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天と地の差を味わうことになった前2走。今回も強力牡馬相手に厳しい競馬を強いられそうも、道中じっくり構えて末脚に賭ける競馬で存在感を示して欲しい。距離短縮+ワンターンの競馬は合う筈。★ヴェルトハイム

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ヴェルトハイム(牝・友道)父ロードカナロア 母ワイルドココ

1月31日(日)東京9R・セントポーリア賞・混合・芝1800mに武豊Jで出走します。1月27日(水)栗東・ニューポリトラックコースで調教時計を記録しています。発走は14時35分です。

○友道調教師 「1月27日(水)はサッと。元気ですね。中間も飼い葉を食べており、見た目に細い印象も無し。順調だと思います。前走の敗因が何とも掴み切れぬものの、舞台も替わるだけに改めて・・・の気持ち」

≪調教時計≫
21.01.27 助手 栗東P良 88.3 71.0 54.5 40.1 11.7 馬なり余力

☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★

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第1回東京2日目(01月31日)
9R セントポーリア賞
芝1800メートル 3歳1勝クラス 特指 混合 馬齢 発走14:35
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 ヴェルトハイム 牝3 54.0 武豊
2 2 トーホウボルツ 牡3 56.0 北村宏司
3 3 グレートマジシャン 牡3 56.0 C.ルメール
4 4 ルドヴィクス 牡3 56.0 蛯名正義
5 5 リーブラテソーロ 牡3 56.0 木幡巧也
6 6 ルース 牝3 54.0 横山武史
7 7 イースタンワールド 牡3 56.0 大野拓弥
8 8 バジオウ 牡3 56.0 戸崎圭太

○友道師 「中間に傷腫れはありましたが、動きはいいし、問題ない仕上がり。前回の敗因が掴み切れませんが、ワンターンの1800mは合うと思うので、改めて期待します」(競馬ブックより)

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非凡な決め手を発揮してデビュー戦を快勝したヴェルトハイム。2戦となった前走のエリカ賞では一気の相手強化に対応できるかどうか不安を感じつつも、決め手比べではヒケを取らないと見ていました。

ゲート練習を行ってレースへ臨んだ前走はその効果があって五分の発進。馬の行く気に任せて追走することを藤岡康Jは選択しましたが、内目を追走することで少し気を遣ったのか道中はやや力んだ走り。また、1角を回る時に隣の馬が頭を上げて掛かっていたので、それにも影響されたのかなあ?

何とか宥めつつ、最後の直線まで辿り着いたのですが、いざ追い出してから反応できたのは数十メートルほど。一瞬、ギアが上がって伸びてくる雰囲気はあったのですが、長続きせず。勝ち馬とはコンマ5秒差とそこまで負けていませんが、着順はまさかの最下位に終わってしまいました。ハッキリとした敗因は分かりませんが、正攻法の競馬が仇になってしまった感じ。力んだ走りになったことで脚が溜まり切れませんでした。

前走後は在厩調整を続け、開催初日の5日の中京・芝2000mを予定していましたが、昨年末の調教で右トモの球節付近に傷腫れを発見。白血球の数値と体温も幾らか上昇しフレグモーネに近い症状に。治療を優先したことで回復へ向かってくれたのですが、時間的に間に合わず出走を自重。改めて予定を組むことになり、今回の出走となります。

前走から一頓挫はありましたが、それが癒えてからの調整は順調。坂路・CW・ポリトラックと3コースを併用しての追い切りを重ね、1週前追い切りは来週のきさらぎ賞を予定しているヨーホーレイクらを大きく追走して先着。最終追いは東京への輸送が控えているのでポリトラックでラスト1ハロンを伸ばす程度。脚捌きは軽快ですし、力んだ感じがなかったのも良かったです。あとはレースでも落ちついて走ってくれれば。今回は武豊Jとの初コンビとなりますが、末脚を賭ける競馬を見せて欲しいです。

今回も8頭立てと頭数が落ち着きましたが、前走のエリカ賞と共に素質馬・期待馬が揃うセントポーリア賞。新馬・未勝利を勝ったばかりのグレートマジシャン・イースタンワールド・バシオウはスケールの大きさを感じさせ、将来はOPでバリバリ活躍できそうな素材。牝馬の身でそれらに対抗するのは正直酷かなと思いますが、前に壁を作りやすい最内枠の利点を生かし、道中はしっかり脚を溜めて欲しいです。最後失速気味だったことを踏まえると、1ハロンの距離短縮+ワンターンの競馬も悪くないでしょう。

半姉ヴィースバーデンはデビュー戦でアリストテレスを差し切ったのをピークにそれ以降は低迷を続ける戦績。力みが出てきて末脚の伸びを欠くようになったのが要因かと思います。半妹のヴェルトハイムも前走の主たる敗因は同じなので、同じ道を辿っていくことは何とか阻止しないといけません。今回、仮に8着から大きく巻き返すことが出来なくても、前走のような直線で伸びを欠いてしまうことは避けて欲しいところ。道中は折り合いに専念し、直線を向いてから仕掛けていくぐらいで十分。今回は追ってから1段ギアが上がり、最後まで脚を伸ばして食らい付いて欲しい。そして前走の悪い流れはシャットダウンしたいです。