ロードベイリーフ
2022.12.19
12月17日(土)阪神11R・タンザナイトS(OP)・国際・芝1200mに横山典Jで出走。16頭立て6番人気で7枠14番からハイペースの道中を13、14番手と進み、4コーナーでは外を通って0秒9差の10着でした。馬場は稍重。タイム1分09秒1、上がり34秒2。馬体重は6キロ増加の498キロでした。
○森田調教師「急遽、回避馬が出た為、横山典弘騎手を配して投票へ。抽選の突破までは幸運でしたが、『今日は外枠が不利に働いた感じ。内へ入れず、前が止まらない展開が厳しかった』とジョッキーは述べています。498キロの目方は許容範囲と言えそう。段々と出脚が鈍くなっている点については、対応策を考えたいです」
☆★情報は(株)ロードサラブレットオーナーズのHPより☆★
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2022.12.21
レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。今後は12月22日(木)に兵庫・ヒイラギステーブルへ移動して冬以降の戦列復帰へ向けて心身のリフレッシュを図ります。
○森田調教師 「トレセンへ帰ってからも大きな問題は無し。一通りのチェックを済ませた上で、12月22日(木)にヒイラギステーブルへ移す予定です。間隔を詰めて使った分も踏まえ、十分にリフレッシュを図るつもり。戦列復帰の時期については回復具合を見ながら決めます
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メッセージソング
土曜阪神12R 3歳上1勝クラス(芝1800m)14着(12番人気) 角田大和J
ややモッサリとゲートを出ますが、果敢に押っ付けて中団でレースを進めます。勝負どころから促して前との差を詰めていきますが、直線では目立つほどの伸び脚はなく、後方で流れ込んでいます。
藤岡健一調教師「体重が増えていたように、付くべきところに筋肉が付いて逞しさが増したように思います。パドックでは周りをキョロキョロとして相変わらず集中力を欠いていたものの、返し馬では良いリズムで走ることが出来ていましたね。ジョッキーには流れに乗り遅れないように進めて欲しいと伝えていましたが、促しつつとはいえ置かれることはなかったですし、勝負どころの感じも良くなっていました。角田大和騎手は『気合いを入れながらの競馬でしたが、反応してくれていましたし、ペースが上がっても置かれることはありませんでした。直線では頑張ろうとする姿勢は見せてくれたものの、ラスト1ハロン手前で止まってしまいました』とコメントしていました。最後は甘くなってしまったところを見ると、距離はいくらか長いのかもしれません。距離を詰めると追走に苦労するかもしれませんが、競馬を経験していけば対応してくれるのではないかと思います。この後はトレセンに戻って状態を確認した上で検討させていただきます」(レース結果)
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・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:軽めの調整
藤岡師「先週は着順こそ振るわなかったものの、これまでの中では上手に競馬が出来ていました。直線で止まってしまったところを見ると、距離は幾らか長い気がするものの、そこまでスピードのある馬ではないですから、距離を詰めると追走に余裕がなくなってしまうことが考えられます。短期放牧明けということもありますし、使ってピリッとすれば終いの粘りも増してくるかもしれません。もう少し馬の状態を確かめた上で検討したいと考えていますが、このまま問題なければ続戦させる方向で考えています」(12/21近況)
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ロードフォンス
2022.12.19
12月18日(日)中京9R・寒椿賞・混合・ダ1400mに西村淳Jで出走。15頭立て9番人気で1枠1番からハイペースの道中を3、4、3番手と進み、4コーナーでは最内を通って0秒2差の2着でした。馬場は良。タイム1分26秒3、上がり38秒5。馬体重は18キロ増加の470キロでした。
○安田調教師 「夏は増え難い感じだった点に加え、成長分も含まれる大幅なプラス体重。特に問題はありません。前半に外へ行こうとする面を覗かせたものの、ペースが上がると良い意味で余裕が無くなって走りに集中。『最後は良い脚を使った』とジョッキーも振り返りました。1月の中京に組まれる同条件が次の目標。週明けの状態を見て気持ちのリセットが必要な場合、短期放牧を挟むつもりです」
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2022.12.21
レース後も特に異常は認められません。12月21日(水)に京都・宇治田原優駿ステーブルへ移動して1月21日(土)中京・3歳1勝クラス・混合・ダ1400mへ向けて態勢を整えます。
