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土曜日(4/16)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200825181938g:plain レッドデクスター(牡・橋口)父イスラボニータ 母パイタ

2022.04.16
4月16日レース後コメント(優勝

橋口調教師「出資会員の皆様、おめでとうございます。普段の調教でも効果が感じられたのと、実戦に行っての気の悪さが少しでも矯正できればと思い、今回はメンコを着用しました。スタートで躓いてヒヤッとしたのですが、それでもテンから出していくようなことはせず、出たなりで気分良く走らせたジョッキー(鮫島克駿騎手)のファインプレーだったと思います。前回で癖を掴んで、手の内に入れてくれているのでしょう。それにしても、直線で狭いスペースを割って抜け出したのには、『あんな競馬ができるのか』と正直驚きました。メンコの効果云々というよりも、現状ではいかに道中で機嫌を損ねることなく、気持ち良く走らせることができるかどうかがカギになると思います。奥がありそうですし、気性面が成長すればもうひと皮、ふた皮剥けても何ら不思議はありません。お伝えしてきたように、この中間はずっと精神面が張り詰めていましたから、ここでキッチリ勝たせて休ませることができるのは何より。近日中に放牧に出す予定で、一度リセットさせたいと思います。応援していただき、本当にありがとうございました」

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【次走へのメモ】

先を急がず中位から。脚をためつつ行きっぷり良く追走。3角過ぎには動きづらい感じもあったが、4角手前でうまくラチへ寄せて距離を稼ぎ、直線で前が開くと一気に抜けた。完勝。(B誌)

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2022.04.20
栗東橋口慎介厩舎
調整メニュー:引き運動

橋口調教師「最終追い切りでデクスターと併せたオブジェダートも、同じ日の阪神4Rで勝ち上がりました。手前味噌になってしまうかもしれませんが、いい併せ馬ができたということなのではないでしょうか。結果に関わらずこの後は放牧に出すつもりで考えていましたから、キッチリ勝たせてから休ませることができるのは何よりです。幸いレース後も特に変わりはなく、脚元や馬体についても異常はありません。明日(木)グリーンウッドへ放牧に出る予定。まずは心身ともにリフレッシュして、精神的に大人になって厩舎に帰ってきてもらいたいですね。次も結果を出せるように、またデクスターとともに頑張っていきたいと思います」

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain モルレー

土曜福島6R 3歳未勝利・若手(芝1800m)6着(3番人気) 斎藤J

飛び上がるようにゲートを出ると、促しつつ中団内目に付けます。向正面を過ぎたあたりからジワジワと仕掛けていき、3~4コーナーでは先団を射程圏内に入れるも、最後の直線コースでは残り100m付近で脚色が鈍り、6着入線しています。

長谷川浩大調教師「追い切った後はいつも通り飼い葉を食べてくれていましたので、輸送で極端に減らなければと思っていましたが、前走から10kg減ってしまったものの、トレセンと変わりない数字で競馬に向かうことが出来ました。一度競馬を使ったことによって、気持ちが入り過ぎるようなことはなかったですし、返し馬の感じも良かったですね。ただ、レースではスタートがモッサリで追走に脚を使ったことと、開幕週の馬場と言うことで前を早めに捉えに行った分、最後は甘くなってしまいました。斎藤新騎手は『先行馬有利の馬場ですから、スタートを決めて良いポジションに付けるつもりでした。ただ、ゲートをモッサリと出てしまった為に、考えていたよりポジションが悪くなってしまいましたし、結果的に早めに動いていった分、直線半ばで脚が鈍ってしまいました。雨の影響で馬場が渋っていたのに加えて、開幕週と言うことで芝生が少し伸びていたので、その辺りも最後の伸び脚に影響してしまったのかもしれません』とのことでした。開幕週とは言え、雨の影響で少しぬかるんでいましたし、芝生も膝下ぐらいまで伸びていたので、その影響で多少なりとも体力を消耗してしまったのかもしれません。ただ、大崩れしてはいないですし、何より体重を維持して競馬に向かえたのは収穫だと思っています。この後はトレセンに戻って状態を確認したうえで、今後の方針について相談させていただきます」(レース結果)

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【次走へのメモ】

休養を挟んだが、やや細く映る。アオり気味でのスタート。レース後半で進出し早めに前を追いかけるも、直線で息切れ。もう少し馬体がフックラしてくれば。(B誌)

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・在厩場所:20日滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧
・次走予定:第1回函館開催

長谷川師「先週はレースの形としては良い内容でしたが、最後の最後で甘くなってしまったところを見ると、まだしっかりとしていないところが出てしまったように思います。体重は何とか維持してくれましたが、輸送がある競馬よりも、滞在競馬の方が負担も軽く済むでしょうから、この後は北海道シリーズに備えることにしました。レース後も脚元含めて問題ありませんが、放牧に出させていただきました。牧場で状態を確認してもらい、問題なければノーザンファーム空港に移動させて、第1回函館開催を目標に進めてもらう方針です」(4/20近況)

