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週末(8/21・22)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ノワールドゥジェ

土曜新潟12R 3歳上1勝クラス・牝馬(芝1800m)7着(6番人気) 丸山J

まずまずのスタートを切り、促して先行集団でレースを進めます。直線では馬場の良いところへ持ち出して脚を使うと、昇級初戦は勝ち馬からコンマ6秒差の7着で終えています。

宮田調教師「スタ-トがしっかり決まったので、元気(丸山元気騎手)も積極的に運んでくれて、良いところで収まっていましたね。直線では一旦2番手に上がるところまでありましたし、もしかしたら勝てるかもと思ったのですが、最後はだらけた走りとなりました。ただ、決して止まっている訳ではなく、他馬の決め手が一枚上だったと思って良いでしょうし、昇級初戦としては良く頑張ってくれたと思います。また、輸送も難なくこなして、体も前回から戻っていたので、メンタル面は良い状態で送り出せたかなと思っていたのですが、元気は『返し馬からいつもよりテンションが高くて、気負いながら走っていましたね。前半で出して行ったことが良くなかったのか、終いは甘くなってしまいましたし、溜める競馬の方が安定して走れると思います』と話していましたので、まだ気性的な幼さは残っているようです。この感じなら成長を促して使って行った方が良いでしょうから、トレセンへ戻ってからよく馬体を確認して、何も問題無ければ一度牧場へお戻しさせていただく予定です」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン/27日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

宮田師「着順だけ見ると物足りない印象ですが、昇級初戦の内容としては決して悪く無かったと思います。出して行ったとは言え、終いでもう一つ伸びてくれなかったですし、次は距離を縮めることも検討していきたいと考えています。ただ、中山開催よりは東京か新潟のように広いコースの方が良いでしょうから、一度リフレッシュさせていただきます」(8/25近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain グレイシャーパーク

 ※別記事にて記載済

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain ヒーズオールザット

 ※別記事にて記載済

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain ディランズソング

日曜新潟9R 閃光S(芝1000m)3着(8番人気)丸山J

まずまずのスタートから無理せず、道中は後方よりを追走します。残り400mを切ったあたりから追い出しに掛かると、他馬の間を通ってジワジワと脚を伸ばして、3着まで追い上げたところでゴールしています。

萩原調教師「1勝クラスに上がってからはなかなか良い走りが出来ていませんでしたし、初めての芝と直線1000mの競馬に条件を変えてみることで、良いところが出てきてくれればと期待していましたが、その通りに頑張ってくれましたね。元気(丸山元気騎手)は、『初めてのこの条件でもよく頑張ってくれましたが、芝が向いたかと聞かれると何とも言えない部分はありますね。パンパンの良馬場だとどうかなと感じますし、今日の様な湿って適度に時計の掛かる馬場が良かったように思います』と話していました。確かにこの一戦だけで決め付けられないところはありますが、個人的にはあまり器用さがあるタイプではないですし、直線競馬というのは走りやすかったのではないかなという印象を持ちました。また、今回は調教時から状態の良さを感じていて、馬体重がマイナス8キロだったように、馬体が適度に締まっていたのも良かったように思います。上がって来た時の息遣いは荒かったものの、今までよりはその辺りもマシだったように思いますし、何よりも久々にこの馬らしい走りが見られたことは良かったと思います。この後はトレセンに戻ってからの状態を見て、どうするか検討していきたいと考えています」(レース結果)

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・在厩場所:25日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧

萩原師「今回はこれまでの中でも状態は一番良いと感じていましたが、それが競馬でも上手く繋がって良かったですね。レース後は脚元を含めて大きな問題はありませんでしたが、中1週の同条件は混合戦ではないので出走できませんし、一旦ノーザンファーム天栄へ放牧に出してリフレッシュさせることにしました。牧場での状態を見ながら、今後の予定を相談していきたいと思います」(8/25近況)

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週末(8/21・22)に出走する出資馬の出走記事をまとめて。※引退馬は別記事で記載済。

