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週末(11/27・28)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200825181938g:plain レッドデクスター

2021.11.27
11月27日レース後コメント(11着)

橋口調教師「騎乗した武豊騎手によると、『道中の行きっぷりは前回よりも良かったが、下(馬場)が緩い分、随分ノメっていた。良発表とはいえ開催が進んで馬場がだいぶ荒れていたし、まだ力が付き切っていないだけに仕方がないと思う』とのことでした。現状ではパンパンの良馬場が理想でしょう。直線でゴチャつく不利もあって、今回は全く走っていないですね。申し訳ありません。短いスパンで2回使いましたし、まだまだ良化途上ということもあり、この後は放牧に出して成長を促そうと思っています」

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2021.12.02
栗東橋口慎介厩舎
調整メニュー:引き運動

橋口調教師「今朝も引き運動のみの調整です。脚元や馬体には引き続き問題なく、今のところ疲れも見られません。明日(金)島上牧場へ移動の予定で、それまでしっかりケアしていきます」
2021.12.01
栗東橋口慎介厩舎
調整メニュー:引き運動

橋口調教師「レース後からここまでは引き運動のみにとどめて様子を見ていますが、脚元や馬体には特に問題なし。へこたれた感じもなく、レースによるダメージはそれほど感じられませんね。使おうと思えば使える状態にはありますが、成長を促してパワーアップさせるにはいいタイミングだと思い、当初の予定通りここで放牧に出すことにしました。今はグリーンウッドの馬房が一杯ということで、明後日(金)島上牧場に一旦移し、空きが出てから移動することになっています」

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain コンジャンクション

日曜阪神3R 2歳未勝利(芝2000m)3着(5番人気) 西村淳J

ややモッサリとしたスタートから、促しつつ中団やや後方を追走します。3~4コーナーで外からジワジワ押し上げていき、最後の直線コースで懸命に脚を伸ばすものの、上位馬を捉え切るところまでいかず、3着でゴールしています。

池添学調教師「成長を促すために、間隔を空けながら大事に使ってきましたが、緩さが解消されて、調教ではしっかり動けるようになっていましたので、好勝負を期待していました。結果的に勝ち上がることはできなかったものの、最後までしっかり脚を伸ばして3着に来てくれましたし、レース内容は良くなってきましたね。レース後、西村淳也騎手は『周りを気にして、ゲート内ではジッと駐立出来ず、スムーズにゲートを出てくれませんでしたね。スタート直後は少しハミを噛んでいたものの、1コーナー付近では収まってくれましたし、その後も上手く流れに乗ってくれました。直線では最後までしっかり脚を使ってくれましたし、距離もこれぐらいが丁度良さそうです』とコメントしていました。ゲート内では周りをキョロキョロとして、しっかり駐立出来ていませんでしたが、大きく立ち遅れているわけではないですから、レースを経験していくにつれてスムーズに出てくれるようになるでしょう。この後はトレセンに戻って心身の状態をよく確かめたうえで、続戦させるか短期放牧を挟むか検討させていただきたいと思います」(レース結果)

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・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:軽めの調整
・次走予定:12月18日の阪神・芝2000m(C.デムーロJ)

池添学調教師「先週はスタートが決まっていれば、もう少し際どいレースになっていたかもしれませんが、最後までしぶとく伸びてきてくれましたし、コンジャンクションなりにレース内容が安定してきましたね。トレセンに戻って状態を確認したところ、心身ともに良い状態を維持しており、今の感じなら続戦させても問題なさそうです。少しでも疲れが出るようなら無理はさせないつもりですが、このままレースに向けて進めて行けるようなら、12月18日の阪神・芝2000mに向かいたいと考えており、鞍上は短期免許を取得して、日本で騎乗予定のC.デムーロ騎手に依頼しています」(12/1近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain アマネセール

