クラシックステップ
日曜阪神4R 3歳未勝利(芝1600m)4枠8番 松田J
・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:9日にCWコースで時計
安田隆師「9日にCWコースで追い切りました。道中はクラシックステップが追走し、最後の直線で3歳1勝クラスの馬に併せて同入しています。息づかいは相変わらず気になるものの、それが影響して脚色が鈍くなるようなことはなく、最後までしぶとく伸びてくれましたよ。今週の追い切りでほぼ態勢が整ったことから、想定を確かめたうえで番組を検討した結果、3月13日の阪神・芝1600m戦に松田大作騎手で出馬投票させていただきました。前走はダートを試させていただきましたが、走り自体は良かったものの、ペースが上がったところで置かれ気味になり、最後もジリジリとしか伸びてくれなかったところを見ると、現状は芝でじっくりと構えてレースを運び、直線での末脚に賭ける競馬がこの馬には合っているかもしれません。前回はブリンカーを着けてみたところ、行きっぷりが良過ぎたことから、今回は外してレースに向かうことにしました。依然、ゲートを出る際に扉の音に驚いてしまいますが、レースを経験する毎に大きく立ち遅れることはなくなってきましたので、五分にスタートを決めて良いポジションで流れに乗ってもらえば、最後はしぶとく伸びてくれるのではないかと期待しています」(3/10近況)
助 手 6栗坂良 58.2- 42.6- 28.1- 13.9 馬なり余力
斎 藤 9CW良 85.3- 70.7- 55.5- 39.1- 11.3 馬なり余力 レオノーレ(三歳1勝)馬なりの内0.7秒追走同入
レッドデクスター
2022.03.10
栗東:橋口慎介厩舎
調整メニュー:角馬場(ハッキング)→坂路
坂路 54.3-39.6-25.7-12.7 G前強め
橋口調教師「予定通り今朝(木)坂路で追い切っています。坂路ではあまり動かないタイプですし、単走ということもあって終いはしっかり追っておきました。それでも時計的には上々で、ゴーサインを出してからもしっかり反応していたように、このひと追いで概ね態勢は整ったと思います。先週もお伝えしたように体つきについても太め感はなく、増えていたとしてもほとんどが成長分でしょう。休養前と比べると攻め馬の動きが変わってきただけに、実戦に行ってどういう競馬をしてくれるのか楽しみにしています」
※3月13日(日)阪神4R・3歳未勝利(芝1600m)に松若風馬騎手で出走します。
2022.03.09
栗東:橋口慎介厩舎
調整メニュー:角馬場(ハッキング)→坂路
坂路 71.3-52.0-34.4-16.9 馬なり
橋口調教師「今朝(水)は坂路で軽めに乗りました。追い切りは明日(木)坂路でおこなう予定ですが、先週に目一杯やっているので単走でサッと流す程度にとどめるつもり。先週末も坂路で(4ハロン)56秒台の時計を出すなど、ここまで順調に乗り込むことができていますし、休養前に比べて追い切りで動けるようになっているのも好材料。今週の出走に向けて、態勢は整いつつあると言えるでしょう」
シベール
2022.03.10
3月13日(日)中京7R・4歳上1勝クラス・牝馬限定・芝1600mに吉田隼Jで出走します。3月9日(水)美浦・ウッドチップコースで調教時計を記録しています。発走は13時10分です。
○久保田調教師 「3月9日(水)はいつもより一つぐらい踏み込んだ内容。マズマズの動きを見せており、5ハロン68秒4の時計です。想定上では結構な頭数が集まっているものの、本命である芝マイルへの出走が叶いそう。ジョッキーの決定は今しばらくお待ちください」
≪調教時計≫
22.03.09 助手 美南W良 68.4 53.9 39.4 11.9 馬なり余力
2022.03.07
3月6日(日)美浦・ウッドチップコースで調教時計を記録しています。
≪調教時計≫
22.03.06 助手 美南W良 70.7 55.5 40.3 11.7 馬なり余力
☆★情報は(株)ロードサラブレットオーナーズのHPより☆★
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日曜日(3/12)に出走する出資馬の出走記事をまとめて。
前回の更新で出走が近いことは匂わせていたクラシックステップですが、今週の追い切りの動きを受け、阪神・芝1600mのココへ。それにより、3ヶ月半ぶりのレースとなるレッドデクスターとの出資馬対決となりました。
クラシックステップは前走でダートを試しましたが、概ねスムーズな競馬は出来たも、直線では反応し切れずに失速。DDSPの症状が悩ましいですが、ダート自体も合わなかった印象。あと、体型もあるのでしょうが、馬体をもう少しスッキリ見せるようになってきて欲しいです。
その後はNFしがらきで再調整を行い、2月末に戻ってきましたが、帰厩後の調整・追い切りはひとまず順調。3日にCWコースでビシッとやったことでピリッとし、9日の追い切りでは軽快な動きを披露。本当はテンからもう少し速く入って、ラスト1ハロンを11秒台でまとめることができれば良いのですが、息遣いに難が残る現状では攻め切れないのでしょう。ですので、実際のレースでも追い切り同様に上がり重点=じっくり構えて末脚に賭ける競馬に徹するしかないでしょう。あとは今回も出遅れると思うので、そのロスを出来る限り、最小限に努めて欲しいです。そして、ひとまず目標として掲示板入りを目指して欲しいです。
レッドデクスターは前走で11着に沈んでしまいましたが、馬場が緩くてノメるところがあったようですし、直線でも少しスムーズさを欠くことに。それでも勝ち馬とは1秒3差ですし、走破時計は1分35秒7と悪くはありません。
その後は滋賀・グリーンウッドで英気を養い、調教では週1回速いところを織り交ぜ、結構意欲的に攻めてきたことで、体質強化や前向きさのアップ、動きにも力強さが加わってきました。実際、帰厩後の追い切りでも以前より動けるようになっていますし、2日のCWコースでの格上を圧倒する動き。これが実戦に直結すれば、レースでの期待値はグッと増します。ただ、元々硬さのある馬なので、案外ダートの方が向いているのかなとも思うように。
レースぶりに関しては、レッドデクスターもクラシックステップ同様に末脚を生かした競馬に徹することになるでしょう。松若Jとは全くのテン乗りとなりますが、逃げ・先行のイメージが強い騎手ですが、以前、出資馬では上手に末脚を伸ばしてくれていたので、デクスターと息を合わせて前走11着からV字回復を遂げて欲しいところ。こちらも目標として、掲示板入りを目指して欲しいです。
シベールはダートや芝1400mにも視野を広げていましたが、第一希望だった芝1600mの牝馬限定戦へ出走が確定。鞍上に騎乗経験がある吉田隼Jを確保できたのは良かったと思います。
ただ、冷静に近走成績・内容を踏まえると、今回も厳しい結果は避けられないところ。前へ行くと他馬の目標となり、交わされると踏ん張りが利かなくなるので、個人的にはじっくり構えて進め、勝負どころから外々を回した方が良さそうな印象。また、メリハリの利いた走りをさせれば、レースでの集中力も幾らかでも増すと思うのです。
ですので、吉田隼Jには勝ち負けを目指すよりは掲示板入りを目指した走りをした方が、結果は良くなる筈。今回もサッパリな成績に終わると進退問題になってくるかもしれないので、何とか今後に期待を繋ぐ走りをお願いしたいです。