クールキャット
・在厩場所：ノーザンファーム空港
担当者「この中間は坂路コースに加えてトレッドミルでの運動を取り入れて調教を進めています。坂路コースではハロン16～17秒ペースの乗り込み行っていますが、動きとしては登坂回数を重ねて段々としっかりしてきていますよ。脚元の状態を確認しながらしばらくはこの調子で乗り込みを続けて、更なる良化を促していければと思います。馬体重は５７２キロです」（6/2近況）
・在厩場所：ノーザンファーム空港
担当者「この中間は坂路コース主体の乗り込みを行っています。これまでよりもペースを上げてハロン15秒まで進めていますが、終いまで手応え良く登坂することが出来ていますよ。ただ、ペースを上げたことで脚元へ掛かる負担は大きくなりますので、今後も状態面には注意して進めていきたいと思います。馬体重は５７４キロです」（6/9近況）
アストロフィライト
・在厩場所：ノーザンファーム早来
担当者「早ければ今月の移動を視野に入れていることから、この中間も週2回14-14を取り入れるなどしっかりと負荷を掛けた調教を行っています。メンタル面を考慮して単走主体で走らせているのですが、脚取りは軽快ですし、折り合い面も心配要りません。乗り込みながら基礎体力も段々と付いてきましたよ」（6/2近況）
・在厩場所：ノーザンファーム早来
担当者「14-14ペースでの調教を週2回行っているものの、最近は体力が付いてきたのでへこたれることなく気持ちも前向きさが有って良い雰囲気ですね。余分なものが少しずつ取れてきましたし、筋肉が付いて体もメリハリが出てきました。移動の声が掛かるまで更にコンディションを上げていきたいところです。馬体重は４８１キロです」（6/9近況）
ヴィアルーチェ
・在厩場所：ノーザンファーム早来
担当者「先週から調教メニューに大きな変化はありませんが、引き続き順調に進められています。併せ馬を取り入れながらも精神面が悪い方へ向くことは無いですし、この馬なりには心身のバランスが取れていると見て良いのではないでしょうか。奥村調教師とは夏の新潟開催で復帰させるプランを描いていますので、いつ声が掛かっても良いように態勢を整えておきます」（6/2近況）
・在厩場所：ノーザンファーム早来
担当者「この中間は週4回坂路コースでハロン14～16秒のキャンターを行っており、その内の週2回は1日2本登坂させています。また、坂路調教を行っていない日は周回コースでの調教を課しているため、十分な乗り込み量を確保することが出来ています。良い雰囲気を保っていますし、この調子で質の高い調教を継続していきたいですね。馬体重は４５６キロです」（6/9近況）
＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊
クールキャットは脚元への負担が一気に高まらないように気を付けながら、坂路での乗り込みを強化中。元々攻め駆けするタイプなので動きは良いですが、馬体にはまだまだ余裕があるので、焦りは禁物ですが馬体の引き締めも意識して欲しいです。
アストロフィライトは今月中の移動を視野に入れ、この中間も負荷を高めていますが、クタッとすることなく無難に対応。本数を重ねるごとに動きに素軽さが出てきた感じですし、馬体にもメリハリが出てきた様子。良い感じです。
ヴィアルーチェはもう少し馬体をフックラ見せても良いのかなと思いますが、この中間も順調に負荷を高め、それにヴィアルーチェもしっかり応えてくれている様子。調教動画を見ても、キレを感じさせてくれましたが、手応えには少し余裕のない感じなので、本数を重ねていく必要はあるでしょう。また、夏の新潟開催での復帰を目指しているので逆算した調教、馬体のフックラ感を維持して声が掛かるのを待ってもらえればと思います。
