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前哨戦の阪急杯を使えなかったのはやはり大きく、良かった頃の姿にはまだまだ。それでもレースの流れに乗り、立ち回ることは出来ましたし、4角手前から直線を向く時の勢い・反応には一瞬『オッ』と思う程。結果は13着に沈むも、まずは競馬に戻ってこられたことに感謝。★ピクシーナイト

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ピクシーナイト(牡・音無)父モーリス 母ピクシーホロウ

日曜中京11R 高松宮記念(G1・芝1200m)13着(8番人気) 戸崎J

担当助手「追い切りでは水準以上に動けていたとはいえ、今回は久々ですからそれが気掛かりでしたが、勝負どころまでは上手に走ってくれました。ただ、戸崎騎手は『不良馬場を苦にすることはなかったものの、息づかいがもう一つでしたね。直線では一瞬伸びかけたものの、直ぐに脚色が鈍くなってしまいました』と話していましたから、心配していた久々の影響が出てしまったように思います。馬体には今のところ気になるところはないですが、調教師が海外出張中の為、トレセンに戻ってから改めて状態を確認してもらいます」(レース結果)

なお、今後の選択肢を広げる意味で、2023年4月30日に香港のシャティン競馬場で行われる、チェアマンズスプリントプライズ(G1)に予備登録(登録料は無料)させていただきます。

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異国での大ケガから帰ってきたピクシーナイト 完全復活する日を楽しみに待ちたい(中日スポーツより)

あいにくの雨中決戦となった高松宮記念だが、レース自体は熱かった。本命のナムラクレアが勝てなかったのは、少し残念ではあったが、2着と頑張ってくれたし、初G1制覇となったファストフォースの馬上で、喜びを爆発させた団野の姿は、見ていて心が震えた。何より良かったなと率直に感じたのが、ドボドボの不良馬場の中、全18頭が無事に完走したこと。特にピクシーナイトは、1年3カ月ぶりだっただけに、その思いがひときわ強い。

先週、最終追い切り後のこと。ブランクを感じさせない動きの良さに、ひょっとしたらと思い、音無厩舎に足を運んだ。担当する蛭田助手は、2007年の皐月賞馬ヴィクトリーを手がけており、記者が駆け出しの時からお世話になっている、腕利きのホースマン。

感触を尋ねると、「今回は無事にというのが一番です。前回のレースがああいう形でしたから」。その言葉を聞いて、ハッとした。香港スプリントは巻き込まれる形で転倒して落馬。命こそ助かったものの、左前脚を骨折する重傷だった。異国の地で付き添った蛭田助手の気苦労は、相当きつかったはず。もちろん、G1馬だから、いきなり走る可能性はあるが、今回は無事にという気持ちが強かったのは当然だろう。

現場で見ていて、少し驚いたのが返し馬。ピクシーナイトが紹介されてターフビジョンに映し出されると、場内から応援する声がドッと沸いた。復帰を待っていたファンが、いかに多かったか。今回の結果は13着だったが、まずは第一歩。完全復活する日を楽しみに待ちたい。

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・在厩場所:栗東トレセン

音無師「1年以上のブランクに加えて、あの落馬事故以来のレースだけに、まずは無事に走り終えてホッとしています。私は海外遠征で直接レースを見ることが出来なかったですが、改めて戸崎圭太騎手に話を聞くと、『馬の雰囲気は良かったですし、久々としては良い状態でレースに向かうことが出来たように思います。ただ、久々の影響なのか落馬事故の影響なのか定かではないですが、3コーナーあたりで周りに気を使って反応が鈍りましたね。道中の息づかいは一息でしたし、直線でも反応が鈍くなってしまったので、最後は無理せずにゴールしました』とのことでした。阪急杯前のアクシデントを反省にして、レース当該週は馬なりに控えましたが、馬体は仕上がっていたものの、まだ中身は出来ていなかったのかもしれません。最後の直線に向くまでは流れに乗ることが出来ていましたし、使いつつレース勘が戻れば良い走りを見せてくれるはずですから、次走に向けて立て直していきたいと思います。今朝まで軽めの運動に控えていますが、歩様は問題ありませんし、リンパ管の状態も良い意味で変わりありません。この後は一旦ノーザンファームしがらきへ戻させていただいて、それから次走の予定について相談していく方針です」(3/29近況)

⇒⇒31日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧に出ています。

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1年3ヶ月ぶりに実戦(競馬)へ帰ってくることが出来たピクシーナイト。スプリンターとしての資質と身体能力の高さから、いきなりの激走も密かに期待していましたが、やはり前哨戦の阪急杯を使えなかったのは大きかったですし、良かった頃の姿はまだまだ取り戻せず。まあ、今回に関しては、無事に競馬へ戻ってこられたことに感謝ですね。

レースぶりに関しては、マズマズのスタートから戸惑いを見せずにレースの流れに乗るも、3角あたりで少しゴチャゴチャ。レース後のコメントを見ると、ここで落馬事故に巻き込まれたトラウマのようなモノをチラッと伺わせ、行きっぷり&反応が鈍化。ただ、気合を付けると、ピクシーナイトも反応してくれ、ナムラクレアの後を追うように4角手前から直線へと脚を伸ばし、一瞬、オッと思わせてくれたのですが…。さすがに勢いは続きませんでしたし、そこからもう1段・2段とギアは上がらず。直線を駆け上がるところで余力がなくなると、戸崎Jも最後は無理をしなかった様子。結果は残念な13着に終わりましたが、ここからは上昇を遂げていくのみ。

レース後のピクシーナイトですが、タフな馬場でそれなりに激走した疲れ・反動を懸念しましたが、馬体に疲れは感じさせるも、脚元等は大丈夫そう。31日にNFしがらきへ放牧に出ています。

今後については4月末の香港・チェアマンズスプリントプライズ(G1)への登録を済ませているも、ちょっと間隔が詰まりますし、ここから復調を遂げていく段階なので、次走で香港は現実的ではないでしょう。個人的には回復が順調に進むなら、1ハロン長いですが、来月13日の東京・京王杯SC(G2)への出走が有力かと思いますが、まあ、続報を待ちましょう。