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小倉の相性こそ良いも、今回は古馬相手の重賞挑戦。勝負どころからのペースアップでモタモタしないかが心配。逆にそこをスムーズに捌くことが出来れば、ここでも恥ずかしい競馬にはならない筈。現状でどこまでやれるのかを冷静に見たい1戦。☆アリーヴォ

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アリーヴォ(牡・杉山晴)父ドゥラメンテエスメラルディーナ

日曜小倉11R 小倉大賞典(G3・芝1800m)8枠16番 横山和J

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:16日に坂路コースで時計

杉山晴師「先週、CWコースで長めからしっかり負荷を掛けて追い切っているので、16日は小倉競馬場までの輸送を考慮して坂路でサッと時計を出して仕上げています。レースに騎乗予定の横山和Jに手伝ってもらい、全体が55.0秒で、終い1ハロン13.2秒と、時計こそ目立つものではなかったものの、道中の感じや軽く促した時の反応は良かったですね。ジョッキーも『先週の追い切りでもよく動けていましたが、上積みが感じられますし、良い状態でレースに臨めそうです』と好感触でしたし、良い状態に仕上がっていると思います。前回の壇之浦Sでは、菊花賞以来のレースと言うことで、少し時間を掛けてしっかり仕上げたこともあって、好仕上がりでレースに向かうことが出来たので、その時と比較すると大きな上積みこそないものの、高いレベルを維持していると思います。勝ち鞍はすべて小倉で挙げているように、アリーヴォにとっては良い舞台になるのは間違いありません。斤量はもう少し見込まれると思っていましたが、54キロで出走できるのは良いことですし、後は今の小倉競馬場の馬場がかなり特殊になっているだけに、いかにスムーズな競馬が出来るかがカギになってきますね。メンバーはかなり強くなりますが、ここで良い走りが出来れば、今後が更に楽しみになるだけに、後は横山和Jの手綱捌きに期待したいと思います」(2/17近況)

助 手 13栗坂良 58.9- 43.2- 28.1- 13.7 馬なり余力
横山和 16栗坂良 55.0- 40.4- 26.4- 13.2 馬なり余力

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第2回小倉4日目(02月20日
11R 小倉大賞典(G3)
芝1800メートル 4歳上OP 特指 国際 ハンデ  発走15:20
枠    馬    馬名    性齢    重量    騎手
1    1    アールスター    牡7    56.0    長岡禎仁
1    2    ヴェロックス    牡6    56.0    菱田裕二
2    3    レッドフラヴィア    牝5    52.0    津村明秀
2    4    ノルカソルカ    牡5    54.0    勝浦正樹
3    5    ダブルシャープ    牡7    56.0    酒井学    
3    6    スカーフェイス    牡6    55.0    団野大成
4    7    カデナ    牡8    57.5    泉谷楓真
4    8    ヴァイスメテオール    牡4    55.0    丸山元気
5    9    トップウイナー    牡6    54.0    城戸義政
5    10    スーパーフェザー    せ7    54.0    浜中俊
6    11    アイスバブル    牡7    54.0    水口優也
6    12    ランブリングアレー    牝6    55.5    藤岡康太
7    13    サトノアーサー    牡8    57.0    荻野極    
7    14    ジェネラーレウーノ    牡7    55.0    柴山雄一
8    15    ブラヴァス    牡6    57.0    西村淳也
8    16    アリーヴォ    牡4    54.0    横山和生

○杉山晴師「前走は抜け出すとフワッとしていたくらいで、まだ遊びがありました。操作性の高い馬ですし、小倉は結果を出しているコース。馬場コンディションにも大きな注文はつかないですしね。ハンデの54キロもいいので重賞でどこまで」(競馬ブックより)

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前走は着差以上に強い内容で小倉での4戦4勝を決めてOP入りしたアリーヴォ。その後は一旦NFしがらきへ戻り、状態面を確認してここへのGOサインが出ましたが、帰厩後は坂路とCWコースを併用しての仕上げ。最終追いは輸送を考慮して坂路でサッとやった程度でしたが、1週前にCWコースでビシッと追われて追走先着。ここへ向けてきっちり仕上がったと思います。

また、2走前に菊花賞(G1)に挑戦していますが、前走で3勝クラスでの勝利を挙げてOP入り。一応、今回OPへの昇級戦が重賞挑戦となるので、勢いは魅力ですが、このメンバー相手にどこまでやれるのかは未知数。馬場が傷んでいるので外目の枠が欲しいなあと思っていましたが大外枠へ。良いところを選んで走れそうですが、終始外々を回らされると最後辛くなるかも。その辺は鞍上も頭に入っていると思うので、そこは当日の馬場の変化を見ながら上手に導いてくれればと思います。

ただ、1つ不安に思っているのが、小倉での相性こそ良いも、勝負どころでズブさを覗かせる点。今までは相手関係や手頃な頭数で恵まれたというかリカバーできたと思うので、OPのメンバーに入ってどうなのか。レースの緩急もより激しくなるでしょうから、モタモタして位置取りを悪くしなければ良いのですが。逆にそこを乗り越えて、4角を回ってくる時に前を射程圏に入れていれば、直線ではひと追い毎にじわじわ加速していき、上位争い→勝ち負けの争いへと賑わしていってくれる筈です。

まあ、まだまだキャリアの浅い馬ですし、馬体にも成長の余地があります。悪い方に結果が出た時は、これを糧にして更に力を付けていってくれればと思います。