ピクシーナイト(牡・音無)父モーリス 母ピクシーホロウ
・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:2日にゲート試験に合格
音無師「帰厩後は脚元の状態と精神面に注意しながら進めていますが、環境の変化から少しピリッとしたところが窺えたものの、乗り込みを進めていくにつれて落ち着いて調教に取り組むことが出来ています。前走から1年以上経っているため、2日にゲート試験を受けたところ、無事に合格しています。騎乗した助手は『普段の様子から気負わないか気掛かりでしたが、ゲート内ではボケっとしていたぐらいで、むしろ出ていかないのではと心配になるぐらい落ち着いていました。ただ、いざ扉が開くと自分から反応良く加速してくれましたし、この感じならブランクは気にしなくて良さそうです。馬体に緩さが残っていますが、気持ちは前向きですし、本数を積み重ねていけば締まった馬体になってくれそうです』とコメントしていました。ここまで進めている限り、前走の落馬の影響で走ることに対して気持ちが後ろ向きになっている雰囲気はなさそうですし、牧場で時間を掛けて立て直してもらったことによって、思っていたよりも緩さは感じません。3月の高松宮記念には向かいたい気持ちがあるものの、あくまで馬の状態を優先と考えています。その前にひと叩きすることが出来るのかも含め、追い切りの動きを確かめつつ判断していく方針です」(2/2近況)
助 手 2栗E稍 15.2 ゲートなり
助 手 4栗坂良 53.5- 39.7- 25.6- 12.8 馬なり余力
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先月28日に帰厩し、復活へ向けてのスタートを切ったピクシーナイト。1年以上レースから遠のいていることで、まずはゲート試験に再合格しないとダメなのですが、早速2日に試験に挑戦したところ、無事1発で合格。普段はまだのんびりしているようですが、ゲートが開いた瞬間、少しスイッチが入るところがあったのは良かったと思います。
そして4日には帰厩後の初時計をマーク。サッと駆け上がった程度ですが、楽にこれぐらいの時計をマークできるのですから、さすがの脚力。この後、疲れや反動がないようなら、ドンドン負荷を高めていってもらい、春の大目標・高松宮記念へ向け、ひと叩きするのが理想的かなと思います。