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出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

日曜日(3/12)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ラシックステップ

日曜阪神4R 3歳未勝利(芝1600m)11着(7番人気) 松田J

モッサリとしたスタートから無理せず後方で流れに乗ります。そのまま4コーナーを回ると、最後の直線コースではジリジリとした伸び脚で、中団で流れ込んでいます。

安田隆行調教師「前走後は成長を促すために短期放牧を挟みましたが、体重の変動はあまりなかったものの、馬体にメリハリが出てより一層逞しくなっているなと感じました。ムキになって走ると最後まで息が持たなくなってしまうことから、今回はブリンカーを外してレースに向かいましたが、道中はリラックスして走ってくれた割には、最後は伸びそうで伸び切れなかったですね。レース後、松田大作騎手は『ゲートの扉の音に驚いて頭を上げてしまい、モッサリと出てしまいました。前半は指示通り無理せず馬のリズムに合わせて走らせましたが、ムキになることはなかったですし、上手く脚を溜めることが出来ていたと思います。ただ、最後の直線で追い出していくと一瞬は加速したものの、馬群に入ると躊躇して脚色が鈍くなってしまいました。DDSPの症状は窺えましたが、馬群に入らずのびのび走らせれば、もう少し伸びてくれそうな気がします』とのことでした。外見はかなりしっかりとしてきているように思いますが、ゲートの出に加えて、DDSPの症状がまだあるように、心身の幼さが目立っていますし、もう少し長い目で育てていく方が良いと思います。トレセンに戻って状態を確認した後は無理せず放牧に出す方向で考えています」(レース結果)

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・在厩場所:栗東トレセン/17日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

安田隆師「この馬なりに身が入ってメリハリのある馬体に成長していますが、先週の競馬を見る限り、まだ中身が伴っていないことを考えると、もう少し長い目で育てて行かないといけないですね。トレセンに戻って状態を確認したところ、脚元含めて目立ったダメージはなく、体調も問題ありませんでしたが、この後は無理せず放牧に出して牧場で鍛えてもらいます。次走の予定につきましては、牧場で状態を確認しつつ検討していきたいと思います」(3/16近況)

⇒⇒17日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧に出ています。(17日・最新情報より)

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f:id:yakifish:20200825181938g:plain レッドデクスター

3月13日レース後コメント(14着)

橋口調教師「テンに無理せずスンナリと好位を取ることができたものの、勝負処で促すと反抗する素振りを見せていました。調教でそういった面を見せることはなかったのですが、今回はずっと耳を絞っていて気の悪さがモロに出た感じ。矯正馬具を着けてみたらどうかとジョッキー(松若騎手)に聞いてみたところ、そういう類のものではないようで…。上がってきてからもケロッとしていたように、今回は全く力を出し切っていません。このまま厩舎に置いて続戦する予定で、次はダートを試してみようと思います。ダートの1800mあたりなら節がなくても入るでしょうし、走り方を見てもダートは合うはず。テンからリズム良く運ぶことができれば変わるはずです」

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2022.03.17
栗東橋口慎介厩舎
調整メニュー:引き運動

橋口調教師「昨日に続いて引き運動での調整です。今朝も脚元や馬体には特に問題ありませんでした。昨日もお伝えした通り明日(金)から乗り出し、週末は時計を出さず坂路でジックリ乗り込むつもり。来週は変則開催明けになりますが、土日で両睨みとなっているので追い切りは全休日明けの水曜日におこなう予定です。中1週と間隔が詰まるだけに、サッと流す程度になると思います」

2022.03.16
栗東橋口慎介厩舎
調整メニュー:引き運動

橋口調教師「ここまで引き運動にとどめて様子を見ていますが、脚元や馬体に異常はなく、飼い葉もちゃんと食べていますね。何より疲れた様子が全く見られないあたり、やはり実戦で走り切っていなかったのでしょう。ひとまず明日(木)までは引き運動で楽をさせて、金曜日から乗り出す予定。今の感じなら中1週で使っても問題なさそうで、来週の土曜と日曜に阪神で1鞍ずつ組まれているダ1800mに向かおうと思っています。ジョッキーは前回に引き続き松若騎手に依頼しました。前走で跨って癖は掴んでくれていますし、芝とダートでの走りや感触についても比較してもらうつもり。(松若騎手は)他にもう1頭頼まれているようなので、その馬の動向や相手関係等も踏まえたうえで、どちらに向かうか決めようと思っています」

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f:id:yakifish:20200513050027g:plain シベール

2022.03.14
3月13日(日)中京7R・4歳上1勝クラス・牝馬限定・芝1600mに吉田隼Jで出走。16頭立て9番人気で4枠7番から平均ペースの道中を1、1、1番手と進み、4コーナーでは最内を通って0秒1差の2着でした。馬場は良。タイム1分33秒7、上がり35秒2。馬体重は6キロ減少の458キロでした。

○久保田調教師 「中間の調教では怖がるような素振りを窺わせていた為、改めてチークピーシズを装着しました。以前よりも大人しくなった点を踏まえ、攻めてポジションを取りに行く流れ。最後まで良いリズムを保ちながら運べており、2番手の馬が早めに来なければもう少し粘れたかも知れません。久々の芝でも安定感のあるフットワーク。次走については厩舎での様子を見て検討します」

