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日曜日(5/23)の出資馬・出走結果(シルク)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain グレイシャーパーク

日曜新潟3R 3歳未勝利・牝馬(ダ1800m)12着(3番人気) 鮫島駿J

互角のスタートからそのまま好位4,5番手を追走します。3コーナーあたりで徐々に遅れをとり、最後の直線も伸び脚は見られず、後方で流れ込んでいます。

高橋義忠調教師「前走から中1週でのレースとなりましたが、新潟競馬場までの輸送で体重が減ることもなく、前走同様に良い雰囲気でレースに臨むことが出来ました。ただ、レースではスッと良いポジションで流れに乗って行けたものの、3コーナー手前あたりから遅れをとってしまい、最後も伸びを欠いてしまいましたね。レース後、鮫島克駿騎手に確認したところ、『前半は考えていた通りに運べましたが、ペースが上がったところでついていけなくなりました。集中力が切れてしまった感じでしたので、もう少し距離を短くする方が良いかもしれません』と話していました。斎藤新騎手が騎乗していた際も、勝負どころで促して行かないと進んで行かないことがあったように、集中力が続かないところが出てしまったのかもしれません。この後はトレセンに戻って状態を確認してからになりますが、新潟競馬場で続けて使ったこともありますので、一旦放牧に出してコンディションを整えてもらう方向で考えています」(レース結果)

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・在厩場所:26日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧

高橋忠師「新潟競馬場からトレセンに戻って状態を確認したところ、目立ったダメージはなく、体調も問題ありませんでした。ただ、体は寂しく映りますし、一旦放牧に出してコンディションを整えてもらいます。次走の予定につきましては、牧場での回復具合を見ながら検討していくことになりますが、第3回小倉開催には間に合うように戻したいと思っています」(5/26近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain セラフィナイト

日曜東京6R 3歳1勝クラス(芝1600m)7枠10番 川田J

外枠からのスタートで後手に回ると、道中は後方からレースを進めます。直線に入って大外から追い込んでくるも、1番人気の3着馬からコンマ1秒差の6着で終えています。

宮田調教師「この馬の場合は、何より馬場が悪いとパフォーマンスを落としてしまうため、当日の芝の状態がキーポイントになるのですが、今日は幸いにも天候に恵まれましたし、力を発揮出来る馬場状態だったと思います。レース当日の精神面については、いつも以上に落ち着きがあって、返し馬も問題無かったですね。枠入りするタイミングでメンコを外したのですが、川田騎手には『ゲート内での駐立なども気になりませんでしたし、初めて乗せてもらったので何とも言えませんが、今日に関しては気性面での危ういところがなくて乗り易かったです』と褒めていただけました。ただ、一方で『落ち着き過ぎていることで、前半はポジションが後ろになってしまいました。それに後ろが緩くてトモがなかなか嵌まってこないので、直線で伸びてはいるものの、あそこまで追い込んでくるのが精一杯ですね』とも川田騎手は話しており、馬体面での成長は不可欠でしょう。まだまだ頼りなさを残す馬体ですし、夏を越してくるとグンと良くなってきそうですから、今後も成長を待ちながらじっくりと使っていければと思っています」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:軽めの調整
・次走予定:第3回東京開催

宮田師「前走の感じから成長を促しながら使っていければと考えていましたが、トレセンへ戻ってきた状態を見ると、ダメージは無さそうですね。むしろ一度レースを使って雰囲気が良くなりましたから、このまま問題無ければ続戦したいと考えています。そうなれば、今のところ第3回東京開催での出走になると思います」(5/26近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain ミスビアンカ

日曜新潟9R 4歳1勝クラス(芝1400m)2着(5番人気) 藤田菜J

互角のスタートから二の脚を活かして先頭に立ち後続馬を従えます。そのままコーナーを回ると、最後の直線では馬場の真ん中に進路を取って粘り込みを図りますが、ゴール手前で交わされ、約3ヶ月半ぶりとなるレースは惜しくも2着でゴールしています。

