ヴィッセン（牡・斉藤崇）父ディープインパクト 母ダンツクレバー
土曜京都10Ｒ 古都Ｓ（芝２４００ｍ）３枠３番 団野Ｊ
・在厩場所：栗東トレセン
・調教内容：28日にＣＷコースで時計
斉藤崇師「28日の追い切りでは、先行し、最後の直線で2歳未勝利馬と併せましたが、楽な手応えのままゴールしています。5月の京都・烏丸Ｓ以来のレースで息がどれだけ出来ているか気掛かりでしたが、動き・反応ともに良い状態に仕上がっていますし、これなら久々でも力を発揮してくれそうです。これまで斤量が軽くなるハンデ戦を中心に番組を選んできましたが、徐々にハンデが見込まれるようになってきましたし、前走の定量戦では５７キロを背負っても大崩れしなかったことを考えると、ここでも展開次第で十分出番があると思っています。理想としては早めに抜け出してセーフティーリードを保ちながら最後の直線へ向く形だと思うので、大成(団野大成騎手)にはそれを踏まえてリズムよく走らせて、勝負どころでは後ろの馬を待つのではなく、自分から早めに仕掛けて行くぐらいの気持ちで騎乗してもらいたいと思っています」（10/28近況）
助 手 18ＣＷ重 88.7- 72.2- 56.8- 41.4- 13.1 馬なり余力 ディクテイター（二未勝）馬なりの外0.3秒先行同入
助 手 21ＣＷ良 85.1- 67.5- 52.1- 38.6- 12.2 G前仕掛け ステラリア（二未勝）馬なりの外0.4秒先行アタマ遅れ
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第4回京都7日目（10月31日）
10Ｒ 古都Ｓ
芝2400メートル 3歳上3勝クラス 特指 混合 定量 発走15:00
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 レオビヨンド 牡4 57.0 福永祐一
2 2 シークレットラン 牡4 57.0 川田将雅
3 3 ヴィッセン 牡9 57.0 団野大成
4 4 サウンドバーニング 牡8 57.0 北村友一
5 5 アンティシペイト 牡3 54.0 武豊
5 6 シンボ 牡3 54.0 古川吉洋
6 7 ラクローチェ 牡4 57.0 幸英明
6 8 フィールインラヴ せ5 57.0 岩田康誠
7 9 ステイパーシスト せ7 57.0 浜中俊
7 10 ベイビーステップ 牡6 57.0 木幡巧也
8 11 マスターコード 牡6 57.0 和田竜二
8 12 スヴァルナ 牡5 57.0 松山弘平
○斉藤崇師 「ここ目標で乗り込みは順調ですよ。京都２４００ｍとは相性がいいタイプ。持久力を生かせるよう、自分のペースに持ち込めれば」（競馬ブックより）
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５月の京都・烏丸Ｓで５着に敗れた後、９歳馬ながら秋競馬に備えるローテを取ってきたヴィッセン。大事に使ってくれるのはホント有難いです。
ＮＦしがらきでの調整では、いつ暑さからクタッとしてしまうか更新の度に気になっていましたが、適度に余裕を持たせながらの調整が合っていたようで、そういう面は見せずにコツコツ乗り込みを消化。年齢的にさすがに上積みはないでしょうが、走ることへの気力はしっかり養うことが出来たと思います。そして今月７日に栗東へ戻ってきました。
帰厩後の追い切りは相変わらず地味ですが、週２本しっかりこなしているのは○。時計自体もヴィッセンとすれば悪くないと思います。今回、団野Ｊとは初コンビですが、所属騎手なので普段の調教で乗り、癖はしっかり掴んでくれていると思います。まあ、好走パターンが前々で流れに乗って早め先頭から粘り込みを図る形と分かっているので、実戦では迷わず乗れると思います。
相手関係に目を遣ると、１番のライバルは３連勝中の武豊Ｊが乗るアンティシペイト。おそらくこの馬も前々で立ち回ると思うので、ヴィッセン＆団野Ｊとすれば、これを目標に競馬を進めて欲しいところ。そして直線での失速を恐れずに４角では並び掛けていって欲しいです。最終週で時計の掛かる馬場状態はヴィッセンには好都合。キレはないも、持久力に関しては良いモノがあるので、長所を存分に生かして欲しいです。おそらく京都競馬場が改装後に走ることはないと思うので、ベストの舞台で久々でも存分に力を発揮して、見せ場以上の走りを見せてもらいたいです。