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土曜日(4/16)に出走した出資馬の出走結果・レース回顧ををまとめて。※同日、デビュー戦を迎えたリヴィアは別記事にて。

ダートで一変する走りを見せてくれたレッドデクスター。その前走から中2週での出走となりましたが、在厩して3戦目。精神面のイライラが指摘されていたので、パドックでのイレ込みを心配していましたが、当日はピリピリ感は伝わってきましたが、イレ込みまでは至らず。陣営の努力が伝わってきました。

レースはかなりの強風が吹く中、行われましたが、スタートで躓きそうになった時はビックリ。鮫島駿Jが手綱を引っ張り、態勢が崩れるのを阻止すると、その後は中団あたりで折り合いに専念。馬群の内で揉まれる形になっていましたが、動じることなく立ち回り、水平首でリズムカルな走り。レースの流れはかなり緩やか(スロー)でしたが、デクスターと鮫島駿Jは3角過ぎから仕掛けようとするも、逃げ・先行馬がせめぎ合っていたので、前との差を詰めきれず。一瞬、ポジションを下げてしまった時は嫌な予感もしたのですが…。しかし、実際は手応えには余裕があり、4角を回る時には少し内へ潜り込むと、直線では前に2頭いるのみ。上手に外へ持ち出せるかなと見ていたら、2番手を追走していたテーオーパルフェが直線で外へヨレると、逃げ馬との狭いスペースを躊躇なく突入。向かい風にも動じることなく抜け出すと、最後はソラを使う感じに。それでも2着馬に3馬身差をつけた走りはまさに完勝。心身の幼さは残すも、気持ちの強い点は大きな武器になります。また、走破時計は地味ですが、Sペースとレース中の強い風に影響を受けたのは事実。ロスなく立ち回れる馬なので、昇級戦となる次走でも恥ずかしい競馬にはならないと思います。

レース後のデクスターですが、目立った疲れ・ダメージはなさそう。ただ、精神面では一杯一杯になってきてると思うので、グリーンウッドへ移し、心身共に癒されて欲しいところ。予定では本日移動します。

東京サラブレッドクラブでも出資を始め、今回が通算7戦目。デクスターが充電明け、芝のマイル戦で完敗した時は少し頭を抱えましたが、このタイミングで東サラで1勝出来たのは嬉しいですし、ホッと一安心しました。

1戦目は小倉、2戦目は福島と日本を東西へ駆けまわったモルレー。在厩時の調整内容から前走から馬体重が減ることは避けられないと思っていましたが、レース当日の馬体重発表ではマイナス10キロの426キロ。数字ほど細くなった印象はなかったですし、パドックでイレ込むこともなかったです。ただ、追い切りではビシビシやれていなかったので、その点がレースでの最後のひと押しに響かないか心配でした。

レースは好枠を生かしてスッと前へつけたかったのですが、やや煽るようにゲートを出てしまったので、まずは中団の位置で追走。レース自体は若手騎手限定で逃げ馬がやや速いペースで引っ張る形となりましたが、その分、折り合いは付けやすかったと思います。ただ、縦長の展開になりつつあったので、向正面半ばから前との差を詰め始め、1番人気のバルタザールが3角過ぎで楽な手応えで2番手へ上がった姿を見て、モルレーと斎藤Jは渋った馬場の中でも更に強気に追い掛ける形を選択。

ただ、4角手前での反応には余力が尽きそうな印象を持ちました。そして直線で追われた際もギアが1つ上がる感じはなく、右手前での走りに。手前を替える余裕が人馬共になかったんでしょう。最後は何とか5着死守をと願ったのですが、力尽きての6着。勝ちに行く競馬をしてくれたと言えますが、ちょっと強気に動き過ぎ。道中でしっかり脚が溜まっていれば、勝ち馬の強さには敵わなくても、馬券に絡む走りは十分できたように思います。

レース後のモルレーですが、馬体は更に細くなってしまったでしょうが、脚元等は大丈夫。ただ、今回5着以内を死守できなかったので、一旦立て直しを図ることに。また、馬体を細くしやすい現状の課題を補う為、次走では滞在競馬となる函館へ駒を進めることに。また、それに備える形で早めにNF空港へ連れて行くことになりそうです。この判断に関してはモルレーには的確だと思いますが、軽い走りをする馬なので洋芝が合うかとなると…。その点がレース結果にどういう影響を及ぼすのか心配ではあります。まあ、次走ではもう少し末脚を生かすことを意識してもらい、力のあるところをしっかり見せていって欲しいです。そしてチャンスを生かして北海道シリーズで初勝利を。