ペースセッティング
・在厩場所：滋賀県・ノーザンファームしがらき
・調教内容：トレッドミル、角馬場
調教主任「こちらで状態を確認したところ、走ったなりの疲労こそ見られたものの、それ以外に気になるところは見られませんでしたので、トレッドミルでの運動を開始しています。週半ばに角馬場で跨って状態を確認しましたが、馬体は寂しくありませんし、この感じであればコースで乗り出しても問題なさそうです。馬体重は５０２キロです」（1/20近況）
アッシュフォード
・在厩場所：滋賀県・ノーザンファームしがらき
・調教内容：周回コースでキャンター、トレッドミル
調教主任「先週いっぱいは軽めの運動に控えていましたが、徐々に良化が窺えたことから、トレッドミルでの運動を経て、今週から周回コ―スで乗り出しています。その後は背腰を気にすることもなく、前向きに調教に取り組めていますから、馬の状態に合わせて徐々に負荷を強めていきたいと思います。馬体重は４９４キロです」（1/20近況）
アースコンチェルト
・在厩場所：滋賀県・ノーザンファームしがらき
・調教内容：周回コースでキャンター、坂路コースでハロン14～17秒、トレッドミル
調教主任「この中間から坂路でハロン14秒まで負荷を強めています。ここまで順調に進めることが出来ていますが、やはりハミ受けの課題は残りますね。口の硬さだけではなく、馬体の緩さも影響していると思いますから、普段の調教から体全体を使わすなどして鍛えていきます。馬体重は５５３キロです」（1/20近況）
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前走のシンザン記念では勝ち馬の切れ味に屈するも、豊富なスピードを如何なく発揮したペースセッティング。その後、ＮＦしがらきへ移動して再調整を行っていますが、一生懸命走った分の疲れが残る様子。ただ、馬体はそこまで細くなっていないようなので、回復をしっかり促せば、スムーズに軌道に乗っていくのかなと見ています。
アッシュフォードは引き続き回復を促すことを優先してきましたが、徐々に良化が窺えたことからトレッドミルでの運動を経て、周回コースへ。ひとまず感触を確かめる程度ですが、疲れ・反動はありません。ひとまず負担が掛かり過ぎないようにトレッドミルでの運動を上手に活用し、坂路入りできるように進めてもらえればと思います。
アースコンチェルトは少し負荷を高めていますが、乗り難しさは相変わらず。ただ、ＮＦしがらきでの調教動画を見ると、引っ張り切りの手応えで上がってきていますし、上がりも１３秒切り。脚力は確かなものを持っているので、それを出し切れるように操縦性の改善に根気よく努めてもらいたいです。