高橋義忠調教師「昨年7月の阪神以来の芝レースとなりましたが、スッと楽に先行出来ましたし、最後の直線も極端に止めるようなところはなかったですね。レース後、藤田菜七子騎手にどうだったか聞いたところ、『無理に押っ付けていくほどではなかったですし、自分のリズムで競馬が出来たと思います。道中の感じからそのまま押し切ってくれそうな雰囲気でしたが、最後の直線でフワッとするところがありました。跨った感じからこのクラスにいるような馬ではないと思いますし、力を出し切ればもっと良い走りを見せてくれそうな気がしました』と話していました。意図的にサッと仕上げて出走させるようにしてから、良い方に向いていると思いますが、並びかけられると気を抜いて最後のもうひと踏ん張りに影響してしまっていますね。ジョッキーが話しているように、跨った感じや調教の動きからはもっとやれそうな感触があるだけに、最後までしっかり力を発揮してくれるよう、今後も精神面の改善をしていければと思っています。この後はトレセンに戻って状態をよく確かめてから相談させていただきます」(レース結果)

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・在厩場所:26日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧

高橋忠師「新潟競馬場からトレセンに戻って状態を確認したところ、脚元含めて大きなダメージはなく、体調も問題ありませんでしたが、一旦放牧に出しました。今後も精神的に追い込み過ぎないよう調整してあげれば、芝・ダート関係なく走ってくれると思いますし、次走も同じように使っていきたいと考えています。次走の予定につきましては、牧場で状態を見て相談していければと思っています。もし、すぐに立ち上げていけそうなら北海道シリーズを視野に入れていますが、前回同様に精神的にピリッとしているようなら、無理はさせないつもりです」(5/26近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain リアンティサージュ

日曜東京10R フリーウェイS(芝1400m)優勝(2番人気) 福永J

互角のスタートから無理せず中団で流れに乗ります。そのまま4コーナーを回り、最後の直線で馬群を捌いて追い出されると、上がり3ハロン最速33秒5の脚で鋭く伸びてゴール手前でキッチリ差し切り、連勝を飾るとともにオープン馬の仲間入りを果たしています。

須貝調教師「おめでとうございました。東京競馬場までの輸送は問題なく、プラス体重で出走できたのは何よりでした。前走と同様にいかに落ち着いて競馬が出来るかがカギになると思っていましたが、多頭数でもムキになって走ることはなかったですし、ラスト1ハロンの伸び脚は凄く良かったですね。レース後、福永祐一騎手にどうだったか確認したところ、『控える形になりましたが、道中はリズムよく走ってくれましたし、最後の直線では狭いところを割って良い脚で伸びてくれました。良い内容だったと思いますし、今後が楽しみですね』とコメントしていました。段々とスプリンターらしくなってきましたし、この馬の持ち味を伸ばしてあげる方が良いでしょうから、今後もそれに見合った番組を使っていきたいと思います。この後はトレセンに戻って状態をよく確かめてから相談させていただきます」(5/26近況)

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・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:軽めの調整
・次走予定:6月27日の東京・パラダイスS(L)・三浦J

須貝師「東京競馬場からトレセンに戻った後も目立ったダメージはなく、体調も問題ありませんでした。直線の長い東京の舞台であの勝ちっぷりはなかなかのものですし、控えてもあの競馬が出来るのですから、段々と自在性が出てきましたね。もう暫く様子を見させていただき、それでも問題なければそのまま続戦させたい気持ちがあります。間隔が少し空きますが、6月27日の東京・パラダイスSなら、フリーウェSと同条件で、それにハンデ戦でもありますから、昇級戦としては良い番組だと思います。その場合は三浦皇成騎手で臨む予定です」(5/26近況)

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日曜日(5/23)に出走したシルクの出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。※G1に出走するクールキャットは別記事にて。

