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9日の坂路で50秒3ー12秒1を悠々とマーク。春の大目標を前に26日の阪神・阪急杯で復帰することになりました。鞍上には戸崎J。☆ピクシーナイト

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ピクシーナイト(牡・音無)父モーリス 母ピクシーホロウ

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:9日に坂路コースで時計
・次走予定:2月26日の阪神阪急杯(G3)・戸崎J

音無師「ゲート試験に合格後も特に疲労は見られないことから、先週末に坂路で帰厩後初となる時計を出しました。その際は馬なりのまま全体が53.5秒で、終い1ハロン12.3秒のタイムをマークしており、最後まで余力十分の内容でした。今週はもう一段階強めたメニューに移行することから、8日にレントゲン検査を行って左前橈骨手根骨の状態を診てもらいましたが、特に問題ないとのことでした。9日は坂路で併せて追い切りを行い、道中はピクシーナイトが追走し、途中からラキエータに併せる形を採り、全体が50.3秒で、ラスト1ハロン12.1秒のタイムを馬なりでマークしてくれました。騎乗した助手は『久々と言うことで、早めにラキエータに並び掛けていきましたが、促していくとスッと反応してくれましたし、馬なりのままビュッと加速してくれました。時計の出易い馬場とはいえ、ブランクがありながらも破格の時計をマークしてくれましたし、この感じならすぐ態勢が整いそうですね。息づかいもしっかり出来ていますし、更に力を付けているように思います』とコメントしていました。さすがにあれだけの大事故の後でもありますし、脚元だけではなく、気持ちの面で後ろ向きになっていないか心配していましたが、これだけ楽に動いてくれるのですから、この感じであれば高松宮記念の前に前哨戦を挟んでも問題ないでしょう。帰厩後にテンションが高かったように、環境に慣れるまで時間が掛かってしまうことを考えても、ぶっつけで本番に向かうよりも良いでしょうし、このまま順調に進められるようなら、2月26日の阪神阪急杯に向かう予定です。なお、鞍上は戸崎圭太騎手に依頼しています」(2/9近況)

助 手 9栗坂良 50.3- 36.2- 23.8- 12.1 末強め追う ラキエータ(古馬2勝)一杯を0.3秒追走同入

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ゲート試験に再合格し、坂路での追い切りをスタートさせたピクシーナイト。初時計でサラッと53秒5-12秒8をマーク。さすがの脚力だなと感心していましたが、事前に骨折箇所の状態を確認すると9日の坂路追いでは更に1歩2歩と踏み込んだ追い切りを消化。ハロー明けで時計の出やすい馬場だったのかなと思いますが、全体時計も上がりの時計も優秀。これでもまだ余力があるというのが凄いです。成長時期に休んでしまいましたが、パワーは更に付いたのは間違いありません。

また、この感じなら高松宮記念へ直行よりも、ひと叩きした方がベターということで、復帰戦が26日の阪神阪急杯へ決定。長期休養明け+1ハロン延長は楽ではありませんが、まずは無事にレースを終えてもらい、レース感覚を掴んでもらえればと思います。そして復帰戦の鞍上は戸崎Jに決定。おそらく次の高松宮記念とセットでの騎乗依頼かと思うので、まずは色々と試しつつ、次の本番への良いイメージを作ってもらえればと思います。