ロードアラビアン（牡・四位）父サトノアラジン 母フェイズシフト
2022.10.03
10月１日（土）中京４Ｒ・３歳上１勝クラス・ダ1400ｍに福永Ｊで出走。16頭立て１番人気で７枠13番からハイペースの道中を９、７、７番手と進み、４コーナーでは外を通って０秒５差で優勝。２勝目を飾りました。馬場は良。タイム１分24秒２、上がり36秒９。馬体重は22キロ増加の５２０キロでした。
○四位調教師 「プラス22キロは成長分が多く含まれており、極端に太い印象を受けません。実際に期待通りの好パフォーマンスを発揮。ずっと走りたがっていた調教の様子が本番に結び付き、ゴールまで安心して見守ることができました。ジョッキーと打ち合わせを重ねた末のワンターンへの路線変更が奏功。まずはレース後の状態を確かめ、次の計画を練ろうと思います」
☆★情報と画像は（株）ロードサラブレットオーナーズのＨＰより☆★
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2022.10.05
レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行い、10月22日（土）東京・３歳上２勝クラス・ダ1400ｍに福永騎手で予定しています。
○四位調教師 「10月５日（水）の段階では厩舎周辺の歩行運動までですが、レース後も脚元や背腰等に心配な点が窺えないのは何より。また、走り終えたばかりの割に元気一杯なのも好材料でしょう。改めて左回りのワンターンへ。福永騎手とのコンビ継続も決まっています」
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2022.10.03
10月２日（日）中京８Ｒ・３歳上１勝クラス・混合・芝1400ｍに角田大和Ｊで出走。17頭立て14番人気で６枠12番から平均ペースの道中を13、13、13番手と進み、４コーナーでは中央を通って１秒０差の10着でした。馬場は良。タイム１分21秒１、上がり34秒８。馬体重は６キロ増加の４４２キロでした。
○四位調教師「追い切りの様子からは一叩きの効果が感じられた他、良馬場も希望通りで前進が可能だったはずです。ところが、道中に脚が溜まっている印象を受けず、実際に直線も伸びを欠く形。今日は気持ちの難しさを覗かせたのかも知れません。まだ走り終えたばかり。細かく状態を確認させてください」
☆★情報は（株）ロードサラブレットオーナーズのＨＰより☆★
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2022.10.05
レース後も特に異常は認められません。10月５日（水）に滋賀・グリーンウッドトレーニングへ移動して秋以降のレース出走へ向けて心身のリフレッシュを図ります。
○四位調教師 「無事に栗東トレセンへ戻り、レース前との比較で大きく変わった印象が無し。常識的な疲れが出ているぐらいだと思います。ただ、元々が気難しさを持つタイプで、今回も消化不良の競馬に。グリーンウッドトレーニングへ移し、リフレッシュを図りましょう」
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週末（10 /1･2）出走した出資馬の出走結果・レース回顧ををまとめて。※日曜中京でデビュー戦を終えたロードマンハイム、Ｇ１・スプリンターズＳに出走したダイアトニックは別記事にて。
結局、夏場は充電期間として滋賀・グリーンウッドで乗り込み、約５ヶ月ぶりの実戦となったロードアラビアン。帰厩後の動きは変わらず良く、距離短縮で新境地を拓き、ここから快進撃を見せてくれるものと期待しての１戦でした。
パドックに登場してきたアラビアンは前走からプラス２２キロの馬体重。体高が伸びた分、ほぼほぼこのプラスは成長分だと思いますし、じんわり気合を乗せての好雰囲気。あとは距離短縮でレースの流れに乗り損ねなければ、結果は付いてきてくれると見ていました。
前走ではスタートでやや後手を踏んだので、芝スタートなる今回は五分に出て欲しいなあと見ていましたが、ゲート内では大人しく我慢が出来ていて、出次第もマズマズ。揉まれるのを嫌って前目に取りつくのかなと見ていましたが、前は行きたい馬がそれなりに揃っていたので、レースはやや速い流れ。ダートに入ってから少しモタモタするところがあって心配しましたが、ふと気が付くと福永Ｊは馬群の中へ入れ、３角手前から早めにポジションをアップ。キックバックを気にすることなく、スイスイ前へ進んでいたのはイメージとは異なり、ちょっとビックリでしたが、その後は一呼吸おき、直線を向いてからＧＯサイン。４角を回る時の手応えがちょっと違っていましたし、直線で伸びてきた姿を確認した時点で勝利を確信。残り１００ｍ手前で先頭へ躍り出ると、そこから２着のサクセスローレルに３馬身差。終わってみればやはり力上位でしたし、距離短縮がピタッと嵌りました。この感じならもっともっと上を目指せるでしょう。
レース後のアラビアンですが、馬体のダメージは少なく、順調な回復ぶり。また、早速次走の予定も決まり、前走から中２週のローテで２２日の東京・ダ１４００ｍへ。福永Ｊの都合に合わせたところもあるでしょうが、デビュー戦からずっと乗ってくれているのは有難いです。また、昇級戦となりますが、２勝クラスならまだまだ力上位だと思うので、しっかり調整を行ってもらい、高いレベルで状態を維持して欲しいです。ただ、次走では東京への長距離輸送が待っているので、千葉から栗東へ初めてやってくる時に馬運車で暴れた経験がアラビアンにはありますし、ロード馬は長距離輸送で大幅に馬体を減らすことがチラホラあるので、それに該当しないようにお願いします。ゆくゆくはＯＰでの活躍も期待できる１頭だと思うので、素質の芽を摘むことなく、着実に結果を残していって欲しいです。
前走では直前の大雨に泣かされたヴィースバーデン。１２００ｍでの走りを確かめたかったのでちょっと悔いが残る１戦でしたが、仕切り直しとなる今回は中１週でも状態を保つことが出来ているようだったので、末脚を生かす競馬で掲示板入り（５着以内）を期待していました。
パドックに登場してきたヴィースバーデンは前走からプラス６キロ。しっかり負荷を掛けてもボリュームを維持出来たようにデキ自体はかなり良かったと思います。あとは好調さをレースの結果へと結びつけるだけでしたが…。
まずは五分のスタートを切ると、前を追い掛け過ぎずに折り合いに専念。ピタッと折り合っている感じはなく、やや行きたがる面を宥めつつでしたが、暴走とまでは行かず。前に壁を作ることが出来ていましたし、それなりに脚は溜まっていたように見えました。そして直線を向いてＧＯサインが出てからは、それに反応してグッと押し上げてきたのですが、坂を駆け上がるところからやや減速。ワンパンチ欲しかったのですが、ギアが上がらないのが悩ましい限り。
レース後のヴィースバーデンですが、使ったなりのダメージは残るも、故障に繋がるような怪我はなし。疲れも時間の経過と共に解消されていくでしょう。ただ、気難しさを隠し持っているので、ここで一旦小休止。優先権を確保できませんでしたし、妥当な判断でしょう。また、次走については今後の回復次第ですが、年内にもう１戦出来るように緩め過ぎることなく上昇カーブを描いていって欲しいです。
