのフラッフィクラウドにピタッと被せられる形での追走になったのは誤算。キックバックを嫌がったり、頭を上げる素振りを見せたりと心身の幼さを覗かせ、気分良く走ることが出来ませんでした。どこかで外へ出すことが出来、勝負どころから機動力を見せることが出来れば、結果は違ってきたと思います。まあ、これも競馬ですし、人気を集め過ぎました。このタフな競馬が今後に役立ってくれることを願うばかりです。

レース後のアナンシエーションですが、馬体面での異常はなし。そして一足先にNF天栄へ放牧に出ています。少しテンションが昂っていると思うので、まずは冷静さを取り戻すことを第1に考えてもらえればと思います。そして来年はOP入りできるように更なる成長・進化を遂げて欲しいです。

中京へ連れていき、ダ1400mの走りを試したシベール。個人的には距離を縮めるべきだと思っているので、初距離で何かピリッとした姿を見せてくれればなあと見ていました。パドックでの気配は地味でしたが、馬体重を維持できていたのは○。

レースはゲートこそ五分に出るも、芝スタートが影響したのか二の脚は案外。陣営とすれば好位からの競馬を想定していたんでしょうが、個人的には控えることになったのはホッとしました。また、外目の枠に入りましたが、道中は馬群に入れる形での追走。キックバックを嫌がったり、煩い面を見せたりせず、案外手応え良く進めることが出来ていたと思います。そして最後の直線はジリジリという伸びでしたが、渋太く脚を伸ばして対抗。1・2着馬は終わってみれば少し抜けた存在でしたが、3着馬とはコンマ5秒差。悲観する内容ではなかったですし、展開が向いてくれれば更に上の着順を狙えるかと思います。

レース後のシベールですが、カイ食いをキープし、この馬なりに元気モリモリ。今後は在厩調整を続け、中山のダ1800mを狙っていく模様。時計の掛かる馬場はプラスでしょうが、走ることへの集中力を維持できるかが心配。個人的にはシベールの距離延長に対して、良いイメージはありません。まあ、試すことには何ら反対はないので、出た結果を率直に受け止め、柔軟に方針を決めていって欲しいです。

前走、なかなかの末脚を披露したイルデレーヴ。これまで溜めの利いた走りがなかなか出来ませんでしたが、大事に使ってきて、教えてきたことが1つ実を結んだんだなと思います。そして今回は2勝クラスへの昇級戦。前走の勝ちっぷりなら昇級しても楽しみはあると思っていましたが、馬場の回復が遅いことで時計の速い決着は避けられない感じに。さすがに前走より約1秒速い、1分11秒前半の決着になってくると出番は巡ってこないなあと見ていました。

状態に関しては、一息入った後で6キロ増での出走でしたが、絞りづらい冬場を考慮すれば悪くない仕上がり。今回も力を出せる状態でレースへ臨めたのは確かでしょう。そしてレースぶりに関してですが、ゲートこそ五分に出るも、今回は他馬の二の脚が速く、中団よりやや後ろ目からの追走へ。その後は前走の走りをなぞるように道中は内で距離ロスを避け、勝負どころからジワッと馬群を捌くようにして進出。直線でいざ追われたイルデレーヴは渋太く脚を繰り出してくれましたが、前々で踏ん張り通した上位3頭の脚力はさすが。反面、イルデレーヴは差を詰めることは出来ず、5着を確保するのがやっとでした。

レース後のイルデレーヴですが、そこまで疲れた感じは窺えないも、速い時計の決着に何とか食らい付く姿勢を見せていたので、時間の経過と共に痛いところが出てこないことを願うばかり。また、これまでの戦績から左回りだと手応え程伸びないことから、当面は右回りのダ1200mにこだわっていく様子。個人的には今回の走りを受け、クラス2戦目となる次走でどこまで変わり身(進歩)が見られるのかも注目。理想とすれば、次走で馬券に絡むところまで食い込んで欲しいです。