グレイシャーパークは勝ち切るとなるとワンパンチ欲しいですが、好走した前走と同舞台なら堅実に駆けてくれると見ていました。しかしながら、結果はまさかの大凡走。中1週と詰まったローテを懸念しましたが、馬体重はプラスでの出走。上積みはなくても、調整面はひとまず上手くいったと思います。

レースは五分のスタートからスッと好位をキープ。1番人気の逃げ馬・ラブカプチーノがハナへ行くのに少しプレッシャーを与え、その後は馬群の内で息を潜める形。向正面までの走りは悪くなかったと思います。ただ、自分からグイグイ行く馬ではなく、鞍上に促されて動いていく馬なので、勝負どころを前に1歩早めに仕掛けていって欲しかったです。ペースアップに対してモタついてしまったグレイシャーパークは4角を回って時は押っ付け通し。この時点で早くもジリジリ後退しつつありました。そして直線ではギアを上げることが出来ずに、このまま脚が上がっていく感じに。走ることへの集中力も切れていたでしょう。

1戦ごとに着順を押し上げるなど良い成長を見せていただけに、ここでドーンと沈むとは想定外ですし、ショックは大きいです。

レース後のグレイシャーパークですが、脚元等のダメージはなさそう。ただ、細くなってしまったようなので、このタイミングで一息入れることに。まずはしっかりリフレッシュさせ、レースへのマイナスイメージを緩和させて欲しいところ。次走に関しては回復具合によって左右されるでしょうが、夏の小倉開催で残り少ないチャンスで1勝を目指すことになりそうです。今回の敗戦は実力を出し切れていないので、次走では結果を残してきた斎藤新Jとの再コンビ結成で巻き返しを果たして欲しいです。これが実力ではないですから。

セラフィナイトの1戦にはロード馬のロードラスターも出走。両馬共に1勝クラスで通用するものは十分秘めていると見ていたので、出資馬のワン・ツーを期待したのですが…。結果は後から行き過ぎてしまって、差し届かずの6着。積極性のある川田Jの騎乗とすれば、やや物足りない感じに。

脚元の不安が和らぎ、ひと追い毎に態勢を整えてきただけあって、パドックでの雰囲気は良好。馬体はしっかり出来ていたと思います。ただ、チャカ付くところのある馬にしては大人しい周回。レース当日は結構気温が上昇していたので、暑さが堪えた感じもしています。

レースぶりに関しては、ゲートは出ましたが、二の脚が付かずに最後方近くからの競馬に。レースの流れは明らかにSペースでしたが、道中で動いていくことはせずに最後の直線に賭けることを川田Jは選択。そして直線でGOサインが出たセラフィナイトは外目に持ち出してジワジワ脚を繰り出してくれましたが、先行馬は道中で楽をしているので、最後の粘りもしっかり。懸命に追われましたが、最後にちょろちょろっと差を詰めてきたのがやっとでした。一応、上がり3ハロン最速の33秒0で来てはいるのですが。今回の敗戦はスタートでの後手+レースの流れが落ち着いてしまったことが響いただけで、そこまで悲観することはないのかなと思います。

レース後はいつも通り、無理することなく一息入れるのかなと見ていましたが、今回は初めての在厩調整へ。具体的な番組はまだ絞り切れていないと思うも、古馬との対決へと踏み出すことになります。状態に関しては1度使ったことが、良いガス抜きになっている様子。次走のパドックまで雰囲気の良さを維持してもらい、消化不良に終わった今回を良い教訓に即巻き返して欲しいです。

ミスビアンカは帰厩後10日競馬での参戦が板に付いていますが、結果は伴わず。脚力は非凡なモノを秘めているのですが、レースへ行くと緊張し過ぎでノビノビ走れず。ちょっとしたことで集中力を欠いてしまいます。

今回は牧場でコツコツ乗り込み、少しレース間隔を空けてきましたが、精神面でのゆとりを与えることになって雰囲気は良好。今回はチークピーシズなど矯正する馬具は付けずに出走となりました。

