ロードレアル
2022.07.18
７月16日（土）小倉７Ｒ・３歳未勝利・混合・芝2000ｍに長岡Ｊで出走。18頭立て14番人気で５枠10番から平均ペースの道中を17、18、16、15番手と進み、４コーナーでは内を通って３秒２差の12着でした。馬場は良。タイム２分02秒４、上がり37秒４。馬体重は８キロ減少の４６０キロでした。なお、３走成績による出走制限のため９月16日（金）まで平地競走への出走が認められません。
○杉山調教師 「２コーナーを回って向正面へ差し掛かるぐらいで、ステッキを入れてでも動く戦法。せめて見せ場を作りたかったものの、課題の気持ちの部分が大きく変わらずに不発に終わりました。ブリンカーの着用や障害練習を行うなど、様々な策を講じても成績が振るわないまま。進退について話し合うタイミングでしょう」
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2022.07.20
レース後も特に異常は認められません。３歳未勝利戦の終了が差し迫った状況を踏まえて今後について調教師と意見を交えた結果、一旦、地方競馬に転籍した上で中央競馬への再登録を目指す方針が決まりました。地方競馬での出走及び結果は分かり次第お伝えします。
○杉山調教師 「見た目には大きく変わった印象を受けないとは言え、３走成績の出走制限の制裁を受けて２ヶ月間は平地レースへの投票が叶いません。クラブ側と今後について話し合った結果、ＪＲＡの登録を抹消する方針に。７月20日（水）に栗東トレセンを離れています」
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ロードクラージュ
2022.07.18
７月16日（土）小倉10Ｒ・糸島特別・混合・ダ1000ｍに中井Ｊで出走。14頭立て９番人気で５枠７番から平均ペースの道中を５、５、８番手と進み、４コーナーでは最内を通って１秒６差の13着でした。馬場は重。タイム59秒４、上がり36秒１。馬体重は12キロ増加の４６６キロでした。
○安田調教師 「プラス１２キロは休養前の大幅減が戻った分。ほぼベストの数値でしょう。『スタートが決まって積極的に進めようとしても、周りの方が速くて思い通りに運べず･･･』と中井騎手はコメント。この馬自身も頑張りましたが、今日はスピード負けの格好です。まだレースを終えたばかり。細かくチェックを行います」
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2022.07.19
レース後も特に異常は認められません。７月19日（火）に滋賀・ジョージステーブルへ移動して夏以降のレース出走へ向けて心身のリフレッシュを図ります。
○安田調教師 「遠征先から無事に栗東トレセンへ輸送。頑張って走ったなりの疲れが少々窺えるとは言え、脚元等に特筆すべきダメージは生じていません。７月19日（火）に近郊の育成牧場へ移し、気分転換を図る方針。必要な間隔を稼ぎつつ、呼び戻すタイミングを考えます」
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2022.07.18
７月16日（土）小倉12Ｒ・３歳上１勝クラス・芝1200ｍに川須Ｊで出走。12頭立て８番人気で５枠６番から平均ペースの道中を９、８、７番手と進み、４コーナーでは内を通って１秒１差の11着でした。スタートで煽って１馬身の不利を受けました。馬場は良。タイム１分09秒０、上がり34秒８。馬体重は２キロ減少の４２２キロでした。
○藤岡調教師 「ゲートのタイミングが合わなかったものの、何もせずにスーッとスピードに乗る形。普通に出ていれば更に流れに乗れたはずなだけに、最初のロスが本当に勿体無いです。また、ゴーサインを送ると前の馬を少し気に掛けたのか、耳を絞って進み辛い感じに。未勝利勝ちの時のように、先団でスムーズに運ぶ形が理想でしょう。今回はフルゲート割れ。すぐに使えるかも知れません」
☆★情報は（株）ロードサラブレットオーナーズのＨＰより☆★
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2022.07.20
レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行い、体調、条件、出走状況等を踏まえながら目標のレースを決めます。
○藤岡調教師 「トレセンへ戻った後も特に問題無し。今のところは引き運動のみで回復を図っており、跨り始めてからの様子も探りながら次の番組を決めましょう。基本的には再び小倉の芝1200ｍへ。新潟の直線レースも試したいものの、出遅れが続く部分に疑問符が付きます」
