ミスビアンカ
・在厩場所：栗東トレセン
・調教内容：24日に坂路コースで追い切り
・次走予定：阪神7月5日・芝1400ｍ・牝（松山Ｊ）
高橋忠師「24日に坂路で追い切りました。時計としてはまずまず出ましたが、まだ動きに硬さがあり、良い頃と比較すると物足りない印象を受けました。ただ、このひと追いでピリッとしてくるでしょうし、コンディションとしては上がってきているので、1週前としては順調に来ていると思います。飼い葉は時間を掛けて食べてくれているものの、以前より食いつきが良くないので、その辺りは担当者が上手く調整して少しでも食べてくれるよう努力しています。母と同様に完成されるのはもう少し先だと思っているので、もう暫く状態に合わせて使ってあげる方が良いと思います」（6/24近況）
助 手 21ＣＷ稍 88.0- 71.1- 55.0- 39.0- 12.3 馬なり余力
助 手 24栗坂良 56.2- 40.4- 25.9- 12.4 馬なり余力
ピボットポイント
・在厩場所：栗東トレセン
・調教内容：障害練習
・次走予定：福島7月4日・障害未勝利（中村将Ｊ）
松下師「慎重に飛ぶところがあるので、少しでも集中力を高める為に今朝はブリンカーを着けてみました。するとこれまでより上手に飛んでくれますし、ブリンカーの効果が感じられました。週中は障害練習に専念しましたので、追い切りは週末に行う予定です。番組について中村将之騎手に相談したところ、7月4日の福島なら空いているとのことでしたので、良い状態でレースに臨めるよう態勢を整えておきたいと思います」（6/25近況）
助 手 26ＣＷ良 88.3- 71.9- 56.5- 41.8- 12.7 馬なり余力
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追い切りはやれば動くタイプのミスビアンカ。ただ、牝馬らしい繊細さを持ち合わせているので、カイ食いが一息。バリバリ食べるようになってくれれば鍛えられるのですが、今は微調整を行いながら、丹念に乗り込むことで状態を上げていくしかありません。最終追いもソフトな内容に終始するのかなと思います。血統面から奥行きはあると思うので、３歳時は出走と放牧を繰り返しながら、徐々に心身の成長が伴ってきてくれればと思います。
障害試験をひとまず１発でクリアしてくれたピボットポイントですが、慎重な飛越は相変わらず。そこで集中力を高める意味でブリンカーを着用したところ、感触は良くなっている感じです。ただ、障害転向前の２走はゲートで立ち遅れ、集中力を欠いた追走になっていたので、障害のデビュー戦となる４日の福島戦でも同じようなことが繰り返されそう。障害馬として再出発となりますが、今は期待よりも不安の方が遥かに大きいです。