日曜阪神7R 3歳上1勝クラス(ダ1800m)11着(8番人気) 坂井瑠J

ややモッサリとしたスタートから促しながら中団後方を追走します。最後の直線コースでは、ジリジリとしか伸び脚は見られず、後方で流れ込んでします。

茶木調教師「前走後も右前脚の状態は良い意味で変わりなかったですし、一度競馬を使ったことによって心身ともに良い方に向いていましたので、改めてダート適性を確かめさせていただきました。道中はムキになるところや前走のように気の悪いところは見せなかったものの、走りの感じを見ると前に進んでいるというよりは、上に抜けたような走りでしたし、スタンドから見ている限り、ダートは合わないのかなと思いました。それでも、勝負どころで上がっていこうとする姿勢を見せてくれましたし、最後の直線も気を抜かずに頑張って走ろうとしていたものの、芝を使っていた時と比較しても走りっぷりが一息でしたね。レース後、坂井瑠星騎手に確認したところ、『スタート自体はそこまで速くなかったものの、流れに乗っていくことが出来ました。道中はムキになったり、気難しいところを見せることはなかったですが、もう一つ進んでいかなかったですね。勝負どころで押っ付けていくと進んで行こうとする姿勢は見せてくれたものの、最後まで同じような走りでしたから、ダートよりは芝向きなのかなと思いました』とコメントしていました。今回はスムーズな競馬が出来ましたし、気の悪さを出さなかったことを考えると、ダート適性がなかったことに尽きると思います。ダート適性があれば番組の選択肢が広がると思い、2戦続けてチャレンジさせていただきましたが、今後は芝にこだわって使っていきたいと思います。この後はトレセンに戻って状態を確かめたうえで相談させていただきます」(レース結果)

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・在厩場所:1日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧

茶木師「ダート適性があれば、番組の選択肢が広がると思って2戦続けて試させていただきましたが、先週の競馬を見る限り、芝でこその馬だなと思いました。今後は少しでも時計の掛かるような条件を狙って使っていきたいと思います。レース後も脚元含めて目立ったダメージはありませんでしたが、続けて使ったこともありますので、一旦放牧に出して心身ともにリフレッシュさせることにしました。次走の予定につきましては、牧場で状態を確認しながら検討していきたいと思います」(12/1近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain カミニートデルレイ

日曜東京8R ベゴニア賞(芝1600m)4着(1番人気) 福永J

まずまずのスタートから好位の一角で流れに乗ります。そのまま直線へ向き、残り400m付近から追い出されると、しぶとく伸びて勝ち馬からコンマ1秒差の4着でゴールしています。

大久保調教師「東京競馬場までの輸送は問題なく一度競馬を経験したことによって適度に気合いが乗っていましたので、レースでも頑張ってくれると思っていました。ただ、苦しいところがあったのか、ゲート内ではイライラして落ち着きのないところを見せていましたし、それが最後のひと踏ん張りに影響してしまったのかもしれません。レース後、福永騎手は『前走と比較すると少し落ち着きがなく、苦しいところが見られましたね。ただ、レースでは概ね上手に走ってくれましたし、最後まで力を発揮してくれたと思います。道中はトモの緩さが窺えましたし、もう少し良いところで抱えられるようになれば、終いはもっと良い脚を使ってくれるようになると思うので、長い目で育てていく方が良さそうですね』とコメントしていました。4着に敗れたものの、勝ち馬からコンマ1秒しか負けていないですし、心身ともに成長を促してあげればもっと良い競馬をしてくれると思うので、来年を見据えて大事に育てていきたいと思います。トレセンに戻って状態を確認した後は、これまでの疲れを取るために放牧に出す方向で考えています」(レース結果)

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・在厩場所:栗東トレセン/近日中に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

大久保師「先週は期待に応えることが出来ず、申し訳ございませんでしたが、勝ち馬から0.1秒しか負けていないのですから、悲観する内容ではなかったと思います。まだ全体的に緩さがありますが、本格化すればもっと良い走りを見せてくれるはずなので、それまで大事に育てていきたいと思います。東京競馬場からトレセンに戻って状態を確認したところ、心身ともに走ったなりの疲労が窺えますので、この後は牧場に戻してリフレッシュさせたいと思います。次走の予定につきましては、牧場で状態を確認しながら検討させていただきます」(12/2近況)

⇒⇒4日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧に出ています。(4日・最新情報より)

