ラッキーモー
・在厩場所：栗東トレセン
・次走予定：7月18日の小倉・ダ1700ｍ
・調教内容：6月30日に坂路コースで時計
松永幹師「帰厩翌日から乗り運動を開始し、特に気になるところは見られなかったことから、先週末から時計を出し始めています。そして、6月30日の追い切りでは、2歳新馬のペースに合わせて時計を出したところ、馬なりのまま楽々駆け上がってくれましたよ。ここまで進めている中で、気難しいところは見られず、馬の雰囲気としてはとても良いですね。気の悪いところを見せるようなら、馬具を着けるなどして対策を考えていかないといけませんが、前走は2戦目で経験の浅いところが出てしまったように思いますし、新馬戦から間隔も開いていたことを考えると、もう少し経験を積み重ねて競馬を教えていく必要がありますね。脚元の状態も気に掛けていますが、ここまで進めている限り、疲れを見せることはないので、この調子でレースに向けて態勢を整えていければと思っています」（7/1近況）
助 手 27栗坂良 61.4- 45.0- 29.2- 14.4 馬なり余力
助 手 30栗坂良 54.5- 39.9- 25.8- 12.7 馬なり余力 ジレトール（新馬）馬なりと同入
ヴァンタブラック
・在厩場所：栗東トレセン
・次走予定：第3回小倉開催
・調教内容：1日に坂路コースで時計
担当助手「1日に坂路で追い切りました。富田暁騎手に手伝ってもらい、しっかり時計を出してもらいましたが、雨の影響で馬場が悪かった割には良い時計で駆け上がってきてくれました。レースから1年以上経っている割には、楽々時計が出るぐらいですし、運動後も脚元に疲れが出ることはないので、ここまで順調に進められていますよ。ただ、息づかいの感じや体つきはまだ重く感じますので、もう少し時間を掛けてレースに備えていきたいと考えています」（7/1近況）
助 手 27栗坂良 56.9- 40.8- 25.7- 12.1 強めに追う
富 田 １栗坂重 52.4- 37.3- 24.4- 12.4 一杯に追う
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１８日の小倉・ダ１７００ｍでの出走を目指し、追い切りを開始しているラッキーモー。前走では集中力を欠いてしまいましたが、デビュー戦を使ってからかなり間が空いての２戦目。よく分からないままデビュー戦を快勝したので、２戦目へ向かうに際してもレースというものを理解していなかったんでしょう。そしてキャリアの浅さが出ての大敗。これが実力ではないですし、久々を叩いての３戦目の次走。本当に気難しいところがあるのかどうかはこのレースで見えてくるのかなと思います。
ヴァンタブラックは今週末から始まる小倉開催での出走を視野に。追い切りは坂路オンリーとなりますが、帰厩してすぐに坂路で５２秒台をマーク。１日の追い切りでも体重の軽い富田Ｊが跨ったとはいえ、５２秒４－１２秒４。屈腱炎明けですが、症状自体はさほど重くなかったですし、１年以上のブランクがあっても脚力は錆びついていません。あとは以前よりも走る気持ちが出てきてくれれば。それに尽きるところは大きいと思いますし、個人的には同期のリアンティサージュに肩を並べるところまでは上がってきて欲しいです。
