ロードベイリーフ(牡・森田)父ヴァンセンヌ 母ショウナンアオバ
7月11日(土)阪神12R・3歳上1勝クラス・混合・芝1200mに福永Jで出走。16頭立て3番人気で2枠3番からハイペースの道中を7、8番手と進み、直線では最内を通って0秒4差の2着でした。馬場は重。タイム1分11秒2、上がり36秒1。馬体重は増減無しの474キロでした。
○森田調教師 「前残り傾向なのに加え、内側が悪いコース状態。包まれて序盤は苦しい形でした。それでも直線で外へ持ち出すと、ラストまで素晴らしい伸び脚。スムーズだったら際どかったかも知れません。今回の感じだとスプリント戦も合っているのでは・・・。今日は返し馬からイライラした素振り。事前に示したプラン通り、ここで一息を入れましょう」
☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★
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【次走へのメモ】
返し馬で気難しさを出していたが、レースでは問題なし。行き脚がつかず中団のラチ沿い。直線は外に持ち出しながらひと追い毎に伸び、きっちり2着に上がった。(B誌)
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レース後も特に異常は認められません。7月11日(土)に滋賀・ライジングリハビリテーションへ移動。今後は近日中に千葉・ケイアイファームへ移動して秋以降の戦列復帰へ向けて心身のリフレッシュを図ります。
○森田調教師 「ここ2走の内容を比較しても、やはり1200mの方が向く印象。クラスが上がっても戦えそう・・・と福永騎手も話していたように、楽しみが持てるかも知れません。いずれにせよ復帰は秋以降。馬運車の都合が付き次第、千葉の育成場へ運びます」
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1400mの前走でようやく1勝クラスのメドを立てたロードベイリーフですが、それでも最後は詰めが甘くなってしまいました。それ故、更なら1ハロン短縮はプラスに出るだろうなあと見ていました。
パドックに登場したベイリーフは淡々と周回していたと思いますが、返し馬では気難しさを覗かせていたとのこと。ここまで使い詰めできていたので、肉体的な疲労と共に精神面で余裕がなくなってきてたんでしょう。
レースぶりですが、まずはスタートに注目していたのですが、今回は出が甘く、行き脚が付かず。終わってみれば、精神面の余裕がなかったことが影響していたのかなと思いますが、1ハロン短縮だけでこれだけ行きっぷりが違うんだなと痛感。中団から競馬を進めるとは予想にもしていませんでしたし、これは厳しいだろうなあと諦めモードに。道中の行きっぷりはマズマズでしたが、ハミを掛け直したりと鞍上の手腕で対応出来ている感じに見えました。
直線を向いたベイリーフは早々に脚色が鈍るかなと見ていましたが、福永Jは外へ外へと進路を切り替えてじわじわ進出。残り200mあたりで鞭が2発ほど入ると再加速。勝ち馬は1枚上の強さでしたが、この馬なりに最後まで脚を繰り出して2着を確保。想像していたレースぶりではなかったですが、結果が出たのは何よりです。
レース後のベイリーフはトレセンへ帰らず、その足で滋賀・ライジングリハビリテーションへ移動。少し余裕を持たせてから千葉のケイアイファームで英気を養うことになります。今回はしっかり休ませ、秋競馬から頑張ってもらいたいです。
今回の追走ぶりは楽ではなかったですが、慣れを見込んで+心身のリフレッシュが叶えば、ゲート出や行きっぷりは良くなる筈。改めてスピードは良いモノがあるので、その特徴を生かして、1勝クラス突破のみに止まらず、もっともっと上を目指していってもらいたいです。