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メッセージソング
日曜小倉12Ｒ ３歳上１勝クラス（ダ１７００ｍ）１５着（１０番人気） 藤岡康Ｊ
チークピーシズ着用。躓き気味にゲートを出ると無理せず後方内目から追走します。３コーナー手前からジワジワ押し上げていきますが、最後の直線ではジリジリとしか伸び脚は見られず、後方で流れ込んでいます。
藤岡調教師「幼いところを見せないように、パドックではメンコを着けていたものの、2人曳きでもソワソワとして幼いところを前面に出していましたね。ただ、ジョッキーが跨って返し馬に入ると、走りに集中して良いキャンターを見せていましたから、レースでも同様の走りを期待していました。ゲートを出てすぐ躓いてしまい、ポジショニングが悪くなってしまいましたが、大きく置かれることはなく立ち回ってくれたと思います。ただ、内を突いたことで、勝負どころで前が詰まってしまい、その分着順を上げることが出来なかったですね。康太(藤岡康太騎手)は『幼さは見せていますが、この馬なりに大人になってきているように思いますし、競馬に行けばそこまで気の悪いところは見せなかったですよ。ダートの走り自体は良かったですし、五分にスタートを決めて出たなりの位置で競馬が出来ていれば、違った結果になっていたかもしれません』とコメントしていました。本格化するのはもう少し先になると思いますが、心身ともに成長は感じられるようになってきましたから、もう少し長い目で育てていきたいと思います。現状は小回りコースよりも、広いコースでのびのび走らせる方が良いでしょうから、この後は一旦放牧に出して、秋競馬に備える方向で考えています」（レース結果）
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藤岡師「先週の競馬では、道中の走りは前走よりも集中して走っていたように思いますし、ゲートで躓きさえしなければ、違った競馬になっていたのかなと思います。心身の幼さは依然あるものの、この馬なりに成長は感じられますし、馬体は段々と立派になってきましたから、もう少し大事に育てていけば走ってくるようになるはずです。レース後も脚元含めて気になるところはありませんでしたが、本日牧場へ戻させていただきました。次走の予定につきましては牧場で状態を確認しながら検討していきたいと思います」（7/20近況）
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週末（7/16･17）に出走した出資馬の出走結果・レース回顧ををまとめて。※日曜福島でデビュー戦を終えたペースセッティングは別記事にて。
ひと叩きして小倉へ転戦してきたロードレアル。マイナス８キロでの出走で馬体は若干寂しく映りましたし、馬自体はピリッとした感じはなし。障害練習を取り入れたりと刺激を与えたのですが、効果はなし。パドックの時点で苦戦を覚悟しました。
レースぶりに関しては、ダートでも芝でも変わりなく、序盤からポジションを取りに行く勢いはなし。その点は長岡Ｊや陣営も織り込み済みで、気持ちを損なわないようにリズム良く追走することを選び、その結果、最後方からの競馬。ただ、今回は向正面半ばから捲っていく戦法を試み、違った１面を引き出そうとしてくれました。が、しかし、２頭ほど交わしていくのが精一杯で、見せ場を作れぬまま、４角手前では勝負あり。直線では前走同様にバテた馬を交わすだけの１２着に敗れてしまいました。
この結果、３戦連続で８着以内に食い込めなかったので、９月16日まで平地競走への出走が停止。このタイミングで今後について協議され、一旦、地方競馬に転籍した上で中央競馬への再登録を目指す方針に。正直、引退で仕方なしだと思っていたので、この決定には少し？が灯りますが、牡馬はこういう方針なんでしょう。新しい環境で目覚めてくれるのを願うばかりですが、地方での初戦で良いところがなければ、早く見切って欲しいというのが率直な感想です。ひとまずお疲れ様でした。
ロードクラージュは昇級して２戦連続での最下位。レースを見ると、スピード負けしている印象でしたが、馬体重が大きく増えての出走だったり、一転大きく減らしての出走だったりと本調子を欠く中での出走でもあったので、まずは良い状態でレースへ臨んでもらい、改めてどこまでやれるのかを見たいと思っていました。
まずはどういう姿でパドックに登場してくるか注目でしたが、前走からプラス１２キロの馬体重。馬体の張り・毛ヅヤは良好で踏み込みも良好。最終追いを上がり重点で余力を持たせたのも良かったんだと思います。あとはこの状態でどこまでやれるのか。
