ピクシーナイト(牡・音無)父モーリス 母ピクシーホロウ
・在厩場所:ノーザンファームしがらき
調教主任「こちらでも獣医師に脚元の状態を診てもらいましたが、以前腫れの出たリンパ管の状態を含めて気になるところは見られなかったので、今週から周回コースで乗り出しています。一度競馬を使ったことによって、体が締まって動きも素軽くなっていますね。このまま次走に向けて進めて行ければと思っています。馬体重は540キロです」(4/7近況)
・在厩場所:ノーザンファームしがらき
調教主任「リンパ管の状態には注意しながら立ち上げてきましたが、その後も問題なく進めることが出来ていましたので、この中間から坂路にも入れています。現在は坂路コースでハロン15秒まで負荷を強めていますが、一度使ったことによって更に動きは良くなっていますよ。馬体重は555キロです」
音無師「先日、牧場で状態を確認しましたが、心配していたリンパ管の状態は良い意味で変わりないとのことでした。順調に乗り込みが進められていることですし、この感じであれば間隔を空けずに使っていくことが出来そうです。来週の検疫で帰厩させて、その後も順調に進められるようなら、5月13日の東京・京王杯SCに向かう予定です。なお、鞍上は引き続き戸崎Jに依頼しています」(4/14近況)
・在厩場所:栗東トレセン
音無師「放牧に出した後も順調に進められていたようなので、18日の検疫でトレセンへ帰厩させています。19日は坂路で普通キャンターを行いましたが、リンパ管の状態を含めて気になるところは見られなかったので、20日に坂路で強め1本目となる追い切りを消化しています。全体が53.6秒で、ラスト1ハロン12.8秒のタイムを馬なりでマークしています。騎乗した助手は『一度使ったことによって良くも悪くも大きな変化は感じられませんが、1本目としては楽に駆け上がることが出来ていましたし、息づかいもしっかりしていました』とのことでした。強め1本目としては楽に動けていましたし、京王杯SCまでまだ時間があることを考えても十分態勢が整うと見ています。リンパ管の状態には注意して行かないといけませんが、獣医師と相談して予防対策していきたいと思います」(4/20近況)
助 手 20栗坂良 53.6 - 39.7 - 25.8 - 12.8 馬なり余力
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1年3ヶ月ぶりの実戦を終え、NFしがらきへ戻っていたピクシーナイト。リンパ管の状態については常に気に掛けて行かないとダメでしょうが、ひとまず悪い兆候はなし。周回コース→坂路へと着実に負荷を高めることが出来ると、さほどレース間隔を空けてなくても使えそうというジャッジから、来月13日の京王杯SCへ向かうことが決定。鞍上は前走に引き続き戸崎Jを予定しています。そして、その後も順調に来ていたことから、気持ち早めで18日の検疫で栗東・音無厩舎へ帰厩しています。
帰厩後のピクシーナイトの様子ですが、まずはリンパ管の状態を確認し、20日に坂路で帰厩後の初時計をマーク。まずはエンジンを少し吹かす感じでの登坂だったと思いますが、軽快な動きを披露。ブランク明けを使ってグッと良くなった感じはしないも、レースを重ねながら実戦勘を取り戻していって欲しいです。