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出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

馬体には余裕があったも、パドックでは落ち着き十分で歩きも良し。密かにいきなりやれるかもと期待が高まるも、ゲートで立ち遅れると行き脚も付かず。終始後方を回る形となり、最後は流れ込む感じで10着でのフィッシュ。ホロ苦いデビュー戦となりましたが、この経験を次走できちっと役立てて欲しい。★ロードアスタリスク

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードアスタリスク(牡・安田隆)父ロードカナロア 母メイズオブオナ―

2023.04.17
4月16日(日)中山3R・3歳未勝利・混合・ダ1800mに菅原明Jで出走。13頭立て5番人気で4枠5番から平均ペースの道中を13、13、11、11番手と進み、4コーナーでは外を通って3秒5差の10着でした。スタートで出遅れて1馬身の不利を受けました。馬場は不良。タイム1分56秒2、上がり40秒7。馬体重は470キロでした。

○安田調教師 「練習でもゲートはゆっくり。鞍上へその点も伝えて送り込んだものの、今日は隣の馬を怖がって余計に出なかった模様です。『キックバックは問題が無いが、不必要にハミを噛む面が窺えた。ワンターンのコースの方が合うイメージで、芝、砂を問わずに距離は1800mや2000mが良さそう。乗り味からは能力を感じる』とのジョッキーの話でした。まずはレース後の状態を確認。続戦する際は新潟を目指します」

☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより

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2023.04.19
レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行い、1回新潟を視野に体調、条件、出走状況等を踏まえながら目標のレースを決めます。

○安田調教師 「レース後も脚元等にダメージは生じておらず、このまま次のレースへ向けて再始動を掛けるつもり。様子を見ながらトレーニングを再開しましょう。レース当日にも触れた通り、基本的には新潟開催へ向けて進める方針。細かな部分については慎重に決めさせてください」

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相手関係や出走頭数をギリギリまで検討し、関西馬ながら中山・ダ1800mでのデビューとなったロードアスタリスク。追い切りではだいぶ動けるようになり、2歳の夏頃とは違う馬へと成長していたので、レースの流れに乗れれば、勝ち負けの争いへ食い込んでくるかもと淡い期待を持っていました。

パドックに登場してきたアスタリスクですが、お腹回りを見ると幾分余裕のある仕上げ。ただ、毛ヅヤや張りは良好でしたし、初めての実戦でも舞い上がる素振りはなし。トモの踏み込みも良かったので期待値はアップ。それでいて人気は手頃だったので、馬券的には美味しいかなと思ったのですが…。返し馬では若干幼さを覗かせるも、フットワークは良かったと思います。

ただ、私の期待はゲートが開くと共に消失。初めての実戦でゆっくり出てしまうことはある程度想定していましたが、ワンテンポ立ち遅れると、二の脚は全く付かず。その後、他馬のキックバックを浴びて嫌がる面も覗かせると、1角を回る時には先頭とかなりの差が出来ていました。

その後、ひとまずどこかでポジションを押し上げて欲しいなあと見ていましたが、追走に余裕がなかったために仕掛けられず。勝負どころからのペースアップに対して、置かれるような面はなかったですが、差は詰まらず。直線を向く際には徐々に余裕がなくなっていましたし、直線でも目立つ脚は繰り出せず。最後は流れ込むような形で10着でのフィニッシュとなりました。レースレベルはさほど高くなかったと思いますが、上位3頭の時計は優秀。いきなり通用していたら、先々まで楽しめる馬なんでしょうが…。

レース後のアスタリスクですが、相応の疲れは感じさせるも、脚元等は大丈夫。今後は在厩調整を続け、ローカル場所の新潟で出走機会を窺うことに。ただ、最近の安田隆厩舎のパターンとして、中央場所の頭数が落ち着いていたら、レース当週でプランを替えてくることは十分あり得ると思います。

馬っぷりの良さ+トモの踏み込みなど良いモノは秘めているので、ホロ苦いデビュー戦となりましたが、この経験をしっかり学び、次走では大きく変わってきてくれることを願っています。また、個人的には次走は芝のレースを使って欲しいです。