レースに関してですが、スタートは頭１つ出るくらいの好発。中井Ｊは揉まれるのを嫌い、ハナへ行くことを選択してくれましたが、他馬が速くてそれは叶わず。そして逃げ馬に前へ入られると、行きっぷりが悪くなり、馬群で揉まれる形。中井Ｊは終始促してクラージュのやる気を引き出そうと頑張ってくれましたが、４角手前で鞭が入っても、そこからの頑張りは利かず。直線では自分から止めることはなかったですが、ジリジリ後退するしかなくブービーの１３着に敗れてしまいました。
今回の結果に関しては、昇級後の２戦で感じていたようにまさにスピード負けした格好。脚抜きの良い馬場で時計が速くなったのも向かなかったのでしょう。正直なところ、限界を感じさせる１戦でしたが、この時点での進退問題はなし。馬体のチェックを済ませると早速１９日に滋賀・ジョージステーブルへ放牧に出ています。次走については回復次第になってくるでしょうが、厩舎での優先順位は低いと思うので、秋競馬が少し進んだ１０月後半から１１月にズレ込んでいくのかなと思います。また、次走で変わってこない場合、進退問題へ繋がるのは避けられないのかなとも思います。
予め苦戦することを想定していたこの４頭で、１発あるならこの馬だと見ていたのがグラストンベリー。追い切りでは素軽い動きを見せ、直線平坦＋軽い芝の小倉で新たな良さが出てくれれば１発あってもおかしくないと見ていました。あとは小倉への輸送で馬体が減り過ぎないことを願っていましたが、パドックに登場したグラストンベリーは前走からマイナス２キロ。理想はもう少しフックラしてきて欲しいところですが、細すぎることはなかったですし、身のこなしは上々。少し煩かったですが、良い意味で活気も窺えました。
レースに関しては、川須Ｊを鞍上に迎え、スタートを決めて前々での競馬を考えていたと思われますが、スタートで痛恨の出遅れ。１頭だけポコンと出てしまい、腹を括って最後方から進めるのかなと見ていたら、中団よりやや後方まで押し上げ、折り合いに専念。馬群の中で揉まれる形になって辛抱できるかどうか心配しましたが、行きっぷりの悪さを見せることなく、道中は手応え良く追走。４角を回り、直線を向いた時も悪くない雰囲気でしたが、いざ追われてからが案外。余力はあった筈ですが、他馬を気にする様子で自らブレーキを掛けている感じ。揉まれずに持ち前の良いスピードを生かすのがベストな様子。結果は１１着に沈みましたが、勝ち馬とは１秒１差。短距離ならこの差は大きいのでしょうが、そこまで負けていないと思いたいです。
今後は在厩調整を続け、次走へ向けての態勢を整える様子。また、次走の候補として新潟の千直も視野に入っているようですが、個人的には出遅れ癖は気にせず、積極的に適性を試しに行って欲しいです。スピード自体は良いモノを秘める１頭ですから。
メッセージソングは今回が昇級２戦目。初めて古馬との対戦＋ダート替わりで改めてどこまで通用するのかを見てみたい１戦でした。ただ、帰厩後の調教・追い切りを見ても、精神面の幼さは相変わらず。集中力・やる気を引き出す為にブリンカー装着も視野に入っていましたが、今回は前走同様にチークピーシズのみでした。
パドックに登場してきたメッセージソングはマイナス６キロでの馬体重でしたが、細くなったというよりはスッキリした印象。ただ、今回は初めての小倉で煩い仕草。２人引きでも制御がなかなか利かず、真面目に走ってくれるのかなあ？と不安が増すばかりでした。まあ、暑さを苦にせず、元気があるのは悪くないのですが…。
レースに関してはまずは五分にスタートを切って欲しいなあと見ていたら、ゲートを出てから躓くアクシデント。その為、まずは態勢を整え、後方からじっくり進めることを選択。道中は後方から２番手。追っつけたりする素振りはなかったですが、砂を被っても嫌がる素振りはなし。マズマズ良い感じで進めているのかなと見えたのですが、３角過ぎからのペースアップに対してはグッと反応できず、だんだん付いていくのが精一杯に。藤岡康Ｊは内々を回り、ロスを最小限に止めようとしてくれましたが、４角を回って直線を向く時には心身の余裕はなさそうで…。直線は狭いところを突く形になり、進路もなかったですが、メッセージソングには脚が残っていませんでした。
ダート替わりで変身を期待したのですが、結果は最下位。スタート後のロスは痛かったですし、直線では捌き切れませんでしたが、スッと前が開いたとしても、着順を大きく押し上げるところまでは行きなかったでしょう。
レース後のメッセージソングは大きな疲れ・ダメージはなし。ただ、現状は広いコースでノビノビ走らせるのがベストですし、精神面の幼さは相変わらず。少しずつ良くはなっているのですが、一般的にはまだまだ幼過ぎます。次走ではブリンカー装着は欠かせないと思いますし、それでも効果が薄い場合はやはり去勢も視野に入れて欲しいです。体力やスタミナは水準以上のモノがあるので、それを生かせるような走りを早く習得してもらいたいです。