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週末(11/27・28)に出走した出資馬のレース回顧をまとめて。

中1週のローテでも状態面での不安はなかったと思うレッドデクスター。1度実戦を経験して煩いところが出てくるかもと注目していましたが、パドックではそれなりに落ち着いていたかと。ただ、関西圏の芝の未勝利は総じて粒が揃い、レースレベルが高くなるので、デビュー戦から着順を落としてしまうのは覚悟していました。

レースでは五分のスタートから出たなりの位置で折り合いに専念。デビュー戦は少しフワフワした追走に見えましたが、今回は行きっぷりは良化。溜めを利かせながら追走することが出来ていたと思います。ただ、勝負どころからのペースアップに際し、2度目の今回は少しアタフタした感じ。ジワッと押し上げて行きたかったのに差を詰めきれず。そして直線を向いて、追い出しのタイミングを図るも、外回りと内回りの合流点ぐらいで両隣からプレッシャーを受けると頭を上げる素振りでバタバタ。その後、態勢を整え直して追われましたが、ジリジリ伸びる感じで11着へ流れ込み。レース後のコメントを見ると、開催が続いて馬場が傷んでおり、随分ノメるところがあった様子。それがピリッとした脚を使えなかった大きな要因でしょう。結果は悪かったですが、レースぶりは悲観することもありません。

レース後のデクスターですが、脚元等は大丈夫。ただ、短期間に2度レースに使いましたし、現状は非力さが目立ちます。そこで無理することなく心身の成長を促すことになり、栗東近くの島上牧場へ移動。グリーンウッドの馬房の都合が付けば、再移動するようです。今後も出走と放牧を繰り返し、心身の成長を促しながらレースでの変わり身を見せていってもらえればと思います。デクスターの成長力に期待。パンパンの良馬場を味方に、1つ勝てる力は十分備えている馬ですから。

デビューから2戦、左回り+直線の長いコースを選んで使っていたコンジャンクションですが、今回は4つのコーナーを回る+右回りの1戦。コーナーリングでスピードに乗れないところを覗かせていたので、今回は苦戦することを想定。また、相手関係に目を遣ると、粒が揃っているなあと感じていました。

レースはライブで見ることが出来なかったのでパドックでの様子は分かりませんが、絞れてきた欲しかった馬体重はプラスマイナス0。ただ、レースで走っている姿を見ると、背が伸びた印象を受けたので、これまで2戦のような余裕を残した造りではなかったのかなと思います。

レースぶりを振り返ると、ゲート内での駐立が良くなく、ボコッと出てしまいましたが、中団あたりでひとまず折り合いに専念。前に壁を作ることで道中は良い感じではしていたのかなと思います。そして向正面から3角に掛けて、人気の1角・サトノジークが早めに捲って行きましたが、コンジャンクションと西村淳Jは慌てることなく、それをやり過ごして我慢。ただ、勝負どころからのペースアップでモタモタするのかなと見ていましたが、今回、鞍上の手はそれなりに動いていましたが、何とか食らい付いて対応。それなりに勢いを保ちながら最後の直線を向いたので、『これはチャンス十分!』と力は入りました。

しかしながら、いざ追い出しに掛かるとスッと加速が付かずにモタモタ。残り200mぐらいではこのまま失速してしまうようにも見えましたが、鞍上の叱咤激励に応えてひと伸び。3番人気のロマンシングブルーと併せ馬の形になったのも良かったかもしれません。ただ、楽な逃げを打っていた1番人気・タイセイディバインは悠々とゴールイン。そこから2馬身半差のところで2着争いとなったコンジャンクションは内から抵抗するも、ハナ差競り負けての3着。馬券的には2着を死守して欲しかったのですが(笑)。まあ、3戦目の今回、着順を更に押し上げることが出来たのはホッとしましたし、嬉しかったです。

レース後のコンジャンクションは無理することなく放牧に出る考えもあったようですが、クタッとした感じはないので、今のところは続戦の予定に。4戦目は中1週のローテになりますが、19日の阪神・芝2000mへ向かう方針です。鞍上に短期免許を取得したC.デムーロJを確保済なのは有難いです。

