焼魚定食の表示価格には消費税が含まれています。

出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

乗り込み量豊富で仕上がりは上々。ただ、1800mはやはり長い印象があり、いきなりから好走できる雰囲気はあまり感じられず。期待は1度使ってからかも。★ミラクルキャッツ

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ラクルキャッツ(牝・堀)父キンシャサノキセキ 母ランニングボブキャッツ

日曜福島5R メイクデビュー福島 2歳新馬(芝1800m)7枠11番 石橋脩

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:29日に南Wコースで時計

堀宣行調教師「29日に南Wコースで最終追い切りを行いました。厩舎のGPSで5ハロンから66.6秒の、ラスト1ハロンは12.0秒という時計をマークしています。今週の競馬に向けて疲れを残さないように配慮しつつも、強めの負荷を掛けられるように意識した調整を行いました。ペースアップする際にはトモの入りに緩さを感じるものの、スピードに乗ればしっかり走り切れますし、距離がある程度あった方が初戦は対応しやすそうな印象を持っています。走りのバランスとしては、右手前で右にモタれるところがありますが、左手前での伸びは良いですし、右回りコースなら力を発揮できると見ています。この中間も飼い葉はしっかり食べており、活気も失われず健康状態は良好です。1頭になると躊躇したりする精神的な幼さや、息遣いにも良化の余地は残しますが、新馬として上々の態勢でレースに向かうことが出来そうです。なお、鞍上は石橋脩騎手に依頼しています」(6/29近況)

石橋脩 29南W良 66.3- 51.1- 36.8- 11.7 馬なり余力 シアージスト(三未勝)馬なりの内0.2秒追走同入

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

第2回福島2日目(07月03日)
5R メイクデビュー福島 2歳新馬
芝1800メートル 混合 馬齢 発走12:35
枠    馬    馬名    性齢    重量    騎手
1    1    ニシノカナン    牡2    54.0    M.デムーロ
2    2    インペリアルコート    牝2    54.0    坂井瑠星
3    3    ゴールデンハインド    牝2    54.0    柴田大知
4    4    グリーングラシア    牡2    54.0    木幡初也
4    5    オリエンタルデイ    牝2    54.0    木幡育也
5    6    ロジザキア    牝2    54.0    菅原明良
5    7    ハイファイヴ    牡2    54.0    松岡正海
6    8    ドゥワー    牝2    51.0    原優介
6    9    トーセンドリフト    牡2    54.0    江田照男
7    10    マイレーヌ    牝2    54.0    戸崎圭太
7    11    ミラクルキャッツ    牝2    54.0    石橋脩
8    12    フロムナウオン    牡2    54.0    津村明秀
8    13    サティンボディス    牝2    54.0    柴田善臣

○堀師 「環境の変化に慣れてから馬体も増え、心身もまとまってきた。トモの緩さから1800mを選択。息遣いも新馬とすれば及第点」(競馬ブックより)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

あらゆる面で高水準で、確実に走ってきそうと思って出資したのが、ランニングボブキャッツの20ことミラクルキャッツ。歩様はやや硬めも、重心の低い中でも前脚の可動域はありますし、トモの踏み込みもマズマズ。そして、父と母系の特徴をしっかり掴んでいると思う堀厩舎が預託先というのが、出資への後押しとして大きかったです。

育成時のミラクルキャッツはトラブルに見舞われることなく、順調に乗り込みを強化。トモの緩さを残しながらも、早くからスピード感ある動きを披露し、安心させてくれました。ただ、入厩間際には、アルプスソング・サンサルテーションとシルクで出資している2歳牝馬の骨折が相次いだので、無事に入厩できるかどうかヒヤヒヤしましたが、最後までトラブルなく北海道での生活を終え、4月30日に美浦・堀厩舎へ入厩しています。

入厩後は初めての環境に戸惑う面を覗かせ、馬体重が大きく減少。この血統とすれば気難しさのない馬だと思っていましたが、実は牝馬らしい繊細さも併せ持っていることが判明。また、スクむ時もあり、ちょっと入厩が早すぎたのでは?と思いました。ただ、新しい環境に少しずつ慣れていくと、カイ食いが復活。着実に馬体のボリュームを増して行くと、競走馬の第一関門・ゲート試験も2回目でクリア。

その後は一息入れて成長を促すのかなと見ていたら、カイ食いが安定してきたことからそのままデビューを目指すことに。動きに関してはまだまだ頼りなさを感じさせますが、ひと追い毎に動きに素軽さを感じるように。ただ、デビュー戦で芝1800mに使ってくるとは想定外。芝・ダートを問わないスピードタイプと見ていたので、ちょっとビックリしましたが、トモの緩さを残す現状では1200mは忙しいと判断され、ココへチャレンジすることになりました。距離は正直微妙でしょうが、このぐらいの距離の新馬戦はSペースが濃厚なので、何とか誤魔化しが効き、踏ん張って欲しい。操縦性の高さが生かされれば。

相手関係に目を遣ると、評判の高いフロムナウオンが少し抜けた存在。ロジザキア・インペリアルコートの牝馬2頭は実戦へ行って良さそうなタイプに思います。そして、ミラクルキャッツはこれら3頭に続く伏兵という立ち位置かなと。乗り込み量は豊富で仕上がりはかなり良いとは思うのですが、ここで勝ち負けしてくれそうという雰囲気は感じられません。ですので、今回は早く実戦を経験できたことを喜び、今回の走り・結果を受け、2戦目は適条件で出走できるように努めて欲しいです。期待は1度使ってからかなと思いますが、先々が楽しみになる走りをチラッとでも見せてもらえればと思います。