クレッセントムーン
・在厩場所：北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容：週1回坂路コースでハッキング、残りの日はウォーキングマシン
担当者「この中間は、腰の状態確認のため坂路コースにてハッキングを行いました。普段の歩様から後ろの力が抜けてしまう感じでしたが、動かしてもそのような感じで、トモの嵌まりも悪く、グッと踏ん張る力が足りません。引き続き獣医と経過を見ていくことになっているものの、ここまでは良い意味でも悪い意味でも進展はありません。馬体重は５２２キロです」（6/4近況）
パラダイスリーフ
・在厩場所：北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容：週3回屋内坂路コースでハロン15秒のキャンター1本とトレッドミルでキャンター、週3回トレッドミルでキャンター
担当者「この中間も同様のメニューで進めています。坂路へ入れる前にトレッドミルでの運動を取り入れたことで、息の重たさは多少改善されたかなと思います。もう少し気配が良化してくると良いですが、暖かくなってきたことで見映えのする体つきになってきましたし、来週からはハロン14秒ペースに入っていくつもりです。馬体重は５３０キロです」（6/4近況）
ヴァンタブラック
・在厩場所：北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容：週3回屋内坂路コースでハロン14～15秒のキャンター2本、週3回トレッドミルでキャンター
担当者「先週から大きく変わった点こそないものの、順調に乗り進めています。今は気持ちと体のバランスが取れているので、動きの質と言う点でも良いですね。移動へ向けて徐々に態勢は整ってきつつありますから、須貝師からいつ声が掛かっても良いように準備しておきます。馬体重は５４２キロです」（6/4近況）
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クレッセントムーンは腰の状態を確認する作業を行っていますが、トモの踏ん張りが利いていないようですし、正直厳しそうな感じ。もう少し様子を窺うようですが、良化の兆しが見えないですし、今の感じだとこのまま引退が濃厚かも。
パラダイスリーフは坂路へ入れる前にトレッドミルの運動を行うことで息の重さを緩和しようと考えています。ただ、その効果は劇的とはいえず、地道に本数を重ねていって、動きに軽快さが出てくるのを待ちましょう。
ヴァンタブラックは引き続き順調な乗り込み。まだ緩さは残るでしょうが、心身が噛み合った動きが出来ているのは○。あとは休養前より自分からグイグイ走ろうとする前向きさが出てきて欲しい。今週から北海道開催が始まりますが、屈腱炎明けなので栗東へ戻し、坂路で調教・追い切りを行うことを選択することになるのかな？