今回の結果次第では早めにダートへ使うことを検討して欲しかったですが、この内容なら芝の中距離戦を転戦していけば自然と1勝は手に出来る筈。少しずつながら、しっかりしてきてくれているのも好印象ですし、まだまだ成長力は見込める筈。馬体に実が入って来そうな来春あたりからグッと良くなってきてくれることを期待したいです。

新味を求める為に、前走からダートに矛先を向けたアマネセール。前走はスタート直後に躓く不利が痛かったですが、後方で脚を溜めていた割に直線での伸びは案外。元々、パワフルな動きをする馬ではないので、芝の方が安定した走りを期待できるのかなと見えました。

そして今回、改めてダートを試すことになりましたが、2場開催ということで前走よりも粒の揃ったメンバー構成。ひと叩きした上積みは感じていたも、苦戦は避けられないなあと覚悟していました。

スタートで若干煽ってしまったアマネセールですが、二の脚はスッと付いて中団あたりまで押し上げることには成功。ただ、そこで他馬のキックバックを受けると行きっぷりは鈍化してしまい、ポジションを少し下げてしまうことに。その後の走りはフワフワした感じはなく、それなりに脚を温存しての追走。3角から4角に掛けては鞍上の左鞭が入る場面はありましたが、アマネセールはそれに応えて前を追い掛けてくれました。

そして最後の直線、勢いはそれなりにあったので更に前を追い掛けてくれることを期待したのですが、逃げ・先行勢は強くて、アマエセールは突き放される格好。残り200mぐらいからは疲れてしまった感じで着順を更に下げてのフィニッシュ。11着と沈んでしまいました。

レース後のアマネセールですが、脚元に疲れ・反動がなかったのは何よりですが、芝に使うには相応の節(レース間隔)が必要なことから、1日にNFしがらきへ放牧済。まずはしっかり馬体のケアを行ってもらい、次走へ備えてもらえればと思います。

ただ、芝へ戻れば、ワンパンチ足りない競馬が続くかと思いますが、コツコツ稼いでくれることを前向きに捉えたいと思います。そして来年は出来るだけ多く、レースに出走させて欲しいです。

2戦目も東京のマイル戦へ使ってきたカミニートデルレイ。前走後は在厩調整でレースまでの期間を逆算して仕上げてきましたが、追い切りの動きは良好でデキ落ちは感じませんでした。攻め自体は緩めていませんし。ただ、レース前の見立てでは10キロ近く馬体が減ってくるのかなと思ったら、マイナス4キロ止まり。これはちょっと誤算だったかなと思います。

レースはマズマズのスタートから二の脚が付いて3番手をキープ。デビュー戦ではフワフワした面が見られましたが、1度実戦を経験した今回はハミを取り、行きっぷりは上々。折り合いは付いていたので雰囲気良く走れているなあと見ていまいた。そして3角過ぎからジワッと前へ接近。4角を回って直線を向いた際、ハミを掛け直すとスッと反応したので、今回も好勝負を期待しました。

直線の長い府中の攻防でカミニートデルレイは残り400mあたりで先頭を窺う脚色。ここから後続を突き放してくれることを期待しましたが、少頭数ながら粒の揃ったメンバー構成。ライバルたちもここから踏ん張りを見せて、勝負は更に混戦模様へ。

カミニートデルレイはその後も渋太く頑張ってくれていましたが、早めに動く形で目標にされてしまったのは辛かった印象。また、スパッと切れる脚は使えない馬なので、肝心なところで少しジリッぽくなってしまいました。その結果、コンマ1秒差の4着に敗れてしまいました。器用さが少し仇になったとも言えるでしょうか。

レース後のカミニートデルレイですが、脚元等は大丈夫。それに対してこのレースの1・2着馬はレース後に骨折が判明。見た目以上に激しいレースだったんだなと改めて思いましたし、僅差の争いとなった中で福永Jが大事に乗ってくれたことに感謝です。心肺能力の高さと操縦性の良さは大きな武器なので、今後も大事に使いながら、父を彷彿とさせる成長力を見せていってくれればと思います。タフなレースを経験したことは今後に大いに生きてくれるでしょうから。