クールキャット
・在厩場所：ノーザンファーム空港
担当者「この中間は左前膝のレントゲン検査を行いましたが、順調に回復していて経過は良好です。獣医師からも次のステップに進んで問題ないでしょうとのことでしたので、来週からはトレッドミルでのメニューを開始する予定です。このまま順調に乗り運動まで進められるよう、引き続き状態を見ながら調整していきたいと思います。馬体重は５６０キロです」（4/7近況）
・在厩場所：ノーザンファーム空港
担当者「その後も順調に進められていたことから、今週からトレッドミルでの運動を開始しています。メニュー移行後も馬の雰囲気は悪くないですし、脚元の状態も変わりないですから、状態を見ながらにはなるものの、少しでも早く乗り運動を再開できるようリハビリメニューと合わせて脚元のケアを行っていきたいと思います。馬体重は５６６キロです」（4/14近況）
アストロフィライト
・在厩場所：ノーザンファーム早来
担当者「この中間も坂路と周回コースを併用しながら進めているのですが、週3回の坂路調教の内、2回は登坂前に周回コースで1200ｍのキャンターを行っています。加えて乗り運動を行っていない日はトレッドミルで動かしており、この馬としては十分な負荷と言えるでしょう。精神面にもここまでは大きな問題はありませんし、この調子で進めて行けたらと思います。馬体重は４７６キロです」（4/7近況）
・在厩場所：ノーザンファーム早来
担当者「この中間も坂路と周回コースでの調教を進めており、週5回登坂させている内、週3回はハロン15秒まで脚を伸ばしています。前向きに取り組めているだけでなく、しっかりとした脚取りで駆けていますね。乗り込みながら膝の状態が安定しているので、夏の開催で使えるように準備を進めておきます」（4/17近況）
ヴィアルーチェ
・在厩場所：ノーザンファーム早来
担当者「先週と同様に坂路と周回コースでの調教を隔日で行っています。16-16くらいのペースで動かしていても歩様の乱れはありませんし、乗り運動を開始してからここまでは順調に進められていると言って良いでしょう。馬体重が示す通り体の重たさは多少あるものの、成長分もありますし、乗り込んでいけば自然と解消してくるものだと思います。馬体重は４６５キロです」（4/7近況）
・在厩場所：ノーザンファーム早来
担当者「この中間も坂路主体で乗り込んでおり、基本的には順調に進められていると言って良いと思います。乗り手の感じも悪くないですし、3ハロン48秒くらいであれば楽に登坂してきますね。ただ、上がりの歩様は日によって波があるので、調教内容はメリハリが必要でしょう」（4/14近況）
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クールキャットは馬体が大きくなり過ぎているのは心配も、この中間からトレッドミルでの運動をスタート。脚元は良い意味で変わりませんが、前のめりに進めていくと余分な頓挫に繋がりかねないので、患部の状況や体調を見極めながら、決めていってもらえればと思います。
アストロフィライトは坂路調教をスタートさせていますが、この中間は周回コースでの乗り込みを交えながら、負荷を強化中。トレッドミルを併用することで一気に負担が掛かるのを避けることも出来ています。また、前向きに取り組めているのも好感です。
歩様に不安定さが目立つヴィアルーチェ。治療を行いつつ、坂路と周回コースでの乗り込みを隔日で行っていますが、今のところ大きな乱れはなし。そして、この中間は坂路調教メインへ切り替えていますが、マズマズの動きを披露。ただ、歩様を見る限り、安心とはいかないので、週単位で調教内容に幅を持たせたりと色々考えていって欲しいです。入念なケアも引き続きお願いします。
