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【シルク】土・日曜日(4/17・18)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ルージュセリーズ

土曜新潟4R 3歳未勝利・牝馬(ダ1200m)6着(11番人気) 西村淳J

ブリンカー着用。内枠から互角のスタートを切って、中団内目を追走します。直線ではインコースからジリジリと脚を伸ばすも、惜しくも掲示板を逃しています。

手塚調教師「前走時は両前の中筋に痛みが出たことから坂路中心に仕上げてきたものの、今回は脚元の状態が良かったので、しっかりコースに入れて追い切りを重ねてきましたから前走以上の仕上がりで臨めました。ですから、これまでよりも着順・内容は良かったですし、今日はこの馬なりに頑張ってくれたと思います。レースぶりからダートの短距離戦は合いそうな感じで、加えてブリンカーを着けたことも良い方へ作用しており、最後まで諦めることなくジワジワと伸びていました。ここ2戦はマイル戦を続けて使ってきたことでスピードに戸惑ったところもあると思いますから、それを考えると次はもっと上位に食い込めておかしくないですね。騎乗した西村騎手は『直線に向くところで前にいた馬が外に張ってきたので、そこで追い出しが少し遅れてしまいました。あれが無ければ掲示板を確保できたかもしれないです』と悔しそうに話していました。この後についてですが、輸送も難なくこなしたので再度同条件を使いたいと考えてはいるものの、今週の想定を見ると優先出走権が無いとすぐに使えない状況ですし、ここは一度牧場へお戻しさせていただく方向で考えています」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン/22日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

手塚師「先週は結果こそ残せなかったものの、ブリンカーや距離短縮が良い方に作用して、前進したところが見られたのは良かったですね。ただ、トレセンに戻って状態を確認したところ、これまでよりも頑張って走った分、全身には結構疲れがあって、歩様も硬く映ります。さすがに、このまま次に向けて進めていくのは難しいですし、この後は一旦ノーザンファーム天栄へ放牧に出して、リフレッシュさせたいと考えています」(4/21近況)

⇒⇒22日に滋賀県ノーザンファーム天栄へ放牧に出ています。(22日・最新情報より)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain カラパタール

土曜新潟10R 雪うさぎ賞(芝1200m)5着(2番人気) 津村J

重馬場。外枠から五分のスタートを切ると、少し宥めながら中団外目を追走します。直線へ向いてからは懸命に追い込みを図り、最後は3着馬と0秒1差の5着で終えています。

池上調教師「普段からそれほど入れ込むことはありませんし、飼い葉食いが悪いという訳ではないものの、中間は少し馬体が寂しく映りました。ですから、新潟までの輸送でこれ以上極端に減らないと良いなと思っていましたが、何とか許容範囲でおさまってくれましたね。スタートしてからは、外枠かつ初めての1,200m戦だったこと、そして津村騎手は折り合い重視で運んだことから、中団からの競馬となったものの、先々を考えれば良い形だったと思いますし、距離短縮でリズム良く運べましたね。促して行かせようと思ったらもっと行けるようになるのでしょうが、今日のように溜める形で競馬をすることが出来たことは収穫です。津村騎手のコメントは『良くも悪くも未勝利を勝った時から大きく馬が変わっていませんね。初めてのスプリント戦ですから見た目以上に前半は忙しかったかなとは思いますが、スピードに乗ってからは問題ありませんでした。また、直線でもしっかりと自身の脚を使えましたので、内容的にも悪くなかったと思いますよ。ただ、距離は未勝利を勝った1400mがベストではないかなと感じました』とのことでした。まずはトレセンへ戻ってよく状態を確認させていただいてから、今後について検討したいと思います」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン/22日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