レースは抜群のスタートから内枠の行きたい馬を見渡しながら、最終的にはハナを選択。道中は1馬身ほど離して逃げることで他馬からのプレッシャーは少なく、最後の直線を向くまでは楽逃げ。直線で藤田菜Jは馬場の良いところを選択しつつ、ミスビアンカに叱咤激励。いつ集中力を欠いてしまうのかドキドキでしたが、残り200m地点ではひょっとしたら押し切れるかもと思う程、最後の粘りはここ数戦にはなかったものです。ただ、ゴール直前でフワッとして、内から突き放さることに。その後、馬体を併せにいくとハミを取って、差し返す形で2着に踏み止まりました。鞍上の藤田菜Jと手が合ったのかなと思いますが、良い意味で今回はビックリさせられました。

レース後のミスビアンカですが、特に変わったところはないも、ちょっとしたことで精神面が悪い方へ行きかねないので欲張らずに一息入れることに。次走についてはこれからの回復次第ですが、北海道シリーズへ転戦する方針。時計の掛かる洋芝は合っていると思いますし、滞在競馬でレースへ臨むことになるのも歓迎でしょう。

まあ、今回走ったからと言って、次走では大凡走というケースは十分考えられます。走ってみないとホント分からない1頭ですが、素質は上のクラスでも通用するモノを秘めていると思うので、次走以降でも、今回のレースを再現できるような競馬・走りをお願いします。

リアンティサージュは血統馬ですし、これからの活躍を期待している1頭。ただ、今回は3勝クラスへの昇級戦に加え、東京への長距離輸送+多頭数の競馬。須貝師も『揉まれる競馬になるとどうか…』と不安を口にしていましたし、大きく崩れてしまうことを頭に置いてレースを見守りました。

東京への輸送に関してはプラス6キロで臨めたように問題なし。イレ込んで発汗が目立つようなこともなかったです。あとはレースへ行って、好発から前々での競馬で押し切ってくれることをイメージしていました。

ゲートに関しては五分に出ましたが、そこから促す場面はなく、出たなりの位置で折り合いに専念する形。先を見据えた競馬だと思いますが、ここで差し競馬を試みたのはビックリ。勝負どころでも下手に動かずに脚を温存しましたが、4角を回る頃には後ろから勢いよく捲っていく馬に先を越され、位置を下げてしまうことに。そして直線を向いた時に内に押し込められたので『これではダメだな』と大敗まで覚悟しました。

しかしながら、ハミを掛け直して促していくと、狭い進路を縫うようにジワジワ進出。残り100mぐらいで掲示板圏内まで押し上げることは出来ました。ただ、そこで囲まれる形になってしまって…。10番のベイビーボスがひと踏ん張りできていると脚を余しての敗戦でしたが、下がっていくベイビーボスとフレッチアとの間に進路を見い出すと、そこから猛チャージ。馬群からきっちりクビ差抜け出したところがゴールでした。ヒヤヒヤさせられる勝利でしたが、改めてこの馬のポテンシャルの高さを感じましたし、馬群で我慢させることが出来たのは大きな収穫です。スピードだけで押し切っていく競馬になると、単調な故にどこかで壁にぶち当たることになるでしょうし。ホント中身の濃い勝利となって嬉しかったです。

レース後のリアンティサージュはそこまで目立った疲れはなし。今後についてはもう少し様子を見るようですが、問題がないなら今回と同舞台のリステッド競走・パラダイスS(6月27日・ハンデ)へ向かう予定。宝塚記念の裏開催になるので、鞍上は三浦Jに声を掛けているようです。今度は重賞を走ったことのある馬など更なるメンバー強化が見込まれますが、臆することなく勝負を挑んで欲しいです。そして現状でどこまでやれるのかを把握してもらえればと思います。良い勝負が出来るなら、重賞でも楽しみが出てきそうです。