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レースに参加できるか不安で一杯でしたが、実戦では子供っぽさをさほど見せずに真面目に追走。直線で少しスムーズさを欠く場面があるも、左手前に替えてからひと伸び。4着に終わるも、素質の一端を示すことが出来て安心しました。☆レッドデクスター

f:id:yakifish:20200825181938g:plain レッドデクスター(牡・橋口)父イスラボニータ 母パイタ

11月14日レース後コメント(4着)

橋口調教師「ここまでの攻め馬の内容からも、正直なところ半信半疑ではあったのですが、芝の実戦に行っていい走りをしてくれましたね。騎乗した武豊騎手も『返し馬で子供っぽいところを見せていたが、道中はフラフラすることなく真面目に走っていた。直線で他馬を少し気にするようなところはあったけど、最後までしっかり脚を伸ばしてくれたね。結構やれると思う』と、いい感触を掴んでくれたようです。直線で窮屈なところがあっただけに、スムーズに捌けていればもっと際どかったかもしれません。初戦とすれば上々の内容だったのではないでしょうか。ひとまず上がりの歩様は問題なし。優先出走権を獲得しましたが、芝1600mの未勝利戦は6回阪神開催だと3週目と4週目に1鞍ずつ。5回阪神最終週にもありますが、中1週と間隔が詰まってしまうので、今のところ6回阪神3週目か4週目のどちらかに向かおうと考えています。このあたりなら権利がなくても出走できるでしょう。少し間隔が空くため、短期で放牧に出す予定です」

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【次走へのメモ】

中位やや後ろから。抑えて脚をためていた。直線は進路を探しつつだったが、坂からハンスの外で一応の伸びを見せて4着へ。追い切りでは大きく遅れていたが、芝の実戦へ行って良さあり。(B誌より)

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2021.11.18
栗東橋口慎介厩舎
調整メニュー:引き運動

橋口調教師「今朝も引き運動での調整です。特に気になるところはなく、ここまでは順調と言えるでしょう。明日(金)から乗り出す予定で、ひとまず坂路に入れて軽めのところを乗ろうと思っています」

2021.11.17
栗東橋口慎介厩舎
調整メニュー:引き運動

橋口調教師「トレセンに帰った後も歩様は異常なし。全休日明けからここまで引き運動にとどめて様子を見ていますが、疲れはほとんどありませんし、レースで走り切っていなかったのか、むしろ元気一杯です。昨日(火)獣医チェックを受けたところ、『異常なし』とのこと。これなら続戦も可能だと思いますし、来週の芝1600mで武豊騎手が空いていることも踏まえて検討した結果、当初の予定を変更して来週使うことにしました。中1週と間隔が詰まるので、追い切りは来週にサッとやれば十分でしょう。レースによる反動が少なく済んでいるだけに、一度使った上積みは大きいはず。変にテンションが上がらないように注意しつつ、馬体や脚元のケアも入念におこなっていきます」
※11月27日(土)阪神3R・2歳未勝利(芝1600m)を武豊騎手で予定。

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追い切りで遅れるケースが目立ち、デビュー戦から馬具の着用が検討されたレッドデクスター。正直、前途多難なデビュー戦で終わることを覚悟して見守っていました。

パドックに登場したデクスターは子供っぽさ全開という感じではなく、この馬なりには落ち着きはあったと思いますし、馬体はスカッと見せて好仕上がり。雰囲気は悪くなかったと思います。

レースでは馬群から離れた位置での追走になると子供っぽさを覗かせて進んでいかないと見ていたので、何とか馬群の中で付いて行ければと見ていましたが、スタートでは少し他馬を気にする面を覗かせ、後手を踏む形。ただ、二の脚は付いたので大きなロスには至らず、道中は中団よりやや後ろの位置で折り合いを重視。フワフワした追走になることを覚悟していましたが、自分からしっかり走れていたのは好感。ちょうど前に人気を集めていたスタニングスターやハンスがいたので、それらを目標に武豊Jは進めてくれました。

そして4角を回って最後の直線。デクスターは手応え良く向いたので、あとは追ってからどうなのかな?と見ていましたが、進路を探しながらじわじわ加速。武豊JのGOサインにもハミを取ってしっかり反応できていました。ただ、人気の一角だったハンスが直線で何度か寄ってきたことで躊躇する場面があり、前との差を詰め切れませんでしたが、左手前に替えてからもうひと伸び。諦めずに食い下がってくれましたし、正直ホッとしました。

レース後のデクスターですが、案外ケロッとしていて元気一杯。当初は短期放牧を挟む予定でしたが、来週の阪神・芝1600mなら武豊Jが空いていることから方針を転換。中1週のローテで2戦目を迎えることになりました。個人的には詰めて使うことに不安はありますが、実戦向きということを見せてくれましたしタフさのある馬。良い意味でピリッとして慣れが見込めればと思います。まあ、次走でも末脚を生かす競馬に徹してどこまで最後伸びてくれるかでしょう。そして将来が楽しみになるレースを引き続き見せて欲しいです。