シェダル（牡・長南）父ゴールドアリュール 母マイティースルー
・在厩場所：西脇トレセン
長南師「今週は冷え込みがきつく、日によって馬場が凍って硬くなっていましたので、それを避けるために馬場の良い21日にダートコースで追い切りを行いました。勝負どころまでは良い感じで走っていたものの、いざ追い出しに掛かるともう一つグッとくるところがなく本来の動きではなかったですし、ゴールを過ぎて止めに入ったところで右前の歩様に違和感がありました。厩舎にはそのまま歩いて帰ることが出来たので、その時は躓いたことによって痺れたのかなと思っていたものの、その後も右前の歩様が良くならないことから、23日にレントゲン検査を行ったところ、右前蹄骨を骨折していることが判明しました。獣医師の見解では、『症状からして、完治するまで一年以上かかるのではないでしょうか』とのことでした。牧場から良い状態で送り出してもらい、ここ最近の中では馬体の張り・艶共に申し分なく、この感じであれば2つ目の重賞制覇のチャンスがあると期待していたものの、このようなことになってしまい誠に申し訳ございませんでした。なお、すぐに移動させることはリスクが大きいと獣医師に言われていますので、しばらくはこちらで様子を見させていただき、年明け以降に抹消させていただく予定です」（12/23近況）
上記のように右前蹄骨骨折の診断がおり、復帰までにかなりの時間を要する見込みであり、このような状況ではご出資会員の皆様のご負担が増えるばかりとなってしまう可能性が高いことから、今後について協議した結果、誠に残念ではございますが、このまま引退させることといたしました。今後は乗馬となる予定ですが、詳細は後日書面にて出資会員の皆様にご案内申し上げます。
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能力検定に合格し、年明け３日の園田・新春賞へ向け、ギアを上げていくだけだったシェダルですが、２１日の追い切りを行った際、追ってからグッと来るところがなく、ゴールを過ぎて止めに入ったところで右前の歩様に違和感を確認。その後も歩様に改善が見られないことから、２３日に詳しく検査を行うことに。その結果、右前蹄骨を骨折していることが分かりました。
また、全治には１年以上掛かることから、今後についての協議が行われ、残念ながら引退することになってしまいました。
来年は何とかラッキードリーム・ジンギにリベンジし、園田のトップに立って欲しいと願っていただけに怪我による唐突な引退はショックが大きいですが、乗馬としての第２の馬生が少しでも良いものになることを願うばかりです。お疲れ様でした。
