アルテアシップ（牡・手塚）父ルーラーシップ 母ギモーヴ
・在厩場所：美浦トレセン
手塚師「16日に南Ｗコースで併せて追い切りを行いました。道中はアルテアシップが追い掛ける形で進め、前を走っていた3勝クラスのアナンシエーションと最後は同入しています。コースの外目を通って、5ハロンから69.1秒のラスト1ハロンは11.9秒とまずまずのタイムをマークすることが出来ました。先週は金曜日にＷコースで70-40くらいを消化しましたが、その時よりも全体的な動きは一段階良化している印象です。まだ良化の余地はあるものの、上がって来た際の息の様子からも中身の方も悪くないですし、これなら新潟最終週でのデビューを見据えることが出来そうですね。ピッチ気味に走るタイプですし、内回りコースの方が良さそうですから、9月2日の芝2000戦に向けて調整していきたいと考えています」（8/16近況）
助 手 13美Ｗ稍 57.3 - 42.0 - 13.8 馬ナリ
嶋 田 16美Ｗ稍 69.1 - 53.8 - 38.4 - 11.9 馬ナリ アナンシエーション(古馬３勝)馬ナリの内0.4秒追走同入
・在厩場所：美浦トレセン
手塚師「23日に南Ｗコースで併せて追い切りを行いました。道中は3頭縦列の2番手から進め、直線では真ん中に進路を取って脚を伸ばすと、最後は馬体を並べてゴールしています。終いはモタモタする部分があったものの、全体的な時計としては5ハロンから67.0秒とまずまずだったと思います。相変わらず体付きはポテッと見せていて、もっと引き締まってくれば終いの反応や中身の方も上向いてくるのでしょうが、それでも見た目から受ける印象ほど調教後の息遣いは悪くありません。繋ぎに緩さがあるので、保護はしているのですがウッドチップで時計を出すと、脚元が擦れて傷を作ってしまいますから、その点はよくケアしながら進めていくように致します。なお、来週の鞍上は岩田康誠騎手に依頼しています」（8/23近況）
助 手 20美W良 74.8 - 58.4 - 41.9 - 13.7 馬ナリ
嶋 田 23美Ｗ良 82.8 - 67.0 - 52.3 - 37.9 - 12.0 強め バンドネオン(三未勝)馬ナリの内0.3秒追走同入
＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊
８日の検疫で帰厩し、３回新潟開催でのデビューを目指して調教＆追い切りを本格化させているアルテアシップ。動きにはまだまだモタつきを感じますが、本数を重ねていく中で息遣いや反応は良化中。特に２３日の追い切りでは６ハロンからしっかり負荷を掛け、年上馬に食らい付く姿勢を見せているのは好感。時計も水準以上だと思うので、素質の片鱗は窺えるでしょう。そして今回の更新でデビュー予定が決まり、来月２日の新潟・芝２０００ｍを岩田康Ｊで予定しています。距離はこれぐらい合った方が良いでしょう。
ただ、馬体にはまだ余裕があるでしょうから、２３日の追い切りを経て、どこまで馬体に締まり・纏まりが出てきたかに注目。最終追いはその仕上がり具合によって、幅を持たせればと思いますが、個人的には甘やかすことなくビシッともう１本追って、デビュー戦へ臨んでもらいたいです。
