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直前での乗り替わりは非常に痛かったも、前走は着差以上の完勝でしたし、ここへ向けて状態&動きの良さは胸を張れるもの。欲を出さずに末脚勝負に徹してもらい、展開が嵌ってくれれば。気楽に1発狙って欲しい。☆アリーヴォ

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アリーヴォ(牡・杉山晴)父ドゥラメンテエスメラルディーナ

日曜阪神11R 大阪杯(G1・芝2000m)5枠9番 武豊

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:30日に坂路コースで時計

杉山晴師「C.ルメール騎手とのコンビでレースに向かう予定でしたが、ジョッキーサイドから今週の騎乗をすべてキャンセルすることになったと連絡があったことから、急遽武豊騎手に依頼させていただきました。先週長めからしっかり負荷を掛けているので、30日の追い切りは坂路で54秒ぐらいの時計で上がってくるように伝えていたのですが、全体時計が51.3秒をマークしました。クッションの良い馬場でどの馬も好時計をマークしているぐらいでしたから、決してオーバーワークではありません。道中はムキになることなくリラックスしていましたし、鞍上が軽く促すとスッと加速してくれました。追い切りに騎乗したC.ルメール騎手は『以前よりも心身ともに成長が感じられましたし、良くなっていますね。軽く促すとスッとスピードが乗って力強く駆け上がってくれましたし、良い仕上がりでとても楽しみです』と好感触を掴んでもらっていただけに、乗れないのは悔やまれますね。でも、数々の大舞台で結果を残している武豊騎手に乗ってもらえるのは強みだと思いますし、良いイメージでレースに向かってくれると思います。今回は広いコースに加えて一線級相手と厳しいレースになるものの、アリーヴォ自身もメキメキと頭角を現していますから、ここでどれだけ良い走りを見せてくれるかとても楽しみにしています」(3/31近況)

助 手 27栗坂重 59.9- 43.7- 29.2- 14.4 馬なり余力
ルメー 30栗坂良 51.3- 37.4- 24.6- 12.4 末強め追う

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第2回阪神4日目(04月03日)
11R 大阪杯(G1)
芝2000メートル 4歳上OP 指定 国際 定量 発走15:40
枠    馬    馬名    性齢    重量    騎手
1    1    スカーフェイス    牡6    57.0    岩田康誠
1    2    レッドジェネシス    牡4    57.0    藤岡康太
2    3    ヒュミドール    せ6    57.0    M.デムーロ
2    4    ジャックドール    牡4    57.0    藤岡佑介
3    5    アカイイト    牝5    55.0    幸英明
3    6    エフフォーリア    牡4    57.0    横山武史
4    7    ウインマリリン    牝5    55.0    松岡正海
4    8    ポタジェ    牡5    57.0    吉田隼人
5    9    アリーヴォ    牡4    57.0    武豊
5    10    ヒシイグアス    牡6    57.0    池添謙一
6    11    ステラリア    牝4    55.0    福永祐一
6    12    ショウナンバルディ    牡6    57.0    坂井瑠
7    13    キングオブコージ    牡6    57.0    横山典弘
7    14    レイパパレ    牝5    55.0    川田将雅
8    15    アフリカンゴールド    せ7    57.0    国分恭介
8    16    マカヒキ    牡9    57.0    岩田望来

○杉山晴師 「小倉との相性がいいこともありますが、前走は外々を回って2着馬を引き離す競馬。地力強化が窺えましたね。前走後はここに向けて調整してきました。今回は相手が強くなりますし、胸を借りる立場だけど、ここでもやれるところを見せて欲しいと思っています。」(土曜版・競馬ブックより)

○杉山晴師 「前走のレースぶりから地力強化が窺えますし、レース後はここに向けてしっかり調整してきました。G1レースでメンバーも一気に強化されますが、どんな競馬ができるか楽しみにしています」(日曜版・競馬ブックより)

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大阪杯】アリーヴォはルメール騎手を背に坂路で51秒3の好時計 充実した出来をアピール(スポーツ報知より)

