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今回も牡馬の期待馬相手で苦戦は覚悟していたも、東京への長距離輸送で馬体重が18キロ減ではレース前から万事休す。レースでも手綱を引く場面があったりとスムーズさを欠いてしまう。★ヴェルトハイム


f:id:yakifish:20200513050027g:plain ヴェルトハイム(牝・友道)父ロードカナロア 母ワイルドココ

1月31日(日)東京9R・セントポーリア賞・混合・芝1800mに武豊Jで出走。8頭立て4番人気で1枠1番からスローペースの道中を5、6、7、6番手と進み、直線では内を通って1秒6差の5着でした。馬場は良。タイム1分48秒1、上がり34秒9。馬体重は18キロ減少の436キロでした。

○友道調教師 「輸送で大きく身体が減ってしまい、それが多分に影響を及ぼしたかも。4コーナーまでは良いリズムで来たものの、追い出してから沈み込む感じが無くて・・・。幾らか進路が狭かったのは確か。でも、初戦のような脚を使えれば抜けられたでしょう。立て直しが必要。申し訳ないです」

☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★

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【次走へのメモ】

下見所は落ち着いていたが、18キロ減で腹が巻き上がり気味。2角で手綱を引く場面あり。一団の後方で脚を溜めて、終いを伸ばすレース。最後は外に切り替えたものの、無理はさせていない、敗因は明白。(B誌)

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レース後も特に異常は認められません。2月3日(水)に滋賀・グリーンウッドトレーニングへ移動して春以降のレース出走へ向けて心身のリフレッシュを図ります。

○友道調教師 「無事に栗東へ。脚元等に関しては大丈夫です。ただ、まずはボリュームを戻さないと・・・。2月3日(水)に近郊のグリーンウッドへ。回復具合に応じて帰厩のタイミングを検討したいと思います」

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前走のエリカ賞同様に少頭数ながら牡馬の素質馬が揃っていた今回。レース前から分の悪さは感じていましたが、ヴェルトハイムには末脚に賭ける競馬で力のあるところを再認識させて欲しかったのですが、発表された馬体重は前走からマイナス18キロ減の436キロ。繊細な母系なので東京への長距離輸送は1つ鍵になるとは思っていましたが、ここまで減ってしまうとは…。パドックではさすがにお腹が巻き上がり、大人しいというよりも活気がない感じ。レース前から白旗を上げたかったです。

レースに関して良かったのは、スタートを五分に出れた点。中でガチャガチャはしていましたが、武豊Jが上手にタイミングを合わせてくれました。そして出たなりの位置で追走しようとしたのですが、2角で外からのプレッシャーを受け、武豊Jが手綱を引いてズルッと下がる不利。少しリズムを欠いてしまいましたが、道中は最内枠を生かして内ピッタリを追走。それなりに脚は溜まっていたように感じました。

ただ、レースはSペースでほぼひと塊の馬群。最後の直線でも外からプレッシャーを受け、内に押し込まれることに。内から抜けてくるスペースもなかったです。その結果、他馬を先に行かして進路を外へ切り替える大きなロス。その時点で最後方近くだったので、前走同様に最下位に沈むことを覚悟しましたが、上位とはかなり差を付けられましたが、そこから少し脚を使って5着まで押し上げることは出来ました。

レース後のヴェルトハイムですが、脚元等に異常は見られないも、馬体のボリュームを回復させるのが急務。3日に滋賀・グリーンウッドへ放牧に出ています。今後についてはどのタイミングで態勢が整ってくるかですが、次走では牡馬相手ではなく、牝馬同士の1戦を選んでほしいです。

今回で悪い流れを断ち切って、ここから再浮上を願っていましたが、結果はそれまでの悪い流れを引きずったのか輸送による大幅馬体減+度重なる不利。期待している馬だけにトホホなことが続くのは寂しい限りです。ここは復帰を急がず、ある程度時間を取って、馬体のボリュームアップとコツコツ乗り込むことで足腰の強化を図って欲しいです。そしてワンランク力をつけた状態で次走へ臨んでもらい、ここまでの負の連鎖を断ち切ってもらえればと思います。