焼魚定食の表示価格には消費税が含まれています。

出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

土曜日(12/24)の出資馬・出走記事

f:id:yakifish:20200825181938g:plain レッドデクスター

2022.12.22
栗東橋口慎介厩舎
調整メニュー:引き運動

橋口調教師「今朝(木)は引き運動のみの調整です。飼い葉はしっかり食べていますし、脚元や体調なども特に変わりありません。順調そのものと言っていいでしょう。想定を見る限り抜けた馬はいないようですし、前回よりも状態がいいのは確かなので、何とか好勝負に持ち込んで欲しいところ。期待を持って送り出します」

※12月24日(土)阪神7R・3歳上1勝クラス(ダ1800m)に鮫島克駿騎手で出走します。
2022.12.21
栗東橋口慎介厩舎
調整メニュー:角馬場(ハッキング)→坂路
坂路 56.8-41.5-27.0-13.4 馬なり

橋口調教師「先週の追い切りが軽かったため、日曜日に坂路で時計を出しました。タイムは馬なりで(4ハロン)52.5-39.2-26.2-13.1。これが実質的な最終追い切りで、今朝(水)は14-14に少し毛が生えた程度にとどめています。日曜日の動きがとても良かったですし、今朝も素軽い動きを見せてくれましたね。特に体の使い方が良くなっている印象で、前走からの上積みは少なくないはず。前走は上位の2頭が強かったとはいえ、3着馬を交わせないあたりに物足りなさを感じていたのですが、今の状態なら更なる前進が期待できるのではないでしょうか」

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ラッキーモー

土曜阪神7R 3歳上1勝クラス(ダ1800m)8枠9番 B.ムルザバエフJ

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:21日に坂路コースで時計

松永幹師「21日に坂路で追い切りを行いました。道中はラッキーモーが先行し、途中から古馬2勝クラスの馬に併せて同入しています。時計の掛かる馬場だった割には格上馬に遅れを取ることなく、最後まで脚色が鈍ることはなかったですし、先週よりも動けるようになっていますよ。元々、坂路では時計が出る馬ではないものの、以前と比較すると気持ちが散漫になることはないですし、集中力が増してきたように思います。前走後に喉頭エントラップメントを発症していることが判明したことから、披裂喉頭蓋ヒダの切除手術を行ってもらいましたが、ここまで進めている限り、息づかいは気にならないですし、良い状態でレースに向かうことが出来そうです。前走は速いペースで流れましたし、向正面で気持ちが一旦切れてしまって追走で一杯だったものの、最後はもう一度巻き返してくれましたから、いかに流れに乗っていくことが出来るかがカギになりますね。B.ムルザバエフ騎手は最後まで諦めずに追ってくれるジョッキーですから、この馬の力を最大限に引き出してもらいたいところです」(12/22近況)

助 手 18栗坂稍 55.5- 39.8- 25.9- 13.0 馬なり余力
助 手 21栗坂良 54.0- 39.7- 25.8- 12.9 一杯に追う マイプレシャス(古馬2勝)一杯に0.8秒先行同入
助 手 23栗坂稍 65.7- 46.5- 29.6- 14.1 馬なり余力

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ペースセッティング

土曜阪神9R 万両賞(芝1400m)5枠5番 C.デムーロ

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:21日に坂路コースで時計

安田隆師「先週末に坂路で終い重点で時計を出しており、その際は馬場が悪い中でも脚色が鈍ることなく駆け上がることが出来ていました。そして、今週は21日に坂路で追い切りを行い、全体は55.1秒とそこまで目立つものではないものの、ラスト1ハロン馬なりのまま12.1秒のタイムをマークしています。気持ちが乗り過ぎないように調整しましたが、前進気勢に溢れているものの、必要以上にムキになることはないですし、馬の雰囲気はとても良いですよ。精神面を考慮して目一杯の仕上げではないものの、力を出せる出来にあります。前走は結果的に中団でのレースとなったものの、途中でブレーキを掛けるロスがありながらも、直線では最後まで良く伸びて勝ち馬から0.2秒差の4着に来てくれました。スムーズなら際どいレースになっていたかもしれず、悲観する内容ではありませんでしたし、前走から比較するとメンバーはそこまで揃っていませんから、後はC.デムーロ騎手の手綱捌きで勝利に導いて欲しいところです」(12/22近況)