池上師「結果を残すことが出来なかったのは残念でしたが、1200mに短縮したことで、マイル戦の時よりは折り合いはマシだったと思いますし、競馬の形自体も悪くなかったように感じます。トレセンに戻ってよく状態を確認しましたが、脚元に問題はないものの、馬体には皮膚炎が見られる状況です。おそらく競馬での疲れがそのような症状で表に出て来ているのだと思いますし、この後は無理せず一旦放牧に出してリフレッシュさせたいと考えています」(4/21近況)

⇒⇒22日に滋賀県ノーザンファーム天栄へ放牧に出ています。(22日・最新情報より)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain バラキエル

日曜新潟5R 3歳未勝利・若手(ダ1800m)11着(14番人気) 小沢J

前回に引き続きブリンカーを着用。煽り気味にゲートを出ると、二の脚を活かして先団やや後方を追走します。最後の直線で懸命に追われますが、目立つほどの伸び脚は見られず後方で流れ込んでいます。

大久保調教師「新潟競馬場までの輸送は特に問題なく、レースに向かうまでの過程で前走より雰囲気は良かったので、この条件で良い走りを見せてほしいと期待していました。ゲートを煽り気味に出てしまったものの、スッと二の脚が付いたように走りに対して前向きさは見られましたし、ダートの走り自体も良かったと思います。ただ、最後の直線では疲れて気持ちが切れてしまったような感じでしたね。レース後、小沢大仁騎手に確認したところ、『ゲートの出は速くなかったですが、スッと二の脚がつきました。道中も前向きさが見られましたし、ペースが上がったところでも置かれずに進んで行きましたが、最後は距離が長いのか疲れてしまいました』と話していました。勝負どころの感じからすると、もう少しやれて良い気がしますが、最後の止まり方を見ると1800mでも長いのかもしれません。この馬なりに良くなってきているのは確かですから、次走はもう少し距離を短くするなどして、この馬に合った条件を探っていきたいと考えています。この後についてはトレセンに戻って状態をよく確かめてから相談させていただきます」(レース結果)

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・在厩場所:栗東トレセン/22日に滋賀県・NFしがらきへ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

大久保師「トレセンに戻って状態を確認したところ、トモに疲労が見られる以外は大きなダメージはありませんでした。最後は苦しくなって脚が鈍ってしまいましたが、レースを使う毎に集中して走ってくれるようになっているので、後はこの馬の適性に見合った番組を探してあげないといけませんね。現状、1800mでも距離が長かったように思うので、次走はもう少し距離を短くしてみようと思っていますが、節を空けないことには良い状態で使うのが難しいですから、一旦放牧に出してコンディションを整えてもらうことにしました。次走の予定につきましては、地方交流戦も視野に入れて考えていきたいと思っています」(4/21近況)

⇒⇒22日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧に出ています。(22日・最新情報より)

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土・日曜日(4/17・18)に出走したシルクの出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。

デビューから2戦、共に13着に敗れていたルージュセリーズ。血統も1本筋が入り、堅実に駆けてくれるイメージで出資したのでそのギャップに悩まされましたが、マイルは長い印象を持っていたので、ダートの1200mで変わってくる余地はあると思いました。そして集中力の維持のためにブリンカー着用もプラスに出てくれればと。

その一方でブリンカー着用によるイレ込みを心配したのですが、パドックでは落ち着いた周回。一息入った後でしたが、仕上がりは悪くなかったと思います。

レースは内枠に入ったので、ハナへ行くくらいの気概を見せて欲しかったですが、芝スタートでゲート出+二の脚は一息。ダートに入ってから少しポジションを挽回しましたが、馬群の中で追走する形に。3角から4角にかけての走りを見ると、行きっぷりが一息だったので、直線ではジリジリ後退してしまうかなと見ていましたが、ルージュセリーズは西村淳Jの鞭に応える形でジリジリ脚を繰り出し、懸命な食い下がり。直線半ばでは一瞬内をすくう形で伸びてくるかなと思いましたが、もうワンパンチ足りず。何とか5着以内に粘り込んで欲しかったですが、1歩及ばずの6着。何とか次走への優先権を確保して欲しかったですが…。