○安田調教師 「トレセンへ帰ってからも脚元等に関するアクシデントは生じていません。ただ、少しだけ気負う面が窺える為、宇治田原優駿ステーブルでの短期放牧を挟む方針。リフレッシュを図った上で、レース当日にも触れていた中京のダート1400mへ向かおうと思います」
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インディゴブラック
日曜中京12R 尾張特別(芝2200m)11着(5番人気) B.ムルザバエフJ
伸びあがるようにゲートを出ると、道中は中団でレースを進めます。直線では外から追い出されるも、目立つほどの伸び脚はなく、後方で流れ込んでいます。
奥村豊調教師「前走と比較すると体重の変動はそこまでなく、良い意味で変わりない状態でレースに向かうことが出来ました。テンションは高めなものの、必要以上に入れ込むことはないですし、ストライドの大きな走りを活かすことが出来れば良い走りを見せてくれると期待していました。ただ、ゲート内で待たされたことで我慢できずに立ち上がってしまい、体勢を整えていたところで扉が開いてタイミング良く出ることが出来なかったですね。ジョッキーには馬込みには入れずにレースを進めて欲しいと伝えていたものの、出遅れたことによって一番悪い形になってしまいました。レース後、B.ムルザバエフ騎手は『最初のうちは辛抱していたものの、ゲートで待っている間に段々と我慢し切れずに立ち上がってしまい、その影響で五分にスタートを決めることが出来なかったですね。前半は力んでリズムよく走ることが出来ていなかったですが、外の馬がいなくなるとのびのびと走ることが出来ていました。先手を取ればスムーズな競馬が出来るかもしれませんが、今回のようにゲートで後手を踏んでしまうと同じことになってしまいますから、今後の為に控える競馬を教えて行くのも手だと思います』とコメントしていました。確かに先のことを考えると、ジョッキーの言う通りだと思いますが、心身が伴っていない状態で控える競馬を教えても、これまでと同じで苦しがって気持ちが切れることが考えられるだけに難しいところですね。ただ、全てが噛み合えば良い走りを見せてくれる馬ですから、今後も馬の成長を促しながら良い方向へ導いてあげたいと思います。この後は馬の状態をよく確かめてから相談させていただきます」(レース結果)
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・在厩場所:栗東トレセン/近日中に滋賀県・ノーザンファームしがらきへ放牧予定
・調教内容:軽めの調整
奥村豊師「トレセンに戻って状態を確認したところ、脚元含めて目立ったダメージはなく、体調も問題ありませんでした。B.ムルザバエフ騎手の話にもあったように、先々の事を考えると控える競馬を教えていくのも必要ですが、その前に心身ともに成長を促していく必要があると思います。この馬なりに良くなってきているのは確かですから、もう少し長い目で育てていきたいと思います。この後は無理せず牧場へ戻させていただいて、心身ともにリフレッシュさせる予定です」(12/22近況)
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週末(12/17・18)に出走した出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。
直前で回避馬が出て、横山典Jとのコンビで出走。そして追い切りでは自己ベストをマークと良い流れが回ってきたと期待したロードベイリーフ。ただ、馬体には少し余裕がある感じだったので、ビシッと追った効果で絞れてくることを期待したのですが、更に8キロ増えての出走とは正直計算外。実際、パドックでの姿を見ると、お腹回りがボテッとした感じ。元々シャープな造りの馬だけに、大きくマイナスに働いたと思います。気持ちの面でもピリッとした感じに欠けましたから。
そしてレースではスタートで若干後手を踏み、前が狭くなる不利。横山典Jは元々ゲートから出していくことは考えてなかったかと思いますが、モタモタしてしまうことに。また、レースはそこまで速く流れなかったので、後方で進めていたベイリーフは展開が不向き。タラレバですが、勝負どころから捲り気味に動いた方が良かったかも。直線ではサンライズオネストに被せられる形で苦しかったですが、直線半ばで競り落とすと、その後もジリジリ脚を伸ばして10着まで。前回は前が詰まりっぱなしでしたが、今回は流れが向かずに外々を回るだけ。うーん、運がないですし、もう少し策を講じて欲しかったなあというのが率直な感想です。
レース後のベイリーフは脚元等に異常なし。ただ、短期間に2度使いましたし、冬場は絞りづらい様子。22日に兵庫・ヒイラギステーブルへ移動済ですが、いつもよりもレース間隔が開くことになりそう。その分、牧場では入念に乗り込んでもらい、走ることへの前向きさ・集中力を今一度養ってもらえればと思います。
1勝クラスで苦戦が続いているメッセージソング。また、蹄の問題で今回は5ヶ月ぶりの実戦となり、過度の期待はしていませんでしたが、帰厩後の追い切りでは以前よりも動けるようになり、成長は実感。どこまで変わってきてくれるのか楽しみは持っていましたが…。
