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出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

シルクなお馬さん(関東2歳牡馬・北海道組)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain トラマンダーレ

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン14~16秒のキャンター1本と周回コースで軽めのキャンター2700m、週2回周回コースで軽めのキャンター2700m、残りの日は軽めの調整

担当者「引き続き継続して坂路コースと周回コースを織り交ぜた乗り込みを行っています。以前までは馬体が薄く、少し貧弱そうなところもあったのですが、ここまでの乗り込みの成果から筋肉量が増え、体の幅も厚くなりましたし、体高も伸びて成長しましたね。坂路での動きを見ても、大きくなった体全体を上手く使って走ること出来ています。負荷を掛けたメニューをこなす中でも体重を維持できるようになってきて、継続した乗り込みにも対応できる状態にありますから、この感じであれば早ければ今月末から来月にかけて移動の目途が立ってくるかもしれません。馬体重は479キロです」(6/15近況)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アンティー

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:トレッドミルでキャンター

担当者「この中間も調教メニューは大きく変えず、トレッドミルで動かしながら様子を見ています。状態が悪化しているわけではないですが、そこまで負荷の強いメニューを行っていない割に肉付きが物足りなく映るので、馬体重と併せて見た目にも変化が現れてくれればという印象ですね。気性面に関しては、以前よりもさらに落ち着きが出てきて、少しずつですが精神的に成長して大人になってきた印象です。秋頃に本州へ移動させる目標を立てていますので、今後についても馬の状態を見ながら乗り出し再開のタイミングを図って、じっくりと進めていければと思っています。馬体重は554キロです」(6/15近況)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain エディストーン

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:週3回トレッドミルでキャンター、残りの日はトレッドミルでダク

担当者「引き続き飛節後腫の状態を見ながら慎重にトレッドミルのペースを上げていますが、今のところ問題はありません。そうは言ってもトモの引きつけには甘さが目立ちますし、まだ良い頃から比較すると、物足りなさを感じてしまいます。また、乗り運動をここ数ヶ月行っていなことで体の緩みは否めませんから、負荷を掛けていきながらその辺りの良化を促していきたいですね。ただ、順調に患部は回復しているので、この調子で1歩ずつステップアップしていければ、来月には乗り出しの目途が立つのではないかと思います。馬体重は520キロです」(6/15近況)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain マンスール

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン15~16秒のキャンター2本、残りの日は軽めの運動

担当者「この中間も同様のメニューで乗り込んでいます。坂路調教では1日2本登坂するようにして、しっかりとした運動量を積むようにしていますが、息遣いに乱れはなく坂路の入り口から自らハミを取って前向きに駆け上がってくれています。以前だと気持ちに比べて馬体が緩く、思うように心身のバランスが取れずに力んでしまい疲れてしまうこともありましたが、今では気持ちに体力が追いついてきて、バランスの良いフォームで登坂していますよ。7月末くらいの移動を予定できる状態にあるものの、今のペースを継続して乗り込んでいけば、移動する頃には筋肉量の多い見映えのする馬体に変貌してくれることでしょう。馬体重は485キロです」(6/15近況)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ヘイロードリーの20

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン18秒のキャンター1本と周回コースでハッキング2700m、週1回屋内坂路コースでハロン18~19秒のキャンター1本と角馬場、残りの日は周回コースでハッキング2700m

担当者「コースで乗り出した後も順調に進められていましたので、この中間から坂路での乗り込みを強化しています。負荷を強めたことによって、気持ちが悪い方に向くことはなく、相変わらず前向きに調教に取り組むことが出来ています。これから速いところに行ってどのような走りを見せてくれるか分からないものの、背中の感じや乗り味は良いですから、こちらの期待通りの走りを披露してくれるのではないかと考えています。見た目はダート馬らしいですが、前捌きにはそこまで硬さは感じないですし、芝でも対応してくれそうな気がしますね。乗り込みを強化しながらも体重は維持できていますし、体付きも良く見せるようになってきました。ここまで脚元を含めて気にせず乗り込むことが出来ていますし、性格面も穏やかで扱いやすい馬ですから、今の雰囲気を大事にしながら、より調教の強度を上げていければと思っています。馬体重は514キロです」(6/15近況)

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トラマンダーレは引き続き順調に来ているのが何よりですし、馬体重を維持できているのは○。遅生まれで心身の幼さが目立った1頭ですが、ここにきてグングン力をつけてきてくれているのは頼もしい限り。まもなく移動の声が掛かりそうなだけに、不用意な怪我だけはしないように宜しくお願いします。

アンティーゾは引き続き余裕を持たせた調整。脚元等、馬体面では問題なさそうですが、内面が弱くなっているのかな? 毛色からも暑さに弱いところがあるのかもしれません。また、落ち着きが出てきたとのことですが、これは単純に元気がないだけかもしれません。

エディストーンは柔らかな身のこなしには惹かれますが、体質面で弱さが目立つ現状ではその長所も脚を引っ張っている感じ。より慎重に進めていかないと反動・疲れが出てしまいそう。この馬の育成はホント難しいでしょうが、根気良く丁寧に接していってもらえればと思います。

マンスールは少しずつ心身が噛み合った走りが出来るように。半兄カルトゥーシュは前向きさがない分、低迷していますが、性格は正反対と言えるでしょう。あとは鞍上との意思疎通がスムーズに行くよう、基礎をしっかり固めていって欲しいです。

ヘイロードリーの20は坂路は連れ出し、順調に負荷を高めることが出来ているようですが、ペースはまだまだ控え目で、ぎこちない右手前の走りを矯正させているのでしょう。外国産馬の割に落ち着きがある分、距離の融通性もあるのかなと見ています。また、芝でもやれるようなら可能性が広がってくるのですが。