・在厩場所：北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容：週3回屋内坂路コースでハロン14～16秒のキャンター1～2本、残りの日は軽めの調整
担当者「この中間も順調に予定された調教を行うことが出来ています。坂路調教ではスタートしてすぐの反応がやや遅く、スピードに乗るまで時間が掛かってしまっていましたが、運動の継続によりトモに筋力が付いてきたことで、スムーズに走り出せるようになってきました。7月末くらいの移動を予定して進めてきていましたが、本馬なりに成長してきてはいるものの、心身共にまだ幼いところがあるので、8月末くらいまでは現在のペースでしっかりと乗り込んで、さらなる良化を促していきたいと思っています。今後も同じメニューで乗り込みながら、質の高い動きを目指していきます。馬体重は４８２キロです」（7/1近況）
ヘイロードリーの２０（牡・木村）父Mendelssohn
・在厩場所：北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容：週3回屋内坂路コースでハロン16～18秒のキャンター1本と角馬場、残りの日は周回コースでハッキング2700ｍ
担当者「その後も順調に進められていましたので、この中間は坂路コースのペースをハロン16秒まで上げています。まだ本格的に負荷を強めてはいませんが、ここまでスムーズに立ち上げることが出来ており、ハロン16秒ぐらいなら最後まで余裕を持って登坂することが出来ています。トレーニングセール出身だけあって、右回りコースだと右手前の走りがぎこちなかったものの、普段からフラットワークで時間を掛けていることで徐々に対応してくれるようになっています。これからペースが上がってどのような動きを見せてくれるか分からないですが、背中の感じやフットワークは非常に良いですから、どちらかと言うと楽しみの方が大きいですね。脚元を含めて気になるところはないですから、この調子で馬の状態に合わせてペースアップしていければと考えています。馬体重は５２０キロです」（7/1近況）
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マンスールは与えられた調教メニューを淡々とこなしていますが、心身の幼さが多分に残るので、動きの質は低く、スピードの乗りも遅そう。引き続き、コツコツ乗り込むで背腰・トモの強化を図っていって欲しいです。
ヘイロードリーの２０は右手前のぎこちなさを解消するのが当面の課題ですが、少しずつでも慣れてもらい、左手前との走りの違いをなくしていってもらえればと思います。また、ポテンシャルは秘めた馬だと思うので、速い調教へ移行した際、更に動きの良さが目立ってきて欲しいです。