ノワールドゥジェは未勝利を脱出し、昇級戦へ向けてコツコツ準備を行ってきて、帰厩後は軽快な動きを披露。ここへ臨むにあたり、好仕上がりだったと思います。プラス8キロとフックラ見せていたのも良かったです。ただ、相手関係を見ると、切れ味勝負だと分が悪いかなと見ていて、現段階でどこまでやれるのかなあと冷静な気持ちでした。

スタートを五分に切ったノワールドゥジェはジワッと先行態勢。折り合いを欠くところまでは行きませんでしたが、少し行きたがる面を覗かせ、丸山Jは宥めながら中団よりやや前目での追走。他馬に囲まれていてもリズムは乱してなかったと思います。そして3角過ぎからジワッと外目へ持ち出し、直線での進路を早めに確保しにいきました。

そして直線では丸山JのGOサインに反応したノワールドゥジェは馬場の真ん中あたりから渋太い伸びを披露。ジワジワ差を詰めようと頑張っていたのは好印象でしたが、残り200mからは苦しくなってしまって7着まで後退。結果は残念でしたが、レース内容は着差以上に濃いモノがありましたし、展開1つで十分通用することを示せたかなと思います。久々で少し力んでいたことだけが勿体なかったです。

レース後のノワールドゥジェですが、脚元等に異常はなし。続戦できる体力も残していますが、器用さに欠けるところ+これまでの中山での戦績を踏まえ、馬場の広いコースで使いたいとのこと。27日にNF天栄へ放牧予定です。また、次走からは出していって止まったこのレース内容から距離を短縮し、正攻法の競馬でなく、脚を溜める競馬を検討中。スパッと切れるとは思えないも、今回のようにじわじわ脚を繰り出してくれれば安定感は出てくるでしょう。ひと夏を越し、パワーアップしたことで馬の本質が出てきていると思うので、早く適性を掴み取ってもらえれば思います。

昇級戦後、苦戦続きのディランズソング。今回は新味を求める為に新潟の千直へ挑戦となりましたが、正直なところは苦し紛れだったかなと思います。

そんな中、新潟にやってきたディランズソングはマイナス8キロでの出走。これまで体型もありますが、ボテッと見せて重めの造り。ここが変わってこないと変わり身は難しいかなと見ていたので、スッキリ見せてくれたのは良かったです。

レース内容に関しては、ゲートで若干遅れ、その後に他馬に寄られる不利。先行出来なかったのでこの時点で大敗を覚悟しましたが、その後の走りは手応え良く走れてはいました。

ただ、内目の枠の馬が外ラチ沿いへ寄ってきていましたし、3列目で苦しい位置のディランズソング。行き場をなくして下がってしまうのかな?と見ていたのところ、このレースを勝つことになるレオハイセンスが内から抜け出しに掛かったことで内枠から寄せてきた馬が内へ振られるロス。そこで馬群がバラけると、丸山Jは勝ち馬が通ってきた進路を上手に活用して追い出しを開始。一瞬、内から抜け出しそうな場面もあって、良い意味でドキッとしましたが、上位2頭に並び掛けるところまでは行かず。それでも3着に食い込んだのは立派。苦し紛れの出走だと思っていましたが、失礼しました。

好走の要因は適性(千直)もあったんでしょうが、やはり稍重で時計が掛かる状態だったというのが1番。案外、差す競馬になったのも良かったかもしれません。この1戦でディランズソングには自信を取り戻してもらえればと思います。

レース後のディランズソングですが、心配される脚元の疲れ・反動は現段階では大丈夫そう。中1週のローテで新潟の千直は組まれていますが、混合戦ではないので外国産馬のディランズソングは出られず。まあ、仮に混合戦であったとしても詰めて使うのは反対。息遣いを含め、まだまだ内面がパンとしていないので、出走と放牧を繰り返しつつ、心身の成長を遂げていってもらえればと思います。まあ、今回に関して、ひとまず結果を残せたことに満足しています。