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土曜日(9/3)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アマネセール

土曜新潟9R 瓢湖特別(芝2200m)7着(8番人気) 田辺J

五分のスタートから好位2番手でレースを進めます。3~4コーナーで先頭に並びかけていくも、直線ではジリジリとしか伸び脚はなく、7着入線しています。

茶木師「7月の障害戦以来の競馬となりましたが、6キロ体重が減っていたものの、この馬なりに変わりない状態でレースに向かうことが出来ました。瞬発力勝負になると分が悪くなりますから、好位で上手く消耗戦に持ち込むことが出来ればと考えていました。勝負どころまで良い形で運べたものの、思いのほか後ろの馬が来るのが早かったですし、直線ではヨーイドンの形になってしまったのが痛かったですね。レース後、田辺裕信騎手は『トモの踏み込みが甘い感じでしたから、ゲートを出た後は出来るだけ馬場の良いところを走らせて、2番手に取り付けていきました。道中はノメることもなく、上手に走っていましたし、そのまま流れ込むような展開に持ち込みたかったのですが、後ろの馬が来るのが少し早かったですね。ただ、馬場が悪い中でも最後までジリジリ伸びてくれましたし、これぐらいの距離で展開が向けばもう少し際どい競馬をしてくれそうです』とコメントしていました。掲示板を外してしまったものの、大崩れせずに頑張って走っていますから、全てが噛み合えばチャンスがあるはずです。この後はトレセンに戻って状態をよく確かめた上で相談させていただきます」(レース結果)

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・在厩場所:7日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧

茶木師「先週は勝負どころまで良い形で運ぶことが出来たものの、後続馬が来るのが少し早かったこともありますし、最後は瞬発力勝負になってしまいましたからね。ただ、それでも最後まで諦めずに走ってくれたのはアマネセールらしかったと思いますし、次走こそは消耗戦に持ち込めるような条件を探して使っていきたいと思います。レース後は特に気になるところはありませんでしたが、本日牧場へ戻させていただきました」(9/7近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain カーペンタリア

土曜新潟12R 3歳上1勝クラス(芝1600m)17着(1番人気) 戸崎J

好スタートからレース前半は逃げ馬の後ろを追走します。距離ロスなく直線に向いたものの、走りがバラバラになったと感じた騎手が無理に追うことはせず、昇級初戦は残念ながら後方でのゴールとなりました。

木村調教師「開催が進んで内目の馬場が荒れていて心配していたのですが、返し馬の走りを見ていると大丈夫そうに見えましたし、騎乗した戸崎騎手も馬場の影響はあまり感じなかったようでした。それよりも、ジョッキーから『スタートからずっと左にモタれていましたし、直線に向いてからは走りがバラバラになってしまいました』と指摘されたように、走りの質が良くなかったですね。普段の調教ではモタれたりしないのですが、レースで騎手にこのような思いをさせてしまったのは残念ですし、1番人気に支持していただいた皆様の期待に応えられず本当に申し訳ない気持ちです。今週の追い切り後にはスクミの症状はありませんでしたが、その前は2週続けて調教後に症状が出たように、体調をきちんと整えてあげられなかったことも敗因にあると思います。まだ3戦目ですから、これからも走り方や体質を改善していけるように努力して行きたいと思います」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン/近日中に福島県・NF天栄へ放牧予定
・調教内容:軽めの調整 

木村師「レース後の状態に関しては、大きなトラブルはありませんでした。先週の敗因を明確に掴めていませんが、終始左へモタれていましたし、明日乗り運動を行ってフォームの確認をした上で一度牧場へお戻しさせていただく予定です。未勝利戦の勝ち方を考えればここまで負ける馬では無いですし、何とか次走までにはその敗因を究明しておきたいところです」(9/7近況)

⇒⇒10日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧に出ています。(10日・最新情報より)

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土曜日(9/3)に出走した出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。

平地へ戻し、前々の競馬で着順を拾っていくしかないアマネセール。暑い中でのレースへ一抹の不安を感じていましたが、6キロの馬体減だけで仕上がり自体は良かったと思います。

そしてレースでは粘り込みを図るためにもサッと2番手をキープし、折り合い良く進んでいた姿を見て、よしよしと見ていましたが、3角過ぎからのペースアップで後続との差が詰まってしまったのは痛かったですし、直線でいざ追われてからはいつものアマネセール。後続を突き放すような場面はなく、直線を向いてすぐに後続に飲み込まれると抵抗することは出来ませんでした。馬場が渋っていたのはマイナスに出たとは思いますが、もう少し頑張って欲しかったなあというのが本音です。

レース後のアマネセールですが、脚元等は大丈夫も、節を稼ぐために一旦NFしがらきへ。今後は前々で立ち回り、粘り込みを図れる舞台を探っていくのみですが、小回りだと今回のように早めに捕まえにこられて厳しいので、敢えて広いコースを使っていくしかないのかなと思います。そして少頭数でレースが出来る運が味方して欲しい。

骨折明けの前走は8~9割ぐらいのデキだったと思いますが、危うさを覗かせながら好時計で押し切ったカーペンタリア。やはり持っているものは素晴らしく、昇級戦でも十分足りる馬だと見ていましたが、懸念していた最内枠が見事に仇に。

レースでは好発を決め、ハナへでも行けそうでしたが、他馬もスッと好位を取りに来て、先団はややごった返すことに。そこで戸崎Jはスッと控えることを選択。これは正解だったと思いますが、カーペンタリアは他馬の気配を感じて気を遣うような走りに。頭を上げて嫌がったりするようなことはなかったですが、リズムの良い走りには見えませんでした。

そして最後の直線を迎える際、手応えが少し余裕がないなあと見ていましたが、いざ追われてからグッと来るような場面はなく、カーペンタリアの重心は逆に上がり気味。道中でのプレッシャーがボディーブローのようにじわじわ堪えていたのでしょう。また、渋った馬場もスタミナのロスへ繋がったと思います。じりじり下がり出すと、戸崎Jは無理に追うのを止め、最後は何とか流れ込んでの17着。ここまで大敗するとは想像していなかったのでショックは大きいですが、カーペンタリアの難しさを目の当たりにしてしまいました。

レース後のカーペンタリアですが、脚元等は大丈夫。終始左へモタれて走っていたのは最内枠が全てかなとは思うのですが、馬体面でバランスを欠く要因があったのかな? まあ、色々と探ってもらえればと思います。

また、連続して凡走となると走る気力を萎えさすので、まずは心身のリフレッシュに時間をしっかり取り、ゆっくりゆっくりと次走へ向け、立ち上げていって欲しいです。今回の大敗が今後の糧としてプラスに働くようにお願いします。