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日曜日(4/17)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain コンジャンクション

日曜阪神4R 3歳未勝利(芝2200m)9着(5番人気) 鮫島駿J

まずまずのスタートから促しつつポジションを取りに行き、先行集団の一角で流れに乗ります。最後の直線コースで外から追われますが、目立つほどの伸び脚は見られず、中団で流れ込んでいます。

池添学調教師「続けて3走目となりましたが、心身ともに良い意味で変わりない状態でレースに向かうことが出来たと思います。ダートでは2戦とも掲示板にのってくれたものの、あと一歩足りないレースが続いていたことから、今回はこの条件を試させていただきましたが、良い結果に結び付けることが出来ず、申し訳ございませんでした。レース後、鮫島克駿騎手は『前々走では行きっぷりの良さを見せていたことから、この距離なら楽に先行出来ると思っていました。ただ、押っ付けて行っても進みがもう一つでしたので、あれ以上無理に脚を使ってしまうと最後は甘くなってしまいますから、あの位置で流れに乗る形を採りました。ただ、道中も自ら進んで行くほどの前向きさに欠けていましたし、最後の直線もダラっとした走りでした。芝を続けて使うなら更に距離を延ばすか、または何か馬具を着けてダートを使う方が良いように思います』とのことでした。馬具を着けるとやる気を見せるものの、外すと今度は前向きさに欠けてしまうように、掴みづらいところがありますね。ジョッキーが話しているように、次走はより距離を延ばすか、またはブリンカーなどを着けてもう一度ダートを試すなどしたいと考えています。トレセンに戻って状態を確認した後は、これまでの疲れを取るために、牧場へ戻して心身ともにリフレッシュさせる方向で考えています」(レース結果)

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【次走へのメモ】

折り合いをつけて中団追走。ただ、追われてからはピリッとした脚を使えず。もう少し前での立ち回りがベターか。(B誌)

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・在厩場所:20日滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧

池添学調教師「先週は思うような走りをお見せすることが出来ず、申し訳ございませんでした。2200mの距離でも流れに乗り切れないことを考えると、ジョッキーが話していたように、更に距離を延ばすか、何かしら馬具を着けてダート戦に向かう方が良いかもしれません。レース後も脚元含めて目立ったダメージはありませんでしたが、3月の阪神から続けて使ってきたこともありますので、無理せず牧場へ戻させていただきました。次走の予定につきましては、牧場で状態を確認しながら検討していきたいと思います」(4/20近況)

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f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードエース

2022.04.18
4月17日(日)中山10R・京葉S(L)・国際・ダ1200mに木幡巧Jで出走。16頭立て15番人気で6枠11番からハイペースの道中を5、4、3番手と進み、4コーナーでは内を通って0秒5差の3着でした。馬場は稍重。タイム1分11秒0、上がり36秒9。馬体重は4キロ増加の504キロでした。

○松下調教師 「2度の騎乗経験があるジョッキーには、前目に付けて粘り込んで欲しい・・・とオーダー。イメージ通りの完璧な運び方でした。いつも4コーナーを格好良く回って来るものの、今日は本当に勝てそうな勢いで先頭に。最後も渋太かったと思います。別定戦でここまで頑張れば、次も楽しみが持てるはず。ただ、改めて間隔を空け、除外の権利の獲得が必要です」

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【次走へのメモ】

飛ばす3頭の後ろで掛かるぐらい。直線で勝ち馬を競り落としたところを、勝つ馬に内から交わされて、ゴール前で2着馬に差された。それでも56キロを背負って、速い流れを勝ちにいってのものだけに立派だろう。(B誌)

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2022.04.20
レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。今後は4月21日(木)に京都・宇治田原優駿ステーブルへ移動して6月5日(日)中京・松風月S(OP)・国際・ダ1200mへ向けて態勢を整えます。

○松下調教師 「遠征先から栗東へ帰った後も不安材料が浮かばないのは何より。レース当日に触れていた通り、ひとまずはトレセン近郊の育成牧場へ移動させます。3週間ぐらいで呼び戻すつもり。4回中京に組まれる松風月S(OP)へ向け、十分にリフレッシュも図りましょう」

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain パラダイスリーフ(牡・木村)父ディープインパクトシルキーラグーン

