ロードリライアブル
8月7日(土)新潟1R・2歳未勝利・芝2000mに福永Jで出走します。8月4日(水)栗東・Cウッドチップコースで調教時計を記録しています。発走は10時10分です。
○清水調教師 「私自身は併せたもう1頭に乗っていたものの、8月4日(水)の追い切りが非常に良い反応。叩いた上積みが感じられるデキでしょう。前走はずっと左側へ張っていただけに、新潟コースに変わるのも却ってプラスなはず。楽しみを持って送り込めそうです」
≪調教時計≫
21.08.04 助手 栗CW良 80.1 64.5 51.1 38.0 12.4 馬なり余力 ミナモトフェイス(2歳新馬)馬なりの外0秒3先行4F付同入
☆★情報は(株)ロードサラブレットオーナーズのHPより☆★
ミスビアンカ
土曜函館12R 3歳上1勝クラス・牝馬(芝1200m)6枠8番 C.ルメールJ
・在厩場所:函館競馬場
・調教内容:4日に函館Wコースで時計
高橋忠師「7月30日に長めから負荷を掛けて時計を出しているので、4日の追い切りは疲労が残らない程度に行っています。函館競馬場に移動後は、トレセンで調整していた時よりもリラックスして、馬の雰囲気がとても良いですよ。帰厩して日が浅い内は、どうしても気持ちばかりが先走ってしまい、それに体が付いてこない感じでしたが、今では気持ちと体の連動がスムーズになり、バランス良く調教が行えるようになっています。滞在の効果は十分感じられますし、これが競馬に行って少しでも良い方に向いてくれると良いですね。普通に力を出し切ればこのクラスにいるような馬ではないものの、交わされるとフワッとして止めてしまうところが邪魔をしてしまっています。積極的にレースを運ぶと一気に交わされて止める恐れがあるので、その点には気を付けてレースを運んでもらおうと思っていますが、C.ルメール騎手なら心配要らないでしょう。鞍上強化と調子の良さを活かして2つ目の勝利を挙げてもらいたいところです」(8/5近況)
助 手 30函W良 69.7- 54.9- 40.8- 13.1 G前仕掛け
助 手 4函W良 73.4- 57.0- 41.4- 13.2 馬なり余力
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土曜日(8/7)に出走する出資馬の出走記事をまとめて。
デビュー戦前は遅れるケースが目立ち、弱気になりかけていたロードリライアブルですが、最終追いは単走ながら水準級の時計&動き。ようやく目覚めてきたかなという状態での出走となりましたが、ロード馬では珍しく、勝気な性格がレースへ行ってプラスに。先々を見据えると逃げる競馬はして欲しくなかったですが、押し出されるようにハナへ。道中は宥めながらの追走でしたが、4角を回ってくる時の手応えは上々。その時点では押し切れるかなと思ったのですが、直線ではしっかりマークしてきた勝ち馬に競り落とされてしまいました。ただ、交わされる時には一瞬変な格好になったのですが、その後も自分から止めることなく末脚を伸ばして2着。随所に幼さを感じながらも、トビの大きいフォームは芝向き。また、レース後、落鉄していたのが確認できたので、ちょっと勿体なかったです。
デビュー戦後は一旦放牧を挟んで、心身の成長を促すのかなと見ていたら、続戦を早々に決めて中2週のローテでココへ。デビュー戦の鞍上・岩田望Jはおそらくサトノギベオンに先約があり、今回は福永Jへスイッチ。これは素直に嬉しいですし、心強いです。また、デビュー戦前のコメントから叩けば良くなると言われていましたが、中2週のローテで2本CWコースで時計を出すことが出来ていますし、4日の追い切りは上々の内容。まだまだ幼さを残していますが、1度使ったことで良い意味でガス抜きが出来、落ち着きは増している様子。脚取りはホント軽快です。
乗り替わりとデビュー戦の先行力から、引き続きここでも有力だと思いますが、関東馬との比較など力関係を把握するのは難解。また、この時期の2歳馬なので、あまり距離適性は関係ないと思いますが、2000mは上限の距離かなと。ですので、直線で競り合いになった際に何かに交わされてしまう場面が出てきそう。まあ、まだまだこれからの馬ですから、自滅するような負け方だけは避けて欲しいです。
ミスビアンカは前走が初めての芝1200m戦。集中力や持ち前のスピードを生かすにはプラスかなと見ていたのですが、レースではよもやの出遅れ。また、3角あたりで他馬に寄られる不利もあり、10着に沈んでしまいました。心身が噛み合えば、このクラスならアッサリ勝てる馬ですが、どうしても気持ちが先走るのがネック。そして交わされるとすぐに止めてしまいます。半弟は重賞を勝ちましたし、ミスビアンカの追い切りは毎回好時計。非凡なモノを秘めているのは確かなのに、結果に繋がってくれません。
今回は少し目先を替え、函館競馬への挑戦。これまで牧場でしっかり仕上げ、帰厩から10日での競馬が板についていましたが、今回はそういうことは出来ずに栗東と函館競馬場での調整へ。栗東でしっかり攻めて、函館では微調整という感じで軽めの追い切り。これはおそらく輸送で馬体が減ったんだと思いますが、滞在競馬の効果で450キロは維持できるかなとは思います。また、ミスビアンカ自身はイラつくことは少なく、カイ食いもマズマズ。あとは輸送がない競馬は初めてなので、その辺に戸惑わなければ良いのですが…。
また、今回の鞍上はC.ルメールJ。この鞍上強化は単純に嬉しいですが、一癖も二癖もあるのがミスビアンカ。精神状態がレースでの結果に直結するので人気を裏切る凡走の可能性は高いです。まあ、それでも外枠を引き当てたのはプラスだと思うので、上手にレースの流れに乗り、最後ひと伸び・ふた伸びしてくれれば。何とか掲示板にはのって欲しいです。