助 手 18栗坂稍 55.6- 40.0- 25.4- 12.3 強めに追う
助 手 21栗坂良 55.1- 39.6- 25.1- 12.1 馬なり余力

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

土曜日(12/24)に出走する出資馬の出走記事をまとめて。※阪神C(G2)に出走するダイアトニックは別記事にて。

レッドデクスターとラッキーモーはいきなりの出資馬対決。安定感なら前者ですが、両馬共にこのクラスを勝ち上がるにはワンパンチ欲しいところ。

レッドデクスターは短期放牧を挟み、中3週での出走。前走は勝ち馬の強さが際立っていましたが、2・3着馬にも完敗だったのは正直寂しいところ。馬体を減らしていたのが響いたのは確かかなと思いますが、追ってからもう1つ味がないですし、時計面での限界がチラつきます。直線を向くまでの手応え・反応はホント悪くないのですが…。

また、帰厩後の調教・追い切りに関しては、ソフトな仕上げで馬体をフックラ見せることを優先中。動きも地味ですが、身のこなしはマズマズ。状態は悪くないでしょう。

そして今回も2枠に入ったので、レースプランとすれば、まずは内々をロスなく立ち回り、直線で馬群を捌いてくる形。馬込みは全く気にしないので、脚を温存して直線を向けることを願うばかり。好位追走からひと押しが利いて欲しいです。逆に今回も追ってからピリッとしないというかワンパンチ足りないようなら、距離短縮を真剣に検討してもらわないといけません。

ラッキーモーは喉頭エントラップメントを発症し、披裂喉頭蓋ヒダの切除手術を行いましたが、喉に炎症が残ったり、ヒダが完全に切除できてなかったことで2度の手術を行う羽目に。その後は喉の状態に気を掛けながら、じわじわ進めてきましたが、今はもう問題・影響はなさそう。

帰厩後の調教・追い切りに関しては、元々攻めは地味なタイプで時計は平凡も、ビシッと追うことが出来ているのは○。また、前日に時計を出すのも意欲的なので、陣営の意気込みは感じ取れますが、レースでの集中力の維持に大きな課題がありますし、色々と手を尽くしてきた中でも変わり身が乏しいのが実情。苦戦は免れないでしょう。

ただ、外目の枠+少頭数はプラスなので、揉まれ込んだり、外から被せられたりするのを避けつつ、B.ムルザバエフJには腕っぷしの強さでラッキーモーを叱咤激励し、少しでも上位を目指してもらいたいです。

前走で重賞・京王杯2歳Sに挑戦したペースセッティング。4着という結果は少し残念なものでしたが、馬群内でゴチャ付いたり、スムーズさを欠きながら、1ハロン延長+差す競馬にも対応。内容の濃い競馬が出来たのは収穫ですし、この経験はこれから大いに役立ってくれると思います。

そして前走後はNFしがらきへリフレッシュ放牧。重賞で頑張った疲れ・反動が出ることはなかったですし、順調にメニューを消化していくと、年内にもう1戦しようということでこのレースを選んできました。

帰厩後の調教・追い切りに関しては、前進気勢が強く、ムキになりやすいところがあるので、ソフトな仕上げ。まだまだ先を見据えて育てている段階なので、精神的に負担を軽くさせています。それでも動き自体はスムーズですし、軽快な脚取りはこの馬らしさを覗かせてくれています。

また、今回は自己条件へ戻っての1戦。案外粒の揃ったメンバー構成かなと思いますが、スタートに少し課題を残すので、9頭立てと落ち着いた頭数はプラスの筈。ライバルになってきそうなテンノメッセージ・ダンシングニードルは豊富なスピードが武器ですが、それを目標に競馬が出来るので、追う者の強みを見せて欲しいところ。まあ、レス運び等はC.デムーロJにお任せすれば大丈夫でしょうし。

将来的にはOPでバリバリ活躍してもらわないといけない1頭ですが、心身共に幼さを残す現状なので、走ることが嫌にならないように十二分に気をつけてもらうのが1番。そこに結果が付いてきてくれることを願っています。