☆★情報は(株)ロードサラブレットオーナーズのHPより☆★

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2022.03.16
レース後の両後脚に幾らか腫れが認められます。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。もう少しの間は慎重に様子を見守り、馬自身の状態に応じて今後の方針を決めます。

○久保田調教師 「レース後のチェックで両トモに軽い傷腫れを確認。また、体温も若干上がりましたが、すぐに平熱へ戻っています。リラックスを重視しながら、3月16日(水)は引き運動を行う形。近日中に跨る予定を立てており、感触に応じて次のプランを決めさせてください」

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日曜日(3/12)に出走した出資馬の出走結果・レース回顧ををまとめて。

阪神4Rで出資馬対決となったクラシックステップとレッドデクスター。共に前走後、一息入れて成長を促してきましたが、クラシックステップは父モーリスらしいボリューム感で肌艶は良し。理想を言えば、締まるところは締まり、メリハリのある姿になってきて欲しかったかも。レッドデクスターはプラス4キロでしたが、馬体は背が伸びた感じで好馬体。ただ、馬体の張りや毛ヅヤは少し物足りないように見えました。

レースは共に中団から後方で進め、末脚勝負に徹するのかなと見ていたら、レッドデクスターは五分のスタート後、鞍上が促して2番手を取り切ったのはビックリ。余裕を持って追走出来ていれば良かったですが、一息入った後で力んだ走りに見え、回りを気にしているのかなと思いました。そして4角を回る時点で鞍上の手応えはやや怪しく、レッドデクスター自身も押し上げて行こうという姿は感じ取れず。

一方のクラシックステップはゲートが開く音に相変わらずビックリしているようですが、ゲート出はそこまでへこみませんでしたが、スッと控えようとすると二の脚が付かず。スタート直後に馬群の最後尾と5馬身くらい引き離されたのは痛かったです。レース自体はスローに近い流れだったのに。その後、松田Jは内々をロスなく立ち回ることで差を詰めて行き、最後の直線でも内目を突くことを考えていたと思います。

そして最後の直線へ。両馬共に次に繋がる5着以内を目指し、直線での走りを見守りましたが、レッドデクスターはやはり追い出してからの勢いが案外。サッと勝ち馬に外から交わされたのも良くなかったのかなと思いますが、ジリジリ後退することに。自分から止めるところまでは行かないも、鞍上の叱咤激励に反抗しているようにも見えました。じっくり成長を促し、CWコースでの追い切りでは目立つ動きをしていたのに、力が付いて来て、隠し持っていた我の強さが表面化してくるとは…。去勢するぐらいしか効果は見込めないようにも思います。

ラシックステップに関しては、まずまず脚は溜まっていたと思いますが、直線を向いてから勢いをつけたので追ってからの反応は少し遅く、だんだんとフットワークが良くなってジワジワ伸びる感じ。最後まで地味に脚を伸ばしてくれましたが、臆病な性格なので内をついたり、馬群を割ったりすることに躊躇しているように見えました。DDSPなので終いの脚重点で競馬をしていかないとダメでしょうが、直線の長いコースより小回りコースで勝負どころから外々を捲っていく方がチャンスがありそうに思います。

レース後の両馬ですが、脚元等は大丈夫。レッドデクスターはレースで力を出し切っていないので元気一杯。次走ではダートの走りを試すことになり、来週の競馬を予定。クラシックステップは内面の弱さを残すので、17日にNFしがらきへ放牧に出ています。

両馬共に非凡な脚力は秘めていると思いますが、気性面の課題が大き過ぎるのが今回でクローズアップされました。何とか良い方へと軌道修正して欲しいですが、正直、簡単ではありません。

今回の結果次第では進退問題に発展するかもと見ていたシベール。拠りどころは吉田隼Jの騎乗だけで、厳しい結果になることは想定済。後方からじっくり進め、どこまで上位へ来れるかなと見ていました。

それ故、気楽にレースを見守っていましたが、ゲートが開くタイミングをきっちり合わせ、ややフライング気味に出て、二の脚は上々。ハナを奪い取れるとは思っていなかったので良い意味でビックリの逃げでレースを進めて行きました。そして道中は外から被せられないように注意しつつ、淀みない逃げへ。人気薄の分、早めに捕まえに来られなかったのは良かったです。そして鞍上の手応え良く、最後の直線へ。直線では後ろを引き付けることなく、早めスパートで粘り込みを図るのみ。坂を駆け上がり、残り200mぐらいでは一瞬逃げ切りまであるかと思いましたが、勝ち馬に交わされてからも、パタッと止まることなく2着をキープ。イン有利の馬場も味方してくれましたが、マズマズの時計でここまで粘り腰を発揮できるとは。終わってみれば、こういう形がベストなんだなと思い知らされました。

レース後のシベールですが、両トモに傷腫れが出来、体温も上がったようですが、日にちの経過と共に快方へ。今のところは続戦の予定です。次走では楽な逃げは出来ないと思いますが、来春の引退までに1勝は上乗せして欲しいです。