焼魚定食の表示価格には消費税が含まれています。

出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

馬場に泣いたデビュー戦。今回は待望の良馬場でやれそうも、馬体の戻りが悪くてソフトな調整。また、1度実戦を使ってピリピリしてきているのでレースでは折り合いが鍵に。現状はもう少し短い距離の方が合っていそうに思うので、期待よりも不安が大きい2戦目。追い切りの動き自体は悪くないのですが…。★セラフィナイト

f:id:yakifish:20200513045835g:plain セラフィナイト(牡・宮田)父ルーラーシップ 母ブロンシェダーム

月曜東京5R 2歳未勝利(芝1600m)6枠11番 丸山J 

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:19日に南Wコースで時計

宮田師「19日に南Wコースで追い切りを行いました。道中はセラフィナイトが4馬身追走して、直線に入って外のユナカイトと併せると、最後は半馬身ほど先着して終えています。やはり調教での動きを見ると、未勝利にいる馬では無いですし、特にフットワークには軽快かつ力強さがあります。前走は開幕週にもかかわらず、芝コースに水が浮くほどの不良馬場に脚を取られてしまい、この馬の力を発揮することが出来ませんでしたから、今回はなるべく綺麗な馬場で走らせてあげたいですね。メンバーはそれなりに揃った印象ですが、良い馬場でどれくらいのパフォーマンスを見せてくれるかとても楽しみにしています」(11/19近況)

助 手 17美坂良 59.6- 43.3- 27.9- 14.0 馬なり余力
丸 山 19南W良 69.2- 54.7- 40.4- 13.0 馬なり余力 ユナカイト(古馬2勝)馬なりの内0.8秒追走0.1秒先着

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

第5回東京7日目(11月23日)
2R 2歳未勝利
芝1600メートル  指定 混合 馬齢 発走10:20
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 オリエンタルメラク 牝2 54.0 江田照男
1 2 マスケティアーズ 牡2 53.0 山田敬士
2 3 グランディス 牡2 55.0 田辺裕信
2 4 メイレンシュタイン 牡2 55.0 北村宏司
3 5 アルマブレイド 牡2 55.0 吉田豊
3 6 アルトヴォラーレ 牝2 54.0 戸崎圭太
4 7 エムオーワンダー 牡2 55.0 丸田恭介
4 8 ラブリーハミング 牝2 54.0 武士沢友治
5 9 ヘーベー 牝2 54.0 田中勝春
5 10 セラフィナイト 牡2 55.0 丸山元気
6 11 コパノデナリス 牝2 54.0 武藤雅
6 12 サンフィニティ 牝2 54.0 横山武史
7 13 コスモノート 牡2 55.0 内田博幸
7 14 ウィスク 牝2 54.0 三浦皇成
7 15 シルバースピリット 牡2 55.0 C.ルメール
8 16 アップストリーム 牝2 54.0 津村明秀
8 17 ゴールドベレー 牡2 55.0 石橋脩
8 18 ミカンタルト 牝2 51.0 秋山稔樹

○宮田師 「初戦は馬場が悪過ぎて本来の走りができなかったです。放牧を挟んで前進気勢は強くなりましたが、良馬場で折り合えば」(競馬ブックより)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

デビュー前の追い切りで素晴らしい動きを見せていたセラフィナイト。馬体は非力ながら、脚捌きはなかなかパワフルなので、馬場が渋っても辛抱してくれるかなと見ていましたが、レース中も雨が降り続く極悪馬場へ悪化。序盤の走りは悪くなかったのですが、勝負どころから仕掛けていくと馬場に脚を取られ、スタミナをジリジリ消費。直線でGOサインが出ても、そこに反応する余力は残っていませんでした。ただ、そんな中、直線の坂を駆け上がってからは再度盛り返すような場面もあり、セラフィナイトは諦めることなく力を出し切ってくれました。結果は7着に終わりましたが、レース内容はそこまで悲観することもないと思います。

レース後はNF天栄へ放牧へ。悪い馬場の中で死力を尽くしたので右膝が腫れぼったくなりましたが、時間の経過と共に不安は緩和。ハロン14秒のところを週3回乗り込んできたように調整自体は順調に行ったと思います。そして3日に美浦・宮田厩舎へと戻ってきました。

帰厩後の調整・追い切りを重ねていく中で、馬体の戻りが一息なのが課題に。時計自体は丹念に重ねることは出来ていますが、サッと流す程度。最終追いでは少し踏み込んではいますが、ソフトな調整に終始しています。動き自体はデビュー時と変わらぬ良いモノなのですが…。1度実戦を経験してピリピリしたところが出てきたのかもしれません。

2戦目の今回は待望の良馬場でやれそうですが、ピリピリした面からレースでの折り合いが心配。調整自体も手緩い感じは否ません。引き続き、東京芝1600mを選んできましたが、距離はもう少し短いところが合っていそう。最後の詰めの段階で甘さをのぞかせそう。また、この舞台だと粒の揃ったメンバーが相手になります。

枠番は真ん中の偶数枠と絶好のところを引き当てたので、道中は前に壁を作り、折り合いに専念。そして直線を向いても追い出しを待てるぐらいなら勝ち負けまで持ち込むことは出来そう。ただ、それまでに無駄な動きを重ねてしまうと、待望の良馬場でも力尽きてしまいそう。自滅するような敗戦は避けて欲しいです。今回に関しては期待よりも不安が正直上回っています。