レース後のルージュセリーズですが、一生懸命走り切ったことでジワッと疲れが出てしまっている様子。節を稼ぐために放牧に出ましたが、態勢が整うには時間を要しそう。まずはこれ以上状態が落ち込まないように楽をさせてあげて欲しいです。

今回、ようやく少し明るい兆しが見えたルージュセリーズ。外枠を引いていればもっとやれたように思うので、適条件を見つけた次走以降は更に1歩・2歩と未勝利脱出へ進めてもらえればと思います。

カラパタールは自己条件に戻しての距離短縮。これはプラスに出るとは思っていましたが、2番人気に支持されるとはちょっとビックリでした。

前走後、少し回復が遅れ、牧場でもトレセンでも馬体重の維持が懸念されましたが、マイナス6キロ(440キロ)での出走に。正直もっと減ることを覚悟していたので、カラパタールなりによく耐えてくれたと思います。

レースに関しては、今回も前に壁を作りにくい外枠が当たったので、暴走してしまうことは避けて欲しかったですが、馬場が渋ったことで、カラパタールが下を気にしてくれることで折り合いはつきやすいのかなと。未勝利を勝ち上がった時のイメージでレースを見守りました。

ゲートはマズマズの出でしたが、レースの流れに乗せていくことなく、津村Jは手綱を引いて折り合いに専念する形。前走で行きたがる面を強く見せていたので、競馬を教える意味でもそうしたのでしょう。ただ、後方2番手まで下がっていたので、やり過ぎた感は正直あります。道中の走りは折り合いもついて、悪くない雰囲気。やはり道悪は色んな面でプラスに働いたと思います。そして最後の直線は大外からジワジワ加速。残り50mぐらいからひと伸びあったので、控える形で競馬を憶えさせていく分には1400mまでは対応してくれるでしょう。

レースぶりは消極的だったかもしれませんが、先々に繋がるものは見せてくれたと思いますし、個人的には掲示板に載れるとは思っていなかったので、この結果・走りには好印象を持ちました。

レース後のカラパタールですが、脚元等は大丈夫も、馬体には皮膚炎が見られるとのこと。まあ、一生懸命走ったことによるものなので仕方ありませんが、このことからも内面の弱さは大きな課題に。胃潰瘍のような症状があるなら、まずは薬を投与して改善に努めて欲しいです。1勝しているので、無理をする必要もないですし。

芝だと節が足りないことが分かり、直前でダ1800mに矛先を向けてきたバラキエル。以前より追い切りの形・時計はこの馬なりに良くなっていますが、一般的には平凡と言える時計ですし、併せ馬だと脚色・手ごたえは見劣るばかりで遅れが目立ちます。変わってきたとは言えない現状です。ダートに関しては速い脚が使えない分、悪くないと見ていましたが、時計の出やすい馬場になったのは誤算でした。

スタートはそれほど速くなかったですが、二の脚でポジションを挽回。頭を上げて少し行きたがる面を覗かせるも、1角までには落ち着いてくれたと思います。その後は5・6番手を追走し、3角から4角を回ってくる時はズブさを覗かせることなく、小沢Jの手応えは悪くなかったです。あとは直線で伸びてくれることを願ったのですが、残り200mぐらいからは逆に脚が上がった感じに。自分から止めているようには見えなかったので、距離が長かったんでしょう。レースの進め方はこれで合っていると思います。

レース後のバラキエルですが、そこまで疲れてしまった様子はなし。時間の経過と共に回復できるレベルでしょう。22日にNFしがらきへ移動済です。今後については馬体の回復後に再検討ということですが、地方交流戦まで視野を広げることに。色々手を尽くしてくれるのは有難いですが、現状は未勝利でも歯が立たない成績。実力が不足していると言われても仕方ないですが、距離を縮めることでどこまで前進があるのかに期待したいです。