アリーヴォ(牡4歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ドゥラメンテ)は、新コンビとなるルメール騎手がまたがって坂路に入り、単走で追い切った。前半から抜群の行きっぷりで急坂を駆け上がったが、ラストまで脚いろが乱れることはなく51秒3―12秒4。余力を残して好時計。小倉大賞典で初重賞制覇後もさらに体調をアップさせて、G1に挑める。

杉山晴調教師は「クッションがきいた馬場でスピードの乗りがよかった。ジョッキーも“無理をしていない”と言っていました。充実していますし、重賞を勝った後はさらに力強さが出てきました。小倉(全5勝)でしか勝っていませんが、操縦性の高い馬なので阪神もこなしてくれると思います」と笑顔で話した。さらに増幅した勢い&トップジョッキーの手綱で菊花賞(7着)以来2度目のG1に挑む。

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大阪杯】アリーヴォ坂路1本「硬さなく思った通りの調整」と杉山晴師は万全の態勢を強調(日刊スポーツより)

アリーヴォ(牡4、杉山晴)は、坂路1本で最終調整を終えた。杉山晴師が「硬さがなく、追い切り後も順調。思った通りの調整ができている」というように態勢は万全だ。

「真ん中の枠もいいし、馬場も心配ない」と条件もばっちり。4歳の上がり馬がG1初制覇なるか。

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相性の良い小倉の舞台でアッサリ初重賞制覇を決めたアリーヴォ。結果的に枠番も良かったと思いますが、終始外々を回ることになっても余裕はありましたし、勝負どころでモタモタすることが多かったのに、前走では勝負どころでの手応えは上々で仕掛けを待てるほど。この時点で勝ちを意識しましたし、直線で追われると手応え通りに脚を伸ばしてくれました。そしてこれまで同着での勝ちなど接戦をモノにしてきましたが、重賞で2着馬との差を広げたのは地力強化の賜物でしょう。

その後はNFしがらきへ放牧に出し、香港遠征も選択肢に入っていましたが、前走の回復が進み、順調に乗ることが出来ていたことから、ここ大阪杯で2度目のG1挑戦となりました。

帰厩後の調整・追い切りですが、1週前にCWコースで長目7ハロンから時計を出すと、ラスト3ハロン35秒9-ラスト1ハロン11秒1と好時計とマーク。だんだん追い切りでも動くようになってきたとはいえ、映像で見ても、動きの良さには感心する程。そして最終追いではC.ルメールJを背に坂路で51秒3と自己ベスト。最後軽く仕掛けた程度でしたが、頭が少し高い走法ながらも、前脚がしっかり上がり、伸びやかなフットワーク。無理をせずにこの時計が出るのですから、本格化してきているのでしょうねえ。非常に良いデキでG1へ向かうことが出来るのは幸せですが、C.ルメールJが直前で乗れなくなってしまったのは正直痛恨でしょう。勿論、その中で武豊Jを確保できたのは良かったと思いますが、G1で乗り替わった際、静かにレースを終えていることが多いので、乗り方は任せるのではなく、しっかり打ち合わせをし、プランを立ててレースへ臨んでもらいたいです。

ただ、相手関係に目を遣ると、昨年の年度代表馬、昨年の勝ち馬、5連勝中と勢いが凄い上り馬と多士済々。実績では分が悪いですし、大舞台での経験値もまだまだ。デキの良さと計り知れない伸びシロはアリーヴォの強調点ですが、G1の舞台やライバルが醸し出す独特の空気感で舞い上がってしまうかもしれません。スイッチが入りやすい馬だけにこの点は大いに心配です。

まあ、それでもここはチャレンジャーという立場。攻めていくのみですが、阪神の内回りの芝2000mなら前走の小倉大賞典と近いイメージで乗れると思うので、まずは自分のリズムを守って追走して欲しいです。そして残り600mぐらいからは一気に流れが激しくなると思うので、そこで仕掛けを待てるぐらいなら面白そう。武豊Jには末脚をしっかり引き出すことだけを意識して乗ってきて欲しいです。脚を少し余すぐらいのイメージで乗れば、逆に展開が嵌るかもしれないので。