サリオス
・在厩場所：滋賀県・ノーザンファームしがらき
・調教内容：周回コースでキャンター、坂路コースでハロン15～16秒、トレッドミル
調教主任「その後も順調に進められていましたので、この中間から坂路でハロン15秒の調教を開始しています。右トモの状態には注意しながら立ち上げてきましたが、ここまで問題なく進められており、坂路では最後まで力強く駆け上がっていますよ。徐々に体も締まってきましたし、この調子で乗り込みつつ、動きの質を高めて行ければと思っています。馬体重は５６１キロです」（4/22近況）
ダイアトニック
・在厩場所：滋賀県・ノーザンファームしがらき
・調教内容：周回コースでキャンター、坂路コースでハロン15～16秒、トレッドミル
調教主任「先週と比較すると体重の変動はないものの、体に張りが出て徐々に状態が上向いてきましたよ。気持ちの面では活気があって良い雰囲気を保っていましたので、先週末から坂路にも入れています。今週は坂路で終いハロン15秒までペースを上げてみましたが、動きはさすがと思わせますから、この感じで更に調子を上向かせていければと思っています。馬体重は５１４キロです」（4/22近況）
アリーヴォ
・在厩場所：滋賀県・ノーザンファームしがらき
・調教内容：トレッドミル
調教主任「左前球節付近の腫れはまだ完治とまでは行かないものの、経過は順調とのことでしたので、この中間からトレッドミルで軽く動かしています。その後も脚元の状態が悪くなることはないですが、今後も焦らず立ち上げて行く方針です。馬体重は５２０キロです」（4/22近況）
ラッキーモー
・在厩場所：滋賀県・ノーザンファームしがらき
・次走予定：第3回中京開催
・調教内容：坂路コースでハロン16秒
調教主任「先週いっぱいは左前脚の治療に専念していましたが、良化が窺えましたので、今週から調教を再開しています。現在は脚元を考慮して、坂路主体のメニューで進めていますが、脚元の状態は良い意味で変わりありませんので、もう少し進めたうえで、第3回中京開催に向かえるか判断していきたいと思います。馬体重は４７３キロです」（4/22近況）
シェダル
・在厩場所：西脇トレセン
・調教内容：21日にダートコースで時計
・次走予定：5月5日の園田・兵庫大賞典（下原Ｊ）
長南師「21日の追い切りは、レースに騎乗予定の下原理騎手を背にダートコースで行いました。レース当該週は疲労が残らない程度に仕上げるつもりなので、今週はしっかり動かして負荷を掛けるようにジョッキーに伝えていました。全体が48秒台で、残り2ハロンは24秒台前半と、好時計をマークしてくれましたよ。ジョッキーは『指示通り意識的に負荷を掛けて最後までしっかり追いましたが、こちらの反応にしっかり応えてくれましたし、想定していたよりも時計が出ましたね。良い馬なのは分かっていましたが、こちらが考えていた以上に良い走りを見せてくれました。レースが楽しみですね』と良い感触を掴んでくれました。時計の出易い馬場とは言え、仕掛けてからの反応・動き共に申し分なかったですし、ここ最近の中では良い状態に仕上がっていますよ。今朝は疲れが溜まらないように電気治療を施しましたが、疲れた様子は見られないですし、ここまで思惑通りに仕上がってきていると思います」（4/22近況）
＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊~＊
サリオスはこの馬なりに着々と負荷を高めることが出来ているのは○。現段階で約５６０キロなら引き締まっている部類ですし。ここまで攻めを進めることが出来ていれば、次走は安田記念へ向かうと思うので、体調アップと動きの質の向上を図っていってもらえればと思います。
ダイアトニックは前走後、スローな調整が続いていましたが、馬体の張りが戻ってきて馬自身にも活気が漲ってきたのは一安心。脚元は問題なく来ていますし、サリオス同様に次走へ向けての態勢づくりを加速していって欲しいです。
アリーヴォはこの中間からトレッドミルでの運動を開始。まだまだ慎重を期して進めていって欲しいですが、患部は良化傾向。レース当初は少し長引くことを覚悟しましたが、意外にも軽症で済みそうなのは何よりです。
左前脚に疲れが出たラッキーモー。帰厩目前だったので痛い頓挫でしたが、症状自体はそこまで酷いものでなくて良かったです。現在は坂路での乗り込みをスタート。このまま順調に軌道修正していければと思います。
シェダルは春の大目標の１戦へ向け、計画通りに追い切りを消化中。２１日の追い切りでは次走でコンビを組むことになる下原Ｊに感触を確かめてもらっていますが、良いイメージは持ってくれたと思います。あとはオーバーワークに繋がらないように気をつけ、馬体のメンテナンスは念入りにお願いします。