日曜中山12R サンシャインS(芝2500m)優勝(1番人気) C.ルメール

まずまずのスタートから促して、道中は離れた3番手からレースを進めます。4コーナーから徐々に押し上げ、直線では馬場の真ん中からジワジワと脚を伸ばすと、残り100m付近で前をきっちりと捉えて、見事にオープン入りを果たしています。

木村哲也調教師「おめでとうございます。3勝クラスに上がってから歯痒いレースが続いていただけに、こうして結果を残すことが出来てホッとしています。先週の追い切りではまだ仕上がり切っていなかったものの、当該週の追い切りを終えてから馬がグッと良くなってきた印象があり、良い状態でレースに向かうことが出来たと思います。レースでは上手くポジションを取ることが出来て、馬場の良いところを選びながらスムーズに運べたことが勝利に繋がりました。スタート後に少し促す格好になったとは言え、そうやって好位に付けられたという意味では、距離延長も良い方に向いたのかもしれませんね。C.ルメール騎手は、『前走は終いで良い脚を使ってくれたものの間に合いませんでしたし、距離延長は良かったのだと思います。道中は良いポジションに付けて冷静に走ってくれていましたし、勝つ自信がありましたから、今開催の最後のレースを良い形で締めくくれて嬉しいです』と話していました。私自身もこの勝利で厩舎の300勝目を挙げることが出来て嬉しく思いますし、パラダイスリーフが上のクラスでも活躍できるようにしっかりと育てていきたいと思います。この後については脚元のこともあるので、まずはしっかりと状態を確認させていただきたいと思います」

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【次走へのメモ】

好仕上がり。軽く促して、離れた3番手をキープ。2番手以降は落ちついた流れで、レース運びは理想的。馬群が縦長になり、馬場のいいところを通れたことも勝因のひとつ。直線は外からブレークアップに並び掛け、ラスト100mできっちり捉えて快勝。(B誌)

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・在厩場所:美浦トレセン/近日中に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

木村師「先週はおめでとうございました。昇級してから惜敗が続いていたので、ここで決めることが出来てホッとしています。レース後は脚元を中心によく馬体を確認しましたが、以前屈腱炎を発症した左前の腱についてはレース前から変わらず大丈夫そうですね。しかしながら、同じ左前に骨瘤が出てきてしまっていますし、このまま続けて使っていける状態ではないですので、一度牧場へお戻しさせていただくことにしました」(4/20近況)

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日曜日(4/17)に出走した出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。

ダートでも堅実に駆けてくれたコンジャンクションですが、どうしてもワンパンチ足りず。そこで改めて芝の中距離で活路を見い出すことになり、戦ってきた相手からも勝ち負けになることを期待したのですが…。

パドックに登場したコンジャンクションは前走時の絞れた体を維持してくれていましたが、放牧明け3戦目で少しイライラしてきた感じも。正直なところ、期待よりも不安な気持ちになるパドックだったと思います。

レースは好発を決め、少し仕掛け気味に前へ。一瞬、ハナへ行くのかなと思う程でしたが、主張してきた馬達を先に行かし、中団で折り合いに専念する形。前に壁を作り、リズム良く走れていたと思います。ただ、レース自体は緩やかな流れで、それに痺れを切らしたディナースタは向正面半ばから一気に動いて2番手へ。それに対してコンジャンクションと鮫島駿Jは慌てることなくジワッとポジションを押し上げ、4角手前から鞍上の手が動き出し、反撃開始。前との差を一気に詰めていけるかなと見ていましたが、ちょっと前向きさに欠ける感じでモタモタ。直線ではスムーズに外へ切り替えることは出来たのですが、追ってからは伸びずバテず。淀みなく流れてくれれば渋太さを生かせるのでしょうが、Sペースからの上がり勝負になったのが辛かったのかな? 距離延長も悪くないと思ったのですが、ピリッとした脚を引き出すには距離を詰めた方が良いのかな? ただ、レース後のコメント等を見ると、距離は更に伸ばした方が良さそうということですし、どういう形がこの馬には合っているのかが分からなくなってきました。

レース後のコンジャンクションは脚元等は大丈夫も、優先権(5着以内)を逃したこともあり、20日にNFしがらきへ放牧済。今回の敗因の1つに前向きさに欠けた点を挙げることが出来ると思うので、まずはしっかり心身のリフレッシュを叶えてもらえればと思います。そしてその後は馬体に芯が入ってくるように、甘やかすことなく意欲的に乗り進めて欲しいです。