馬体重は6キロ増えていましたが、レースへ臨むにあたり、しっかり調教を積むことが出来ていたのでこれは成長分と見て良いと思います。また、パドックでは二人引きで気合乗りはマズマズ。久々でもきちっと仕上がった状態でレースへ臨めたと思います。
レースぶりに関してですが、スタートで若干煽ると、角田大和Jは促して促して好位をキープすることを優先。個人的には腹を括り、じっくり進めても良かったかなと思いますが、陣営からの指示もあったのかもしれません。道中の走りは人馬共に気を抜かさずに頑張ってくれていましたが、余裕はない走り。勝負どころでのペースアップにも頑張って付いて来てくれましたが、じりじりスタミナをロスしていたと思います。
そして直線では追われてから一瞬伸びる姿は見えましたが、勢いは持続せず。直線半ばではガス欠という感じでジリジリと後退。自分から止めた感じではなかったので、単純に距離が長いのでしょう。また、芝ではスピード不足に思うので、ダートを使っていくべきかなと思います。
レース後のメッセージソングですが、馬体面での不安はなし。今の雰囲気を維持出来れば、続戦へ向かうこととなりそう。また、今回も14着と大きく沈んでしまいましたが、レースへ参加できたことは評価したいですし、精神面でも少し成長したところを感じられました。ひと叩きした次走ではもう1段・2段と成長した姿を見せてもらいたいです。
帰厩直後、青っ洟の症状が認められ、血液検査の数値も少し高い状態だったロードフォンス。その為、軽めの運動に止める時期があり、何とか間に合ったという感じでの出走だったので、昇級戦となる今回は苦戦することは覚悟の上でした。
また、今回は前走からプラス18キロと大きく増えての出走でしたが、太目感はそれほどなかったですし、ほぼほぼ成長分。これまでなかなか増えてこなかったので、これは単純に良い傾向で嬉しいです。
レースはマズマズのスタートから、促さなくてもスッとスピードに乗り前へ。馬群を気にする素振りはなかったですし、ダートへ入ってからも前向きさは十分で、インの3~4番手をキープ。しっかりレースの流れに乗れたのは良い意味で予想外。今回着用したブリンカーの効果もあるのでしょう。ただ、勝負どころからは少し促しながらの追走となり、直線を向く時の手応えは正直良く見せませんでしたが、直線で西村淳JのGOサインが出ると、フォンスは手応え以上に粘りのある走りを披露。スッと外へ持ち出せれば、尚良かったのですが、他馬のプレッシャーを受けても怯むことはなかったですし、じわじわと脚を伸ばすことに。そして直線の坂を駆け上がってからは1歩1歩と詰め寄ったのですが、並び掛けるところまでは行かずに2着。それでも3着馬には2馬身以上の差をつけているので、勝ち馬の頑張り・渋太さを評価すべきでしょうねえ。時計が速くなった時の不安はありますが、ダ1400mはベスト条件。大崩れは考えにくいですし、2勝目は目前です。
レース後のフォンスですが、体調&馬体面での不安はなく、活気に漲る姿。ただ、それがレースでの力みに繋がりかねないので、欲張ることなく一旦リセットすることに。23日に京都・宇治優駿ステーブルへ移動しています。
今後については、ひとまず年明け21日の中京・ダ1400mを目指すことが決まっているので、回復を促しつつ、緩め過ぎないように注意を。そして年明け早々の帰厩へと結び付けていってもらいたいです。
インディゴブラックは気持ちが悪い方へ向かわないよう、出走と放牧を繰り返し、出来るだけ精神面の負担を軽減するように努めていますが、それに応えられず、低迷が続く現状。今回は前走の結果を踏まえ、1ハロン短縮の芝2200mを選んできましたが、個人的には2200mはまだ長い印象。成長が感じられないだけにレース前から厳しい結果は覚悟していました。
また、のびのび走らせてあげるにはスタートが重要だと見ていましたが、タイミングが合わず、体が伸び切った状態でゲートが開いてしまうことに。二の脚が付かなかったですし、両隣りから寄られる形になって頭の高さが余計に目立つことに。テン乗りとなるB.ムルザバエフJは探り探りでの騎乗で制御するのは難しかったと思いますが、外から被せられることがなくなると、力みが軽減し、リズム良く走れていたと思います。そしてマズマズの雰囲気を保って直線へ。
鞍上のGOサインが出たインディゴブラック。それに応えようと懸命に頑張ってくれましたが、頭の高いフォームのままで推進力は一息。フラつくところもあり、終わってみればやはり距離が長かったという感じでの失速。11着と今回も大きく敗れてしまいました。
気分を損ねないように意識してもらっているのは有難いですが、ハナへ行くだけの馬では味気ないので、先々を見据えて、B.ムルザバエフJが進言してくれているように差し・追い込みの競馬へと移行しないとダメでしょう。個人的には今すぐにでも脚質転換を図ってもらいたいです。距離も現状ではマイル~1800mがベストだと思います。ひと夏を越して、外見上の完成度が高まると、距離適性など個性が出てくるでしょうし。陣営には失敗を恐れず、新たな可能性を探る努力をお願いします。結果が出ていない時こそ、色々動くべきですから。