ロードマイライフ（牡・杉山晴）父ロードカナロア 母フェリス
2023.09.04
９月２日（土）小倉５Ｒ・２歳新馬・混合・芝1200ｍに岩田望Ｊで出走。13頭立て１番人気で８枠13番からハイペースの道中を５、４、４番手と進み、４コーナーでは外を通って０秒２差の２着でした。馬場は稍重。タイム１分10秒３、上がり36秒１。馬体重は４８０キロでした。
○杉山調教師 「考えていたよりもゲートを出てくれたのは良かったのですが、結果的に２番人気の馬を捕まえに行くのがやや早い印象。仕掛けるタイミングをもうワンテンポ待てたかも知れません。ジョッキーは『1600ｍまで持ちそうなイメージ』との感想。1200ｍでも楽に追走できたものの、もっと流れる可能性の高い次は延長を検討しましょう。まずは週明けの様子を確認。その上で今後のプランを判断させてください」
☆★情報と画像は（株）ロードサラブレッドオーナーズのＨＰより☆★
＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊
2023.09.06
レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。今後は今後は近日中に滋賀・グリーンウッドトレーニングへ移動して２回京都もしくは４回新潟に組まれた芝1400ｍ戦もしくは芝1600ｍ戦を視野に体調、条件、出走状況等を踏まえながら目標のレースを決めます。
○杉山調教師 「競馬場から帰ってからも見た目には大きく変わった様子が無し。一通りのチェックを済ませた上で、９月７日（木）にリフレッシュ放牧へ出そうと思います。次は新潟の1400ｍか1600ｍが本線。同時期に組まれる京都も考えつつ、目標レースを絞り込みたいです」
＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊
トモの緩さがまだまだ目立つも、坂路での追い切りでは水準以上の時計をマークし、ひと追い毎に動けるようになっていたロードマイライフ。杉山晴師はスピードを褒めてくれていましたし、デビュー戦から好勝負になりそうな雰囲気。ただ、ロード馬ではデビュー戦へ向かう際、よもやの豹変をする馬が多い（特にカナロア産駒）ので、最悪のケースを受け入れる覚悟もありました。
パドックに登場してきたマイライフですが、４８０キロと理想的な馬体重で血統馬らしい垢抜けた雰囲気。流星が曲がっているので気難しいところがあるのかなと見ていましたが、穏やかな気性。正直なところ、想像していたよりも良い馬に育ってくれているなあと感心する程でした。
レース内容に関してですが、スタートは隣の馬についていくように好発から二の脚は上々。ただ、大外枠だったのと内枠の馬が前へ前へと主張した為、５番手でレースの流れに乗ることに。序盤は少しモタモタしている感じは窺えましたが、勝負どころからのペースアップには意外と楽に対応。４角を回る際の手応えの良さから勝ち負けを意識しましたが、４角で２番人気のジャスパーノワールが外へ逃げる素振り。その為、２度ほど外へ振られそうになりましたが、直線でGOサインが出るとひと追い毎に差を詰め、残り１５０ｍあたりで先頭を窺う勢い。手前を替え切れぬ中でも押し切ったかなと思ったのですが、直線で追い出しを待たされたことで脚が溜まっていたカルチャーデイの強襲を食らうと抵抗できずに２着。小柄な馬で仕上がりの良さ＋ピッチの利いた走りがピタッと嵌った感じで、勝ちに少し急いだ今回の負けは悲観することはないでしょう。手前の替え方など幼さを残す中で真面目に走れたことは嬉しかったですし、ホッとしました。
レース後のマイライフですが、見た目に大きく変わった感じはなし。ただ、暑い時期に頑張ってくれましたし、メドの立つ走りは出来たので、近日中に滋賀・グリーンウッドへ移動し、秋の新潟or京都での２戦目を目指していくことに。今回の走りを見ると、距離延長は大丈夫そうも、マイルだとキレ負けしそうな気もします。まずは１ハロン延長の１４００ｍを個人的には次走で選んでもらいたいです。
まだまだ完成度の低い馬ですが、１度早めに使ったことでシャキッとしてくる面はあると思うので、早めに１勝を挙げ、兄姉たちの頑張りに肩を並べていける馬へとゆくゆくは育ってもらいたいです。
