ナイトバナレット(牡・矢作)父ディープブリランテ 母ナイキフェイバー
土曜東京10R キタサンブラックメモリアル(芝1600m)7枠15番 武士沢J
・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:28日に坂路コースで時計
担当助手「除外になった場合は同日の福島・フルーツラインカップに投票することも考えていましたが、無事に抽選で東京・キタサンブラックメモリアルに武士沢友治騎手で出走させることができました。28日の追い切りは坂路で古馬オープンのタイセイトレイルと併せて行いました。追走し、途中から促していくと持ったままの手応えで並び掛けて行きました。体はまだ少し余裕が感じられますが、東京までの輸送で丁度良い体つきで出走させられそうです。以前は折り合い面でなかなかうまく噛み合わなかったですが、年齢を重ねて精神面がしっかりしてきました。直線の長い東京は長く良い脚を使うこの馬にとって良い条件ですから、短期放牧明けでも良い走りを期待しています」(10/29近況)
助 手 25栗坂稍 60.4- 43.9- 29.0- 14.8 馬なり余力
助 手 27栗坂良 58.6- 43.2- 28.6- 14.4 馬なり余力
助 手 28栗坂良 52.4- 38.3- 25.8- 13.3 馬なり余力 タイセイトレイル(古オープン)一杯を1.8秒追走0.3秒先着
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第4回東京7日目(10月31日)
10R キタサンブラックM
芝1600メートル 3歳上3勝クラス 指定 混合 ハンデ 発走15:10
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 フォルコメン 牡4 56.0 M.デムーロ
1 2 フォックスクリーク 牡5 54.0 岩田望来
2 3 ストーンリッジ 牡3 54.0 石橋脩
2 4 ロライマ せ7 55.0 横山武史
3 5 ロザムール 牝4 54.0 北村宏司
3 6 カイザーミノル 牡4 55.0 横山典弘
4 7 デスティニーソング 牝6 50.0 江田照男
4 8 ウイングレイテスト 牡3 54.0 松岡正海
5 9 キングリッド 牡6 54.0 津村明秀
5 10 ナムラムツゴロー 牡5 54.0 野中悠太郎
6 11 スカイグルーヴ 牝3 52.0 戸崎圭太
6 12 オールイズウェル 牡4 56.0 C.ルメール
7 13 ドルチャーリオ 牡7 53.0 田中勝春
7 14 ナスノシンフォニー 牝5 53.0 柴田善臣
7 15 ナイトバナレット 牡6 54.0 武士沢友治
8 16 トライン 牡5 55.0 吉田隼人
8 17 ウェーブヒーロー 牡7 54.0 石川裕紀人
8 18 ローズテソーロ 牝4 53.0 大野拓弥
○岡助手 「展開も嵌りましたが、1800mで折り合えたのは収穫です。その後は放牧へ。馬場の悪い時間でもいい時計が出ましたし、東京にもいいイメージを持っています」(競馬ブックより)
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前走の小倉戦は相手関係に大いに恵まれ、展開も嵌ったのは確かですが、後方からじっくり進め、直線は大外からひと追い毎に確かな伸び。3歳1月の中山・ジュニアC以来の3勝目をナイトバナレットは掴み取ってくれました。年齢とキャリアを重ね、良い意味でズブさが出てきたので、距離の融通性も出てきたのかなと思います。
その後はNFしがらきで充電。久々の勝利でナイトバナレットにも少し自信が出てきたようで年齢を感じさせない活気ある姿で日々の調教を消化。当初の予定よりは少し帰厩が遅れたかもしれませんが、今月14日に栗東・矢作厩舎へ。その後はココを目標に進めてきました。追い切りではビシビシとはやられていないも、本数を重ねることで素軽さがアップ。最終追いでは格上相手に大きく追走して先着と仕上がり自体は良さそう。東京への長距離輸送で馬体も太め感なくレースへ臨めるでしょう。
ただ、今回は昇級戦。54キロのハンデは魅力ですが、フルゲート18頭で上位候補は粒が揃った感じ。馬場が渋れば台頭の余地はあったかもしれませんが、時計勝負のガチンコではさすがに分が悪いと思います。まあ、それ故、今回に関しては結果は二の次で、これまでのナイトバナレットのスタイルに徹して、どこまでやれるのかを冷静に見守りたいところ。18頭立てなので半分の9着以内に来れば、マズマズなのかなあという心境です。勿論、こちらの予想を良い意味で裏切って欲しい気持ちもありますが…。