ロードエースはハンデ戦から定量戦へ変わるのは大きなマイナスだと思いつつ、前走では川須Jの好リードで見せ場たっぷり。最後はどうしても甘くなってしまいますが、レースの組み立ては完璧に近かったと思います。ですので、今回も前走のような組み立てで木幡巧Jには乗ってきて欲しいなあと思っていました。

パドックに登場してきたロードエースは多少お腹回りは立派かなと思いましたが、肌艶等は良好。ひとまず力は出し切ってくれるかなと気楽な気分で返し馬→レースを見守っていました。

実際のレースぶりですが、好発からスッと二の脚が付き、ハナ争いに加われるぐらいでしたが、行きたい馬達を先に行かせて、その後ろで折り合いに専念。いつもより行きっぷりが良くなかったので、『付いていくのに精一杯なのかな?』と心配しましたが、勝負どころから4角に掛けては外を回さずに、内目をタイトに回って、直線ではやや外へ。外から被せられたり、揉まれ込んだりすると弱いイメージを持っていましたが、映像を見る限りは全くそういう素振りはなく、ここで脚を温存出来たのが後々に響いてきます。

4角を3番手で回ってきたロードエースと木幡巧J。直線では追い出しを出来るだけ我慢するのかなと見ていたら、早めに1番人気のハコダテブショウを飲み込んだのはビックリ。残り200mあたりでまさか先頭に立つとは想像にもしませんでした。

ただ、この距離でも最後はきっちり甘くなるのがロードエースの個性。真面目に頑張ってくれているのですが、最後にくたびれてしまいます。勝ち馬には内から抜かれ、2着馬は展開に乗じての浮上。それでも3着を死守してしまうとは、凄いの一言。木幡巧Jは以前にも乗っていたので、その経験が今回に繋がったと思います。前走以上に完璧な立ち振る舞いだったと思いますし、負けて強しです。

レース後のロードエースですが、脚元等に痛いところはなし。また、早速次走の予定が出ていますが、出走するには節と除外の権利が必要になるとのこと。今回、無事出走できたようにしっかり段取りを組んでいってもらえればと思います。そしてまだまだ若々しい走りを見せていって欲しいです。

パラダイスリーフは2戦目に芝2300mを克服済みですが、屈腱炎から復帰後は一貫して芝2000mに使っていたので、今回の芝2500mがどう転ぶか心配な気持ちもありました。また、帰厩後の調整でも左前裏の張りが強くなったりと、嫌な雰囲気がありましたが、そこは厩舎スタッフの尽力で追い切りを緩めることなくレースへ臨めたことは感謝感謝です。マイナス4キロでの出走でしたが、数字以上に馬体には締まり、メリハリがあったかと思います。

レースでは最内枠からの出走だったので、ちょっと立ち遅れるかな?と見ていましたが、実際モサッとゲートを出てしまうも、二の脚でリカバー。中団ぐらいで折り合いに専念するのかなと見ていたら、その後は軽く促しながら更に前へ。単独3番手の位置でレースの流れに乗ることになったのはビックリでしたが、馬場の良いところを選んで走りたかったんでしょう。

また、向正面では逃げたエターナルヴィテスがかなり引き離していましたが、残り800mからジワッと差を詰めていくと、残り600mでは前との差は5馬身差ほどまで接近。その後、エターナルヴィテスが脚色一杯となると、4角を回る時には早く2番手。あとは戸崎Jのブレークアップを交わすのみで、後ろから差される気配はなかったです。そして残り200m過ぎで先頭へ躍り出て、危なげなく勝利へ。心配した距離は問題なかったですし、むしろ追走が楽になって良かった印象。終わってみればサッと3番手を取り切ったのが、負担少なく勝てた大きな要因です。

レース後のパラダイスリーフは脚元の疲れ・反動を心配しましたが、今のところは大丈夫そう。ただ、左前脚に今度は骨瘤の症状が見られるので、一旦放牧に出し、左前脚の治療・ケアを重点的に行って欲しいです。次走については目黒記念が1つ選択肢として挙げられるでしょうが、そこは回復次第。無理にそこ(目黒記念)へ合わせることなく、状態を万全にしてからレースを絞り込んでもらえればと思います。

能力・素材的にOPや重賞でも通用する余地はあるので、左前脚に爆弾を抱えながらも、1戦1戦を積み重ね、更なる勲章を掴み取って欲しいです。